「ファーストペンギン」(C)日本テレビ

「ファーストペンギン」(C)日本テレビ

「ファーストペンギン」“和佳”奈緒
と“組合長”梅沢富美男が和解の握手
 「視聴者をいらつかせる梅沢氏はさ
すが」

 奈緒が主演するドラマ「ファーストペンギン」(日本テレビ系)の第2話が、12日に放送された。
 本作は、縁もゆかりもない漁業の世界に飛び込んだ若きシングルマザーの岩崎和佳(奈緒)と、彼女と共に改革の荒波にこぎだした漁師たちの奇跡の実話をモデルに描いたリアルサクセスストーリー。 
 和佳は漁協の組合長・杉浦(梅沢富美男)に威勢よくたんかを切ってしまい、漁協だけでなく、漁師たちまで敵に回して孤立していた。
 だが、和佳はめげずに、漁師の片岡洋(堤真一)に「お魚ボックス」の注文が取れたから魚を分けてほしいと頼むが、漁協との約束があるため片岡は魚を譲ってくれなかった。
 さらに杉浦の圧力は、和佳が勤めるホテルにまで及ぶ。和佳は仲居の仕事を辞めざるを得ない状況となり、従業員寮も出て行かなければならなくなった。
 そんな和佳の下へ、追い打ちをかけるように、農林水産省の溝口静(松本若菜)から、直販事業の認定取り消しに向けた動きがあるという電話が入る。
 和佳は立て続けに襲いかかる苦難に心が折れそうになるが、相談相手の琴平祐介(渡辺大知)に背中を押され、“ある秘策”を思い付く。
 放送終了後、SNS上には、「見ていくうちに引き込まれた。社会的メッセージもあって、テンポもいい」「問題発言で炎上していた大臣をうまく利用するところとか、和佳ちゃん賢い」「森下脚本も素晴らしい、漁業の世界を描いているけれど、日本の社会問題の縮図だと感じる」などのコメントが集まった。
 また、物語の終盤に、杉浦は和佳と握手して和解するが、その後、杉浦が他の船団の漁師たちに、「和佳は詐欺師かもしれない」と告げ、不敵な笑みを浮かべるシーンが放送された。
 このシーンについて、「梅沢さんの意地悪じじい役がうまくて笑っちゃう」「組合長の意地悪がひど過ぎて、視聴者をいらつかせる梅沢氏はさすが」「いい味と存在感が面白いと思う。 と言うか、梅沢さんの本職を知らない人が多いんじゃないの?」などのコメントが寄せられた。

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