シルベスター・スタローン主演『ロッ
キーVSドラゴ:ROCKY IV』公開が決定
 『ロッキー4』に42分の未公開映像
を加えて再構築

映画『ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV』が8月19日(金)より、全国の映画館で公開されることが決定した。あわせて、ポスタービジュアルと予告編が解禁されている。
『ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV』は、1985年に公開(日本は1986年)された『ロッキー4』に42分の未公開映像を加え、監督・脚本・主演を務めたスタローンが自らの手で再構築した映画。『ロッキー4』は、スタローン演じるボクサー=ロッキー・バルボアの活躍を描いたシリーズの第四作にあたり、王者アポロ・クリード(カール・ウェザース)との戦いを経てチャンピオンとなったロッキーが、ソ連からの“殺人マシーン”イワン・ドラゴ(ドルフ・ラングレン)と戦う姿を描いている。
シリーズ最大のヒット作である『ロッキー4』に、スタローンは、長い間、自分が理想とする作品に作り直したいという想いを持っていたという。コロナ禍で時間が出来たスタローンは、すべての映像に目を通し、未使用シーン、音声トラック、劇伴にいたるまで何百時間もかけ徹底的に見直し、王者ロッキー、元王者アポロ、殺人マシーン・ドラゴらファイターたちの闘いまでの道のりに焦点を当て、物語を再構築。米国での公開35周年を迎えた2020年、スタローンの76歳の誕生日である7月6日に公開が発表された。
『ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV』は、42分の未公開シーンに加え、4Kデジタルリマスターが施され、ワイドスクリーンと5.1chサラウンドで上映。本国米国では、一晩限りの限定上映だったが、日本では全国の映画館のスクリーンのみで鑑賞が可能とのこと。現在のところ、配信の予定はないという。
スタローンのコメントは以下のとおり。
シルベスター・スタローン(監督・脚本・主演)
ドラマの中身に重点を置きたかったんだ。登場人物の心に注目して、より感情的に、より責任感を持って。何故このシーンを使っていない?当時の俺は何を考えていたんだ?って凹むこともあった。今考えると使うべきシーンは明確だから。当時の自分の人生観に疑問をもったよ(笑)。前の「ロッキー4」を作った頃の俺は、今よりかなり薄っぺらだったんだ。今回、新たに『ロッキーVSドラゴ』として生まれ変わった。タイムマシンに乗るようなこのチャンスを得たことに感謝している。オリジナルが作られてから35年の間に、僕はたくさんのことを経験し、生きてきた。僕は変わったし、映画も変わった。そして、この作品は「ロッキー」に関わった全ての人に敬意を示している。『ロッキー』はCGも特撮も使ってない。それでも『ロッキーVSドラゴ』は一層大きくなった。
オリジナルは1:85だったけど今回はワイドスクリーン。音楽も新たな手法で編集されて、4チャンネルが100チャンネルになったんだ。俺は耳がおかしくなったのか?と信じられないくらいだよ(笑)
『ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV』は8月19日(金)、全国ロードショー。

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