中村勘九郎が花總まり、古川雄大らと
進化型エンタメ演劇に挑む スペクタ
クルリーディング『バイオーム』の上
演が決定

2022年6月8日(水)~12日(日)東京建物 Brillia HALLにて、スペクタクルリーディング『バイオーム』が上演されることが決定した。
この度、中村勘九郎が主演を務め、演劇界を牽引する俳優達と初タッグを組み、進化型エンターテインメント演劇をおくる。本公演は、宝塚歌劇団で心に残る数々の名作を手掛けてきた上田久美子による書下ろし戯曲となり、『麒麟がくる』『精霊の守り人』の一色隆司が演出を行う。
仮想現実は進化を遂げVRテクノロジーで人間の知覚とその延長にある身体的現実を拡張し始めている昨今。本企画は、確固たる脚本をもとに、朗読劇としてスタートし、VR/ARなどのテクノロジーを駆使し、俳優とバーチャルテクノロジーの間に作り出される関係性を重視しながら、五感で体感していくサイトスペシフィック演劇へと進化するそうだ。
First Stageとして、2022年に脚本を開発し朗読劇を、そして、Second Stageとして戯曲にふさわしいロケ地で、サイトスペシフィック公演体験型演劇を行う。
(左から)中村勘九郎、花總まり、古川雄大、野添義弘、安藤聖、成河、麻実れい
スペクタクルリーディング『バイオーム』の出演者は、中村勘九郎に加え、花總まり、古川雄大、野添義弘、安藤聖、成河、麻実れい。それぞれが1人2役を演じる。
【あらすじ】
その家の男の子はいつも夜の庭に抜け出し、大きなクロマツの下で待っていた。フクロウの声を聴くために…。
男の子ルイの父に家族を顧みるいとまはなく、心のバランスを欠いた母は怪しげなセラピーに逃避して、息子の問題行動の奥深くにある何かには気づかない。
政治家一族の家長としてルイを抑圧する祖父、いわくありげな老家政婦、その息子の庭師。
力を持つことに腐心する人間たちの様々な思惑がうずまく庭で、古いクロマツの樹下に、ルイは聴く。
悩み続ける人間たちの恐ろしい声と、それを見下ろす木々や鳥の、もう一つの話し声を…。

演出・一色隆司 コメント
人間が人間たる理由…そんなことを考えてしまう作品と巡り会えました。スペクタクルリーディングというなんだかすごい響きと「バイオーム」というタイトル…すべてが心の中で一つになった時、私たちはいつもとはちょっと違った目線で自分たちを顧みることができるようになるかもしれません。
朗読劇という枠を越えて、上田久美子さんが創造してくださった壮大なスケール感と、物語の深みと、そして、様々な人間の思いが、舞台という空間をも越えて皆さんに心に響きますように…そんな素敵な体験ができる作品を、素晴らしいキャスティングと一緒に目指しています。
21世紀の今、本当の自由とは何か…そんなことに思いを馳せながら…

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