『Tokyo 7th シスターズ』4Uが語る
「4年ぶりの単独ライブと、私達にと
って4Uとは」

Tokyo 7th シスターズ』の4Uが実に四年ぶりの単独ライブツアーを開催する。『4U 2nd Live Tour Daze forU!!』と名付けられたこのライブ、呆然とさせる、驚かせるという意味のスラング「Daze」を関した内容はどのようなものになるのだろうか?今回は佐伯ヒナ役の長縄まりあ、鰐淵エモコ役の吉岡茉祐、九条ウメ役の山下まみの三人に久しぶりのライブについて、そして4Uそのものについて聞いてみた。
■4年間ケンカしなくてよかった(笑)
――4Uの単独ライブとしては、今回2ndライブは約4年ぶりの開催となりますが。
吉岡:年取ったな。って思いますね(笑)。もう無いだろうって思ったタイミングで2ndって言われて「え、本当ですか?」って一瞬ね。あれだけ望んだ事だけどマジで疑いました。
山下:普通の4年よりは、色々あった4年じゃないですか。コロナで空白の時間があったので「あれ?前回何年前だっけ?」っていう所から始まりました。
吉岡:4年って聞いてまたびっくりしたし。
長縄:若かったね。前の自分達。
――最初にお話聞いた時ってどういう感想だったんですか?
吉岡:1秒だけ「え!」ってなりました。その後すぐ「やったー!」って。
山下:やっぱりずっとやりたいっていう野望はあって、もちろんそれは言い続けていたんです。その野望がうっすら消えてた時に急に来たから、喜びもデカかったし「え!」っていうその衝撃は大きかったですね。
長縄:「えー!」ってびっくりしたけど、4年前みんなでやったライブがめちゃくちゃ楽しかったし、リハを含めてみんなと会う時間が私はとても楽しい時間なので「やった!」って気持ちでしたね。何を歌うかとかも練らなきゃ!みたいな。
山下:曲は4年で1曲しか増えてないので(笑)。
――4年ぶりって言葉だけ見ると、海外の大物レベルですよね。
山下:待望の!みたいな(笑)。でもさ、私達この4年ケンカしなくてよかったよね。
吉岡:そうね。仲違いして、なんか雰囲気変わったねとかないもん(笑)。
――コンテンツ自体は止まってた訳ではなかったですもんね。単純に4Uとしての単独がなかったっていうだけで。
山下:そうですね、ゲームの収録も別録りだから、集まれるのってライブしかないんですよね。
――あらためて1stライブは2018年1月21日のZepp Osaka、そして2018年2月3日 のTOKYO DOME CITY HALLでした。あえて今聞く「1stライブの思い出、今残ってるもの」というのを聞いてみたいんですが。
吉岡:いきなりアンコールの話からして申し訳ないですけど(笑)。あの時まだみんなの声が聞けてたので、リアルタイムでみんなからアンコール何やりたい?って聞いたんです、ああいう演出は私達だけだと思いますね。
山下:バンドならではだよね。
吉岡:アンコール曲をあえて決めずに、本番現地でお客さんから募って、これが一番声大きかったからこの曲をもう1回やろうって。
山下:声が色々バラけ過ぎて、何言ってるかわからない!ちょっと待って!って(笑)。
――吉岡さんで言うと大阪は地元でしたが。
吉岡:そうですね。地元の友達がやたら4U好きで、高校の同級生とかライブをわざわざ観に来てくれたりとか。だから今回大阪が無いのめちゃめちゃ悔しがってたんですよ。
――そうですよね。大阪が今回無い。
山下:今回行く札幌民、福岡民は今までお金かけて大阪や東京に来てくれてましたからね、今回はぜひ来て欲しいですね。
――は山下さんの地元ですが。
山下:そうなんです。札幌のライブは静かで有名なんですよ。
長縄:何で?そうなの?
