「エルピス—希望、あるいは災い—」 (C)カンテレ

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「エルピス」“恵那”長澤まさみが心
情を吐露 「このドラマをきっかけに
報道が何か変わればいいなと思う」

 長澤まさみが主演するドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」(カンテレ・フジテレビ系)の第2話が、31日に放送された。
 本作は、スキャンダルによって落ち目となったアナウンサーと、バラエティー番組の若手ディレクターらが、連続殺人事件の冤罪(えんざい)疑惑を追う中で、一度は失った“自分の価値”を取り戻していく姿を描く社会派エンターテインメント。(※以下、ネタバレあり)
 大洋テレビのアナウンサー・浅川恵那(長澤)が、連続殺人事件を独自に調べることを決めた矢先、行方不明になっていた中学2年生の女子生徒が遺体で発見される。
 女子生徒の首には、かつて世間を騒がせた連続殺人事件の被害者と同様の絞められた痕があり、遺体の発見現場も、同じ神奈川県八頭尾山の山中だった。
 そんな中、恵那は、自身が出演する「フライデーボンボン!!」のヘアメークの担当で、当時、犯人として逮捕・起訴された松本良夫死刑囚(片岡正二郎)の自宅に保護されていたチェリーこと大山さくら(三浦透子)から、松本の逮捕当日の話を聞いた。
 そして、チェリーが書きためた裁判記録を基に、松本が殺人を犯したとされる日の足取りを確認すると、検察側のある主張に違和感があることに気付く。
 一方、事の重大さに気づき、一度は真相究明から手を引いた新米ディレクターの岸本拓朗(眞栄田郷敦)だったが、恵那が本格的に動き出したことを知り、自分も手伝いたいと申し出る。
 放送終了後、SNS上には、「長澤まさみが素晴らしい。抑えた話し方と静かな声が、圧倒的な真実味を持って染み込んでくる」「リアルで繊細に描かれている感じが大好き。ふとしたときの違和感をしっかりと描いている」といった感想が集まった。
 また、恵那が松本死刑囚の担当弁護士の木村卓(六角精児)に、「真実のように伝えたことに本当の真実がどれほどあったのかと思うと、苦しくて息が詰まりそうになる」と思いを吐露するシーンが放送された。
 恵那の言葉を暗示するかのように、東京五輪招致時の原発にまつわる映像や、安倍晋三元首相の演説の映像も流され、大きな話題に。
 視聴者からは「このドラマをきっかけに報道が何か変わればいいなと思う」「視聴者にはうそは分かっていたし、伝わっていた。でもこのドラマを見るまで、マスコミ側の人の中にも、テレビの限界をここまでつらいと感じている人がいるとは思わなかった」などのコメントが寄せられた。

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