長江崚行・眞嶋秀斗ら出演者のコメン
ト&舞台写真が到着 舞台『アーモン
ド』が開幕
舞台『アーモンド』A回 舞台写真
【あらすじ】
怪物と呼ばれた少年が、愛によって生まれ変わるまで――。
感情を司る脳の部位、偏桃体(形状が似ていることから、原作内ではアーモンドと表現される)が人より小さく、怒りや恐怖といった感情をうまく感じることができない十六歳の高校生、ユンジェ(Wキャスト:⻑江崚行/眞嶋秀斗)。祖母(伊藤裕一)は彼を“かわいい怪物”と呼んだ。母親(智順)は感情がわからない息子に「喜」「怒」「哀」「楽」「愛」「悪」「欲」などの感情を丸暗記させることで、なんとかユンジェを“普通の子”に見えるようにと訓練してきた。
そんな彼は、十五歳の誕生日に、目の前で祖母と母親が通り魔に襲われ死傷したときも、ただ黙ってその光景を見つめているだけだった。事件によって母親は植物状態になり、ユンジェはひとりぼっちに。
そんなとき現れた、もう一人の“怪物”ゴニ(Wキャスト:⻑江崚行/眞嶋秀斗)。激しい感情をもつその少年との出会いは、ユンジェの人生を大きく変えていく――。
舞台『アーモンド』B回 舞台写真
今できることを全力で努めつつ、見に来てくださる皆様に、大きな意味で楽しんでもらえるように頑張りたいです。
緊張と不安を楽しんで乗りこなしたいです。よろしくお願いします!
今回、2役を回替わりで演じます。生演奏の楽器もチェロとバイオリンで替わるので、どちらの回も、『アーモンド』の世界をしっかり面白くお届けできるよう頑張ります。
小説を読んだ時から、この物語がどのような舞台になるのかとても楽しみにしていました。
稽古を重ねるうち、小説では見えなかったもの、また生身の人間が演じるからこそ見えてくるものがありました。
小説を読んだ方も読んでいない方もきっと何か“感じる”ものがあると思います。
ぜひ劇場で堪能していただければ幸いです。
舞台版の魅力は、様々な事象が二重写しになっていることだと思います。
ある時は、Aに見えていたものが、ひょっとしたらBなのではないか?いや、そのどちらも混在しているのだと、あらゆる場面で気がつかれると思います。
俳優としてこの複数のレイヤーを同時進行させることはとても難しいことですが、抗酸化作用のあるこの作品が、必ずや皆様の心の健康を維持してくれることと思います。
こうして無事に初日を迎えることができ、お客様にこの作品をお届けできることを心から嬉しく思います!
感情を感じられないユンジェが愛を知っていく、その一つひとつの過程が、音楽・振付・舞台装置、全てを通して瑞々しく感じていただけると思います。
千秋楽まで無事に駆け抜けられることを祈りながら、この作品のメッセージをお客様にお届けできますよう、精一杯努めてまいります!
劇場で、お待ちしております!
それくらい今はさまざまな条件に恵まれないと難しい状況です。
とはいえわたしたちは、少し遅れたとはいえ初日を迎えられた「恵まれたカンパニー」なのですから、
この恵みを客席の皆さんと分かち合いながら、なんとか最後までやり遂げたいと願っています。
SPICE
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