山下:私も札幌に住んでた時にライブとかも行ってましたが、めっちゃ楽しんではいたけど、わー!みたいな派手な盛り上がりってあんまりしてなかったかも。
吉岡:確かにおしとやかなイメージがある。
山下:静かに楽しむ感じなのかなぁ。それをめちゃくちゃにしてやりたいみたいな。声出せないですけどそういう感じにしたいって野望もあるし、やっぱ地元でやれるってテンションが上がるね。
吉岡:気合が入る!
――ちなみにおふたりにお勧めしたいスポットとか食べ物とかありますか?
山下:ラーメン、スープカレー、ジンギスカン、海鮮……それからしめパフェ!「パフェ・デ・ラブソング」っていう曲もあるぐらいだからね。でもラーメンじゃない?札幌と福岡両方でラーメン食べたくない?全然違うよ。
吉岡:確かに!
長縄:味を比べたいね。
山下まみ 撮影:大塚正明
――あらためて前回のライブを観させてもらったんですが、とにかく楽しそうだなって印象でした。今回もその勢いはあるんだろうなって勝手に期待しています。とにかく仲が良さそうだし。
吉岡:4Uのライブ観る人みんなそう言ってくれますね。
山下:おおっぴらにいう事ではないかもしれないんですけど、マジで当日に思いついた事をやったりすることもあるんです。お客さんの雰囲気を感じ取って思いついたことを次の日に反映させたりとかもあるし。それが出来るのってバンドだからっていうのがあると思うんです。そういう部分で「らしさ」が出しやすいから仲の良さも見えてくるのかも。
――ダンスなんかもフォーメーションがきっちり決まっているわけではないんですもんね。あくまで自由というか。
長縄:そうですね、そういうのは無い。
山下:でも私覚えられないからね。
吉岡:そう、自分で決めたのに覚えてないんで。
山下:真ん中にまりあんぬがいるから、真ん中がいなくなる事は無いじゃないですか。ドラムは固定だから(笑)。で、私が移動間違ってもちゃんと反対にまゆしぃが行ってくれるんですよ。
吉岡:空気読んじゃう!
山下:だからうまいバランスになってる。でもまゆしぃがミスした場合はただのミスなんですよ。歌を忘れたとかは己で処理してくれ!(笑)
吉岡:それはねえ……私が謝るしかない(笑)。
長縄:厳しい!
山下:なんかそういう感じで、チームワークが見えてるんじゃないかなって思いますね。
■何かをひとつ作り上げる時にいいチームだと思う
――その仲の良さを踏まえて、あえて今だからこそお互いの印象をちょっと聞いてみたいと思ったんですが。
長縄:本当に最初の頃からふたりの印象は変わってないんですけど、相変わらず猪突猛進というか、最初三人横並びで手を繋いで「やりましょう!」って言ってるのに、両端の二人が走っていっちゃう感じというか。手を繋いだまま引っ張られている感覚が私は楽しいんです。
――付いていくのが心地よいというか。
長縄:ハプニングが起きようがふたりが笑ってるのを見ると、それだけで私はもう幸せなので、全然楽しいですね。
吉岡:一番最初に出た1stの時はまみさんがいない状態で、私とまりあんぬふたりだけのスタートだったんですけど、そこから2ndにかけての4Uの印象って大きく変わって。それって絶対まみさんがメインボーカルとして4Uとはどうあるべきかを示してくれたからだと思うんです。
――たしかにその印象はありますね。
吉岡:それに4Uの核になる部分は、キャラクターのヒナちゃんがリーダーという設定そのままの関係なんですよ。何をどうこねくり回しても真ん中でどしっと構えてくれるまりあんぬがいれば、最終的には絶対落ち着くだろうなっていうのがあるし。まずは思ったこと全部投げてみよう!っていうスタンスが出来上がってるのはこのふたりがいるからだと思っています。
山下:まりあんぬが言ってた話で言うと、私とまゆしぃがどっちかというとわー!って走ってまりあんぬを引っ張ってる感じはあったとしても、最後に転ぶ直前でグッと両手を引っ張って止めてくれるのはまりあんぬなんですよね。最終的判断というか、「それは違う!」とか「めっちゃいい!」とか、そういうポジションをまりあんぬが担ってくれている。基本的にLINEとかで会議してもたぶん聞いてないんですよ、まりあんぬ。
長縄:えー!聞いてるよ!
