楊琳「劇団員一同、一丸となって邁進
して参ります」~OSK日本歌劇団創立
100周年記念公演『レビュー 春のおど
り』新橋演舞場にて開幕 

2022年3月25日(金)新橋演舞場にて、OSK日本歌劇団創立100周年記念公演『レビュー春のおどり』が開幕した。初日を前にOSK日本歌劇団トップスター・楊琳による囲み取材が行われ、オフィシャルよりコメント&写真が届いた。
1922(大正11)年に誕生した OSK日本歌劇団は、本年、劇団創立100周年を迎えた。2月の大阪松竹座公演に続き、この度、東京で記念公演を上演。
第1部は、3人の舞踊家が史上初めて共同で演出する『光』。100周年だからこそ実現した特別な和のレビューとなっている。第2部は、100年間紡いできた煌びやかなOSKレビューを象徴する『INFINITY』。受け継がれてきたOSKの名曲たちを華やかにおくる。
2月5日(土)~2月20日(日)まで大阪松竹座にて開催された本作。OSK日本歌劇団トップスター・楊琳は大阪公演について、「皆様ご存知の通り大阪公演は公演日数が短くなってしまったのですが、お客様からは『待ってました!』という温かくも熱気に満ちたお言葉をたくさんいただきました。私たち劇団員も100周年、そして素晴らしいこの作品をお客様にお届けできるという喜びが大きく、本当に大きな感動に包まれた初日を迎えることができました」と感想を述べる。
続いて、100周年ということを劇団員の皆さんはどう受け止めているのかと聞かれると、「100周年を迎えられてこうして公演をできることを、皆心から喜んでいます。『春のおどり』は OSKにとってもファンの方にとっても年に一度のお祭りなので、『100周年だから!』というのではなく、そのお祭りの中に100周年を入れ込んで作品を創り上げています。作品と向き合う想いは100周年でもそうでなくてもいつも一緒で、モチベーション高く日々技術を磨いてくれています」とコメント。
改めて100年の歴史を感じる瞬間は、と問われると「公演の最後に昭和5年から歌い継がれている『桜咲く国』を歌わせていただいていているのですが、以前SKD(松竹歌劇団)のOGの方に『ありがとう、まさか咲く国をまた東京で聴けるなんて』と言っていただいて。その時に本当に歴史ある曲なんだと思いました。なので今も『桜咲く国』を歌わせていただくときはその歴史を感じています」と言い、「これから先もこの『桜咲く国』を歌い継いでいけるよう、がんばりたい」と告げた。
また、公演の1番の見どころや好きな場面について聞かれると「本当に素晴らしい作品なので、ここ! と選ぶのが難しくて……(笑)。強いて言えば、1部の最後の、尾上菊之丞先生がご担当してくださった“光の巻”が、とても前衛的というかこれまでにない作品になっているのでぜひ注目していただきたいです」とコメント。
そして楊琳は、「OSK日本歌劇団創立100周年ということで、この素晴らしい年に東京でたくさんのお客様の前で公演をさせていただけることが本当に嬉しいです。この100周年を機にたくさんの方にOSKを知っていただきたいと思っています。また、今回の『レビュー 春のおどり』も本当に素晴らしい作品に仕上がっており、最高のレビューを皆様にお届けできるよう、劇団員一同、一丸となって邁進して参りますので、千穐楽の27日までどうぞよろしくお願いいたします」とOSK、公演についてアピールした。
新橋演舞場での公演は、3月27日(日)まで上演される。

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