ROUND毎に様々な想いが込められたパフォーマンス衣装。
ディレクターのTWIGGZ "JUN"の解説を掲載する連載第10弾。
今回はROUND.10の衣装について解説していただきました。
ROUND.10 『SHINOBI SLAYER』
【DIRECTOR : TWIGGZ "JUN"】
当初は、作品のテーマとして「侍 vs 忍者」のイメージが強かったのですが、作品を創り上げていく最中に、やはり「侍」が難しい題材であることに苦戦し、最終的にには、「忍者 vs 忍者」ではあるけれど、どこか近未来的な、アメリカのスーパーヒーロー映画『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』のような、SF要素が見えるような世界観を魅せたかったので、担当のMASATO氏とも何度も話し合い、あえてこのようなイメージで衣装も作りました。
忍者ではあるけれど、王道の"THE 忍者"ではないような、微妙なラインを狙った衣装となり、MASATO氏には、本番当日まで衣装の最終調整をして頂きながら臨んだ作品でした。
結果、白い着物にゴールドの差し色と背中のレイザーズのロゴも綺麗に映え、黒い着物は光の加減で動きがよく見えるベロア生地で、「忍者 vs 忍者」の互いのイメージをより異なるものにでき、全体的に、忍者と分かるけれど、どこか忍者っぽくないような衣装ができたと思います。
【DESIGNER:MASATO氏】
初の和物衣装ということで、気合いを入れて早目に色々用意をしていたのですが、他のチームで先に使用されてしまった物や、ストーリー上の変更などが重なり、レイザーズ衣装的最大のピンチな回でした。
グレーの着物は当初メインで使用する予定だったので、暗闇でもしっかり動きが見えるよう光沢のある生地をチョイスしました。
白の着物は裸に着流しで薄い生地を重ねてロングコートのように製作していたものを急遽忍者仕様に作り変えました。
部分的にゴールドで装飾して衣装感を加えていきました。
背中にはオリジナルの家紋をそれぞれプリントしています。
かなりギリギリまで作業していたので、衣装を着て踊り込める時間があまり無かった中、素晴らしいパフォーマンスをしてくれたメンバーの勇姿にとても感動しました!
次回はROUND.11のパフォーマンス衣装を解説します。
お楽しみに!
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