山下:最終的にまとまったのを、こうだけどどう思う?って言った時に、大事な一手を出してくれるんですよね。途中の話はあんまり聞いてないと思う(笑)。
長縄:速いんだって、ふたりが!凄い速いから!「そうなんだ」って打ってる途中で進んでるの!
――既読だけは付いてるんですね(笑)。
山下:そう、既読は付いてるから読んではいるのがわかるんです。楽器の部分で言うとドラムが一番大変なんで、ドラムがOK出せない事をしてしまうと成り立たない。真ん中にドンって立ってくれてる印象ですね。
――そう考えるといいバランスですね。、本当に。
山下:まゆしぃはまゆしぃで万能なんですよね。私はどちらかというと発案するタイプなので、こんな事をやってみたい!って言い出すのが私。それにまゆしぃが的確な助言を出してくれて、最終的にまりあんぬが「それは変」とか言って来るみたいな(笑)。これはたまたまだと思うんですけど、そもそもの素質的に結構バラけてて、何かをひとつ作り上げる時に結構いいチームだったと思うんです。
長縄まりあ 撮影:大塚正明
■楽屋を見ると性格がわかる
――聞いてる限りバンドで自分の担当してる楽器に近い立ち位置ですよね。曲があって、ベースが形を作っていって、でもドラムが出来ない事は出来ないというか。今度は逆に同じように付き合いが長いそれぞれが担当されているキャラクターの印象をあらためて聞いてみたいんですが。
長縄:長年演じてきていますが、ヒナは……
吉岡:え、ヒナって演じてるの?
長縄:演じてるよ!(笑) でもキャラを作るっていう感じじゃなくて、すっと入ってくるんですよ。いつも笑ってるし、怒らないし、食べてるし。ニコニコしていて可愛いなって思ってますね。
吉岡:みんながまりあんぬに思ってる印象と一緒だよね。
山下:うん、一緒。
長縄:本当?
山下:ヒナが一番謎な部分が多いんですよね、エピソード的に。
長縄:ウメとエモコはよくケンカするんです、ヒナはそれをハラハラしてますけど、どこかそれも楽しいんだろうなって思ってますね。とにかくヒナは笑ってて美味しいものを食べてみんなが笑顔だったらオールOK!みたいなところがあるので、本当に演じていて楽しいので大好きですね。
吉岡:エモコさんは、だんだん可愛くなったなって印象を去年ぐらいまで思ってたんですけど、ついこの間ふたりだけで出たライブの時のシナリオを見ると、凄い初期に戻った感があって、あれ何だったんだろうなって思ったんです。でもなんか、たぶん全然関係ない他のグループの人にウメをいじられるのが嫌だったんだろうなっていう新発見があったんです。
――おお、なるほど。
吉岡:自分がいじるのは全然いいんだけど、そうじゃない人が勝手にやるな!というか。「いや、ウメはうちのだから」っていうか。キッ!ってしてるエモちゃんの新しい表情が見えたのが、ここにきて新しい発見で嬉しかったですね。でも基本ベースは優しいし、ただ口が悪いだけで。
――まあ確かに口は……悪いですね(笑)。
吉岡:語彙力が本当に凄いと思うんです、私も見習いたいぐらい。あのワードがたくさん出てくるのは本当に凄いなと思いますし、どこかでお姉さんでもあり甘えたがりだしっていう女子高生らしい部分とギャップを持った素敵な子だなと思いますね。
山下:ウメちゃんはある意味誰よりも純粋だし素直だよね。ひねくれたこと言ってますけど、言われたままの事を言われたままで受け取ってるから、変なリアクションになる訳で。でも前よりは、確実に自分に自信を持てている。それは4Uとしてふたりがいてくれたという事。ふたりがいてくれて友達いるわって自信が持てたから、違うユニットと絡めるようになってるじゃないですか。
――そうですね。
山下:最初のライブって他のユニットとほぼ絡みがないんですよね。私の中の気持ちとしても、やっぱりライバルポジションだから、他のユニットと交流する事に対してそんなに前のめりではなかったんですよ。でも回を追うごとに少しずつ交流できるようになってきてて。たぶんそれは私の中でウメちゃんが成長していくのを演じながら感じてて、自然とそういう気持ちになってるのかなって思っていて。思春期の成長というか、青春している感じがありますね。
吉岡:エモコさんはウメに友達が出来る事自体はいいと思うんですけど、扱い方だけ気をつけてねって思ってるんですよ。
山下:うんうん、ウメは純粋だから、そのままを受け取ってる姿を見ると、ほっとけないところもあるし。
吉岡:素直に「ちょっと」って言えればいいんですけど、たぶんエモコ的にそうじゃなくて違う言い方をしちゃうから、ケンカになっちゃうし。
――なんか、皆さんのお話を聞いていて、キャラクターと一緒に重ねた年月から生まれてくる捉え方だなって今凄く感動してしまいました。では最後に、今だからこそ言えるぶっちゃけ話!みたいなものがもしあれば。
長縄:あるかな?
