鈴木鈴木「春空」の歌詞の意味は?卒業をテーマにしたバラードを考察!

鈴木鈴木「春空」の歌詞の意味は?卒業をテーマにしたバラードを考察!

鈴木鈴木「春空」の歌詞の意味は?卒
業をテーマにしたバラードを考察!

鈴木鈴木「春空」は「卒業・出逢い・別れ」がテーマ

▲鈴木鈴木-春空【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
TikTokなどのSNSを中心に話題のアーティスト・鈴木鈴木が、2022年2月28日に新曲『春空』を配信リリースしました。
リリース時の鈴木鈴木のコメントによると、『春空』の楽曲のテーマは「卒業・出逢い・別れ」とのこと。
2人の優しいハーモニーが響くバラードに仕上がっており、YouTubeのMVコメント欄には「切ない」「泣ける」との声も多数寄せられています。
出会いと別れの季節にぴったりな楽曲、『春空』の歌詞の意味を考察していきましょう。
春空 歌詞 「鈴木鈴木」
https://utaten.com/lyric/mi22022103
チャイムの音や誰かが泣いている様子から、卒業式当日の景色が目に浮かぶようです。
「見えなかった今日」とは「学生生活が終わる日」を表しており、学生生活が永遠に続くように感じていたことを示しているのではないでしょうか。
春空 歌詞 「鈴木鈴木」
https://utaten.com/lyric/mi22022103
「くしゃくしゃのノート」は、何回も文字を書いては消したことを想像させます。
主人公は何度も迷った末に、今抱いている夢を追いかけると決めたのでしょう。
「卒業」は今の環境から離れると同時に、新しい道へ進むための1歩でもあります。
新生活への期待と不安が入り交じった、主人公の心情が伝わってくるようですね。
歌詞には主人公の寂しさと決意が込められている?
鈴木鈴木のコメントによれば、『春空』の主人公は卒業を機に地元を離れ、東京で新生活を始めるシチュエーションなのだそう。
地元に残る友人と遠く離れてしまうことが分かると、主人公の別れを惜しむ心情がより伝わってくるのではないでしょうか。
春空 歌詞 「鈴木鈴木」
https://utaten.com/lyric/mi22022103
サビの「泣いて笑って怒った日々」「振られて励まし合った夜」からは、主人公が学生生活を振り返っていることが想像できます。
そんな学生生活を共に過ごした「君」へ、「僕」は感謝の気持ちを伝えているのでしょう。
「“いつか”なんてまだ言わないよ」、「さようなら」ではなく「またね」の言葉からは、卒業しても繋がっていたいという気持ちが感じられます。
春空 歌詞 「鈴木鈴木」
https://utaten.com/lyric/mi22022103
「エンドロール」は物語のラストに流れるもの。
「エンドロールの無いドラマ」の歌詞からも、主人公が「君と過ごす日々がずっと続いてほしい」と願っていると解釈できそうです。
春空 歌詞 「鈴木鈴木」
https://utaten.com/lyric/mi22022103
歌詞中の「ブレーザー」は、NIKEから発売されている人気のスニーカー。
鈴木鈴木の『海のリビング』でも「お気にのAir Force」の歌詞がありましたが、今回も固有名詞が登場することで、聴き手が自分自身と重ねやすくなっているように思います。
靴は毎日履いていれば色褪せてしまうし、入学時の背丈に合わせて作ったズボンは卒業時には短くなってしまうでしょう。
それだけ長い月日が経過したことが伝わってくる歌詞ですね。
春空 歌詞 「鈴木鈴木」
https://utaten.com/lyric/mi22022103
「散った色」とは、学生生活での思い出や経験を表しているのかもしれません。
過去を振り返ってみれば楽しいことばかりではなく、辛いことも1度や2度はあったでしょう。
そんな苦しい経験を乗り越えてこそ、人は強くなっていくもの。
「現在の自分が生まれた」の歌詞は「夢に向かって前に進む」という主人公の意志を表現しているようにも思えます。
「1人でも怖くないから」と告げた主人公の心情は?
春空 歌詞 「鈴木鈴木」
https://utaten.com/lyric/mi22022103
続く歌詞からは、何気なく過ごした廊下や教室を心に留めようとしている主人公の姿が浮かびます。
学生と言えば「青春時代」と呼ばれることも多いもの。
「青い空」とは、まさに「青春」を表しているのかもしれません。
春空 歌詞 「鈴木鈴木」
https://utaten.com/lyric/mi22022103
『春空』の歌詞で特に印象的なのは、ラストの「最後のウソツキ」というフレーズ。
主人公は慣れない東京での新生活に不安でいっぱいで、本当は「頼りにしてきた友人がそばにいてくれたら」と思っているのでしょう。
しかし「君」を心配させないようにと、強がって「1人でも怖くないから」と告げていると解釈できます。
最後の日だからこそ、お互い笑って別れようとする主人公の優しさが伝わってくるようですね。
季節を感じる名曲がまた1つ誕生
鈴木鈴木の卒業ソング『春空』の歌詞の意味を考察しました。
「チャイム」「廊下」「教室」など学生生活を連想させる言葉が多く登場しており、自身の学生生活と重ねて聴いてしまう方も多いのではないでしょうか。
夏の『海のリビング』、冬の『ホワイトキス』とあわせて、季節を感じられる鈴木鈴木の名曲がまた1つ誕生したように思います。
進学・就職・転勤などで新しい地へ向かう人も多い春、『春空』を聴いて新生活へのエールをもらってはいかがでしょうか。

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