新書『知られざるヴィジュアル系バンドの世界』

新書『知られざるヴィジュアル系バンドの世界』

音楽ライター・冬将軍による
星海社新書『知られざる
ヴィジュアル系バンドの世界』の
発売が決定!

音楽ライター・冬将軍によるヴィジュアル系バンドの世界を掘り下げた新書『知られざるヴィジュアル系バンドの世界』が、8月23日(火)に星海社より発売されることがわかった。

同書は「ヴィジュアル系とは音楽ジャンルを指す言葉ではない!」と謳われるとおり、日本のロックシーンの発展を支えてきた「ヴィジュアル系」について書かれている。90年代にヴィジュアル系がどう誕生して、多くの人になぜ受け入れられ、なぜ世界がうらやむほどの「ジャパンカルチャー」となったのか? その独自の発展をバンドの世界に留まらず、ファッション、漫画などさまざまな分野を通して辿られた書籍だ。

全304ページにも及ぶ大ボリュームで、BOØWY、BUCK-TICK、SOFT BALLET、D‘ERLANGER、X JAPAN、hide、TOKYO YANKEES、LADIESROOM、ZI:KILL、LUNA SEA、GLAY、黒夢、L’Arc〜en〜Ciel、OPTIC NERVE、DIE IN CRIES、 THE MAD CAPSULE MARKETS、BLOODY IMITATIONSOCIETY、COLOR、かまいたち、BY-SEXUAL、spAde、CRAZE、JUSTY-NASTY、STRAWBERRY FIELDS、SHAZNA、La’cryma Christi、MALICE MIZER、FANATIC◇CRISIS、Janne Da Arc、cali≠gari、PIERROT、DIR EN GREY、MUCC、蜉蝣、メリー、the Underneath など、数多くのアーティストについて、冬将軍が語っているので、ファンならずともこの機会にぜひともチェックしてほしい。

【商品概要】

■書誌情報
星海社新書『知られざるヴィジュアル系バンドの世界』
著者: 冬将軍
ページ数:304ページ
発売日:2022年8月23日(火)※お住まいの地域により発売日は異なります
定価:¥1,210(税込)
販売サイト:https://www.seikaisha.co.jp/information/2022/08/05-post-229.html

■内容紹介
ヴィジュアル系とは音楽ジャンルを指す言葉ではない!
日本のロックシーンは「ヴィジュアル系」を軸に発展してきた、と言い切ってしまっても大袈裟ではない。本書では90年代にヴィジュアル系がどう誕生して、多くの人になぜ受け入れられ、なぜ世界がうらやむほどの「ジャパンカルチャー」となったのか、その独自の発展をバンドの世界に留まらず、ファッション、漫画などさまざまな分野を通して辿っていく。さあ、その深淵の闇へ、共に堕ちていこう!

■著者紹介
冬将軍(ふゆしょうぐん)
音楽ものかき。音楽専門学校での新人開発、音楽事務所やレーベルで音楽制作ディレクターなど、原盤制作、ライブ制作、A&Rなど制作業務に従事。そのほかアーティストマネジメントにも携わる。現在はフリーランスの音楽ライターとして雑誌、Webで活動中。本書は音楽ライターとしての単著デビュー作となる。
Twitter:https://twitter.com/fuyu_showgun
オフィシャルWebサイト:https://fuyu-showgun.net/

■本書目次
はじめに
#1 ヴィジュアル系がカッコ悪かった頃
#2 ファッションで辿るヴィジュアル系黎明期
#3 音楽要素で紐解くヴィジュアル系ロック
#4 サディスティカルでポジティヴなゴシックロック
#5 バクチク現象とヤンキーイズム
#6 東のX、西のCOLOR
#7 1993年「黒服系総洋楽化」インダストリアルな世界
#8 日本で生まれた独自のロック“ミクスチャーロック”
#9 ビーイングのJ-ROCKとBOØWYビートロック神話
#10 “布袋派 vs hide派”に始まった、シグネチャーギター物語
#11 hideとはいったい何者だったのか
#12 あの橋の上で逢いましょう ~バンギャルクロニクル
#13 ヴィジュアル系四天王とヴィジュアル系世紀末
#14 ヴィジュアル系がカッコ悪くなくなった今
おわりに
巻末付録 バンドプロフィール

■本書「はじめに」より ※一部抜粋
「ヴィジュアル系は偏見を持たれたり誤解されることも多い。メインストリームではなく、オタク文化と同様に一部の偏愛嗜好として見られているところもあるだろう。ゆえにヴィジュアル系をまだ知らぬ人にとってはまったく未知の異世界のことなのかもしれない。いや、異世界ではなく、深淵の闇といったほうが正しいか。だが、それがいいところでもある。良くも悪くも、そうした閉塞感があるからこそ、その深淵に堕ちてしまえば居心地の良さを感じることもあるし、「今に見てろ」と野望を抱いている節もある。それは演者はもちろんのこと、そのファンも同じなのである」(本書より)
新書『知られざるヴィジュアル系バンドの世界』
新書『知られざるヴィジュアル系バンドの世界』

OKMusic編集部

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