山下:楽屋はめちゃくちゃうるさいよね(笑)。
吉岡:誰と一緒だろうが関係なく4Uは4Uでアップするからね。
山下:あと、楽屋見ると性格がわかるね。
吉岡:机の前ね。
山下:私は自分のもの床にも置いてるし、机にも置いてるし、隣の人の机も侵食してるからね。まゆしぃは結構整ってるよね。ここにこれが置いてある必要性みたいなものとかちゃんとわかりやすい感じ。綺麗。
長縄:私は?綺麗じゃない?
吉岡:出てるものは少ないけど雑っていうか。
山下:遠慮がちに汚いみたいな。
長縄:うーん、そうかも(笑)。
――楽屋って性格出ますね。
山下:めちゃくちゃ出ますね。
長縄:まみさんそれホテルから持ってきたの?みたいな(笑)。
山下:スリッパ2個並べてたりね(笑)。グッズもとりあえず開けるから散らばってるんだよね。

吉岡茉祐 撮影:大塚正明

■三人にとって「4U」とは
――では改めて、今回どんなライブにして行くかをお聞かせ下さい。
山下:前回のライブとは環境が変わってしまっていて、場所も違うのでいつも通りの4Uらしさはありつつも、4年の変化を感じさせられるような事はしたいと思っています。さっきも言いましたが、曲は1曲しか増えてないですから。お客さん的には「何やるんだろう?どんな感じなんだろう?前回と一緒なのかな?」って気持ちもあると思うんですよね。でもライブから帰る頃には、「やっぱ4U凄いな!」って思ってもらいたいし、いい意味で裏切りを出したい。こいつらこんな事してくるんだ!っていう感じになってくれたら嬉しいなって思ってるけど、本当に全部できるかわからないから、あんまり言わない方がいいかな(笑)。
吉岡:毎回ライブの時に、私達他のユニットよりも練習日数が圧倒的に少なくて、どちらかと言うと打ち合わせばっかりしてる。
山下:お客さんを入れて完成させていくっていう感じなんですよね。お客さんの反応を見ながら、こここんなに盛り上がってくれるんだ!もっとやっちゃおう!みたいな。ギターソロなんかやってたとして、めっちゃ盛り上がってる!めっちゃ人集まってる!しゃがんでみよう!みたいな。セッションなんですよね。
長縄:セッション!カッコイイ!
