メディアミックス企画「HIGH CARD」
TVアニメが23年放送決定 ティザービ
ジュアル、PVなど公開

(c)TMS/HIGH CARD Project KADOKAWA、トムス・エンタテインメント、サミー株式会社によるメディアミックスプロジェクト「HIGH CARD」のテレビアニメ版が、2023年に放送されることが決定した。アニメ版メインスタッフの陣容やティザービジュアル、ティザープロモーションビデオなども公開されている。
 「HIGH CARD」は、「賭ケグルイ」で知られる漫画家の河本ほむら氏、「賭ケグルイ」のノベライズを担当した武野光氏、トムス・エンタテインメントが原作を務め、「トランプ×異能力バトルアクション」をテーマに掲げるプロジェクト。北大西洋の島国・フォーランド王国を舞台に、52枚の「エクスプレイングカード」から人智を超えた異能力を授かった適合者「プレイヤー」による集団「ハイカード」が、王国中に散らばったカードを回収すべく危険なミッションに挑む姿を描く。アニメ版ではハイカードのメンバーが、高級自動車メーカー・ピノクルの社員という表の顔を利用しながら、悪名高いマフィア・クロンダイクファミリーと、ピノクルを打ち負かすことに執念を燃やすライバルメーカーのフーズフーとし烈なカード争奪戦を繰り広げていく。
 メインスタッフは、監督に「長門有希ちゃんの消失」「サクガン」の和田純一を迎え、キャラクターデザインを「ギヴン」で作画監督を務めた河野のぞみが務める。脚本は「京都寺町三条のホームズ」の山下憲一、「カードファイト!! ヴァンガード」シリーズの犬飼和彦、「サクガン」の永井真吾が担当する。アニメーション制作は「潔癖男子!青山くん」のスタジオ雲雀が行う。
 ティザービジュアルは河野による描き下ろし。第5のメンバーとして新たにスカウトされたフィン・オールドマン(CV:佐藤元)を加えたハイカードの5人が、任務に赴(おもむ)く様子が描かれている。ティザーPVは、同作の世界観をまとめた映像となっている。
 そのほか、ドラマCD「HIGH CARD DRAMA CD Volume 2」の制作も決定した。詳細は、公式サイトや公式SNSで発表される。フィンに加え、クリス・レッドグレイヴ増田俊樹)、レオ・コンスタンティン・ピノクル(堀江瞬)が登場する第1弾「HIGH CARD DRAMA CD Volume 1」は2750円で発売中。
 以下に和田監督と河野からのコメントを掲載する。
【和田純一(監督)】
「ハイカード」に誘っていただいた際、TMSのプロデューサーから渡されたPDF。
それは200ページを優に超える原案設定書で、その分厚さとビッシリ埋められた文字列に多少ひいたのを覚えています。
関係者に怒られるのを覚悟で言えば、その設定書は決してスマートに纏まったモノではなく、もうちょっと上手い作り方があったのではとも思いますが、しかし同時にむせぶほどの「想い」が詰まったモノでした。
そして、ハイカードに参加させていただく旨を連絡しました。
私はそういった「想い」のようなものは必ず、作品の血肉になると信じています。
ですから、このハイカードも必ず血の通ったおもしろい作品になります!
今日も、スマートでカッコ良いカーディーラーを舞台とした当作品を、スマートでもカッコ良くもない、泥臭く不器用な面子で頑張ってつくっております。
お楽しみに。
【河野のぞみ(キャラクターデザイン)】
企画を聞いた時から少しだけでも関わらせてもらえないかな……と思っていたところ、まさかこんな形で関わらせていただけるとは思わず恐れ多くも、とても光栄です。
えびもさんのデザインされた魅力的なキャラクターたちをアニメとしてどこまでオシャレにかっこよくデザインできるか試行錯誤の日々ですが、スタッフ一同楽しく制作しておりますので、どうかフィンやハイカードの面々の織りなす物語を楽しみにしていてください。

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