DJ/ビートメイカー・IRONSTONE、初
のソロ作品リリース 客演にKMC、RH
YDA、愛染 eyezenら参加
【IRONSTONE『LET THE DOG IN THE HOUSE, LET THE HUMAN DIE OUTSIDE』アルバム紹介文】
ハードコア・バンドのギタリストとしてキャリアをスタート、現在も複数のバンドでギターを弾くIRONSTONEは、コロナ禍以降に本格的にビート・メイクに取り組み始めたという。特定の音楽の領域に留まらず活動してきた彼らしい面々と共同制作しているのも重要なポイントだ。
例えば、DJ/ビートメイカー、AIWABEATZとの共作“∞”(インフィニティ)はニューエイジ・ミーツ・ドリルとでも形容したくなる。さらに、ベース・ミュージックやトロピカルなサウンドと日本語のラップの混合に挑戦し続けるラッパー、RHYDAとの“anmo”は、パーカッションや打楽器、または“和”のテイストを加え、“お祭り男”の個性を上手く引き出している。もうひとつだけ例を挙げるとすれば、ラッパー、愛染 eyezenとの“HYPER BURN”では、定番リディムの“Sleng Teng” を用いたドリルを展開する。
このように、異なる作風の楽曲が並ぶ本作は、高田馬場にあるクリエイティブレストラン「九州珠-KUSUDAMA-」が2021年後半に始動させたばかりの音楽レーベ「HOODISH RECORDINGS」からリリースされる。そして、レーベル第一弾作品を発表した MaL が今回の作品の制作にも携わる。すなわち、IRONSTONE のユニークなデビュー作は、ドリル/トラップ、日本語ラップ、ベース・ミュージックの交点であり、また、場と場、人と人が繋がっていくクラブ・カルチャーやパーティーの現場のいまを伝えてもいるのだ。(二木信/音楽ライター)
IRONSTONE 『LET THE DOG IN THE HOUSE, LET THE HUMAN DIE OUTSIDE』
Label:HOODISH RECORDINGS
Tracklist:
1. INTRO -Let The Dog In The House, Let The Human Die Outside-
2. WTT (feat. BDR)
3. INSIDE OUT (feat. 東金B¥PASS)
4. ∞ (feat. AIWABEATZ)
5. XXX呼んでDRILL -MaL's Masking Dub- (feat. KMC)
6. HYPER BURN (feat. 愛染 eyezen)
7. Super Shining Stone (feat. Eclipse Sound System)
8. anmo (feat. RHYDA)
9. OUTRO -DOG RUN-
10. CURSE (feat. CHEN THE PHARAOH)
■IRONSTONE: Twitter(https://twitter.com/HellzavielerJP) / Instagram(https://www.instagram.com/ironstone200000/)
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