山下:もちろん練習もしますし準備もしますけど、どっちかって言うと、持てるもの全ての技術を持ってそちらにお伺いしますので、お客様の対応とセッションさせていただきます!みたいな感覚ですね。
吉岡:まさに4人目のメンバーさんですよね。
山下:お客さんという4人目のメンバーを入れた時にどういうものが生まれるか。何が起こっても対応できるように予備の何かをいっぱい持って挑もう!みたいな気持ちです。
長縄:いつもライブの1回目終わった後は作戦会議が始まるんです。思ってたよりこっちじゃなかったね、こっちでいこう!みたいな感じで。
山下:違いを見て欲しいですね。札幌、福岡、東京。それぞれで生まれるセッションやグルーブや笑いが絶対あるようにはしたい、そこは意識してるんです。大きく最初と最後で差が出るのはそれはプロとしてはダメだから、同じ中身だったとしてもこねくり回し方を変えていきたいっていう感じですね。札幌では札幌でしか絶対に味わえないものを提供できると思うし、福岡は福岡で細かいところもレベルアップさせて成長させていくっていう感じなので、全部見て欲しいですね。全部見られる事を想定してうちらはやってるので。
――三都市参加する人もいると思いますしね。
山下:これだけは断言するんですけど、全部のライブが同じものになるということは絶対にないです。それはセトリにしてもそうですし、歌う箇所にしてもそうですし。全通の人意識してますから。
――本当にあり方もマインドもバンド的だなって思いました。ここまで3人とも挑み方や考え方がバンドだと気持ちいいというか。
吉岡:この3人だからだと思います。
山下:株式会社DONUTSさんのキャスティング力!(笑) 本当に感謝しかないですもん。ひとり違ってたら絶対違っているし。
――では最後になりますが、3人それぞれにとって、「4Uとは何か?」を教えてください。
長縄:深いなあ……! ただただ私は楽しいです。本当にリハーサルも含めて、セトリどうする?とか、歌い分けをどうする?とか。みんなで相談してる時間すらも楽しくて、全部が本当に楽しいんですよね。嫌だなって思う事が一切なくて、ずっとずっと楽しいから「私にとって、4Uは楽しい!」ですね。
山下:「私にとって、4Uは部活!」ですかね。部活って人それぞれ重きが違くて、将来に繋がるとか関係なくめちゃくちゃ死ぬほど頑張る人もいるし、なんとなく楽しいからやってるっていう人もいるし、将来こうしたいからやってるっていう人も色々いると思うんです。
――そうですね。
山下:私はどちらかと言うと、この先どんな展開で何か起こるかは分らないけど、なんかめちゃくちゃ頑張れるしめちゃくちゃ頑張ってるみたいな、それの行動自体が青春してるみたいな感じがあって。大人になるとなかなか好きとか楽しいだけで頑張れるかって言われると結構難しくなってくると思うんですよ。お金がないと生活もできないですし(笑)、いろんな制限があったり、自分なりの目標や狙いがあったり、そことのバランスを考えながら、上手く塩梅とってやっていかなくてはいけなくてというか。どうしても取捨選択しなくちゃいけなくなってくる。
――それはそうですよね。年を取ってくると時間が有限だというのを嫌でも実感しますしね。
山下:無我夢中でどうなるかわからないけど、とにかく頑張るんだって言うか、無駄な努力も含まれてるかもしれないけど、それでも打ち込めるものに大人になってから出逢ったのは珍しいと思ってるです。特に4Uの活動は結構そんな感じかなって思いますね。何かがあるから頑張れるじゃなくて、頑張りたいから頑張ってる! というか。
吉岡:「私にとって4Uとは、作る面白さを教えてくれた場所」ですね。
山下:いいじゃん、脚本家っぽいよ(笑)。
吉岡:脚本担当としても活動させてもらってるんですけど、自分から発案して、それを実践してみるというきっかけって結構ナナシス関係の事が多いんですよ。私にとってライブでの立ち位置とかスタンスとか、ライブの作り方みたいなのを試させてくれた場所でもあるので。今の私を作り上げるにおいても、このナナシスのライブが無かったら今こうなっていし、言われたことをただやってください、じゃなくて、自分だったらこうするっていう考えを、ちゃんと持ち込めるようにさせてくれた事には凄く感謝してますね。ありがたい環境でこの7~8年ぐらいやらせてもらえたのは感じていますね。
――ありがとうございます。ライブも絶対楽しいものになりそうですね。
山下:楽しいものにはなりますよ、なぜなら私達が楽しいので!
レポート=加東岳史 撮影:大塚正明

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