中村冬香(コンビニ推進アイドル(仮)
) 、生誕祭で号泣。アイドル(中村冬
香)の本心が見えた嬉し涙の一夜!!!!
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ライブは、お馴染みコンビニ推進アイドル(仮)のテーマ曲であり1stシングルの「僕のヒーロー」に乗せてスタート。この日のワンマン公演は、メンバーらの攻めた感情を形にした赤い衣装姿。たとえポップで軽やか、爽やかな風を吹かす楽曲だろうと、彼女たちは詰めかけた観客を呑み込むような勢いで強気に歌やパフォーマンスを届けていた。勢いに負けまいと、フロア中の人たちも熱い手拍子や手にしたペンライトを振り続ける。この日のフロアには、中村冬香担当カラーの紫の光が多く揺れていた。
この日は、中村冬香がセンター。自己紹介の時点で、中村冬香は涙ぐむ…いや、すでに涙を零していた。その気持ちも納得だ。この日はフロア中を埋めつくす人たちが足を運べば、紫の光が数多く波打っていたんだもの。
涙が流れたその先に生まれるのが、七色の虹。7人はキラキラと輝きを放つ楽曲に乗せ、笑顔を浮かべ歌っていた。彼女たち自身が虹を形成する一つ一つの異なる輝き。フロアにも「七色の虹」の歌に合わせ、紫を中心にしながらも色とりどりのペンライトの光が揺れていた。みんなで一緒に、この会場に作り上げるその輝きが、きっとメンバーたちの目には眩しいカラフルな光の虹として映っていたに違いない。
披露した「梅見月夜」は、2月に行なった絃ユリナの生誕祭で初披露したばかりの新曲。和要素を魅力にした艶やかな楽曲だ。メンバーたちは手にした扇子を艶やかに振りながら、美しい舞いを見せていた。これまでのコンビニ推進アイドル(仮)にはなかった和心抱いた扇子曲がメニューに加わったことで、ライブという場に、より華やかさが加わった。
余談だが、この曲の前に中村冬香が、突然MCを始めた。それは本人の勘違いによるものだが、メンバーいわく「この日の主役の言うことが絶対だから」や「お水飲みたかったから」と巧みにフォローしてゆくところはさすがのチームワークだ。
「次は、前向きになれる曲です」(中村冬香)の言葉に続いて謡ったのが、城内彩花の歌いだしから始まった「暁の空」。刹那ロマンチックな楽曲は、歌が進むにつれ、未来を目指して走りだす気持ちへ導かれるように輝きと躍動を増してゆく。メンバーたちは舞台の上を駆けながら、沸き立つ熱情を会場中の人たちの胸に響かせるように歌っていた。落ちサビで、フロア中からたくさんのカラフルな光がメンバーらへ向かって捧げられる光景も、印象深い場面として見えていた。
「ヤバヤバヤバ ヤバいバル」と歌いだす「ヤバいバル」は、アイドルの世界でサバイバルしてゆくうえでのいろんな気持ちを届ける歌。もちろん、彼女たち自身はこの世界でサバイブしようと頑張っている。その当人らが皮肉も少し込めたこの歌を力強く歌うからこそ、「なんとしても生き残れ」と歌う歌詞に込めた勝ち残る強い意思にもリアリティが増してゆく。間奏の凛々しいパフォーマンスも、この曲の見どころだ。
城内彩花の感情振り乱す力強い歌声から幕開けたのが、「Chase the future」。観客たちもヘドバンしたくなるこの曲は、コンビニ推進アイドル(仮)の中でも1-2位を争うラウドでエレクトロな楽曲。歌詞には、この世界で勝ち残るうえで自分たちが胸に抱いている戦う意思が記されている。メンバー自身も、激しい楽曲へ気持ちを押されるように、沸き立つ本音の感情を思いきりぶつけていた。
激しい楽曲を披露し終え、メンバーたちも汗だくである。中村冬香は「お腹空いたからちょっと食べてきていい?」と、一人楽屋へ。残ったメンバーたちは、先に歌った激しいナンバーの連打についての感想を述べていた。
「19歳の冬香ちゃんも好きでいてください」(中村冬香)と口にしたあとに歌ったのが、HoneyWorksの「誇り高きアイドル」。この日披露した2曲から見えてきたのが、中村冬香がプライベートで好んでいる音楽的な傾向。「誇り高きアイドル」では、自身の気持ちと歌詞に綴られたアイドルの心境を重ねあわせ歌唱。この曲を通し、中村冬香自身のアイドルとしての矜持を伝えられた気持ちでもいた。歌詞の一節ではないが、「誇り高きアイドル、めざそうぜ!」。
彼女たちはペンライトの代わりに、タオルを手にしだした。歌ったのが、みんなで手にしたタオルを振り回し、熱狂の風をフロア中に巻き起こす「タオルマワセ」。メンバーたちの歌う「タオルまわせ」の声を受け、フロア中でもタオルやペンライトがくるくるまわっていた。
夏を舞台にした熱狂ソングを通して場内に作りあげたみんなではしゃぐ様こそ、まさに「とびきりハッピーライフ」。流れだしたトロピカルなリズムに乗せ、ようやく春めいたこの季節の中、コンビニ推進アイドル(仮)はひと足早く春を通り越し、ここに夏を連れてきた。サマーソングの3連打も、パーティームードを作りあげる嬉しい組み合わせだ。
この熱気をさらに膨らませるように、コンビニ推進アイドル(仮)はファン人気No.1のキラキラソング「ZQDQ」を歌唱。メンバーらの愛らしい姿に、フロア中の人たちもズッキュンドキュンとハートを射抜かれていた。舞台上のメンバーたちのアイドルらしい可愛らしさを振りまいた姿、ずっと熱い視線を向けながら見つめてたい。
表情は一変。メンバーみずからヘドバンし、フロア中の人たちを熱狂の世界へ連れだす「revelation」の登場だ。彼女たちの挑発するような凛々しい歌声が気持ちを熱くする。このまま、みんなの気持ちが一つになった「最高の景色」を作りあげようか。
生誕祭と言えば、やはり最後はこの歌だ。メンバーやグループの生誕祭のときに歌われる「Birthday」。この日は特別バージョンの「Birthday(雪に咲く花)」として披露。メンバーみんなで手を繫ぎ、歌詞が少し違う「」には”冬の寒さ”や”雪”など、中村冬香がイメージするキーワードが散りばめられている。この曲にも一緒に未来へ歩み続けようという、今のコンビニ推進アイドル(仮)としての想いを届けてくれた。途中には、主役の中村冬香のためにプレゼントを手渡す場面も。メンバーどうしの微笑ましい姿を見るたびに心がほっこりする。生誕祭だからこそ見れる、仲間を祝福する無邪気な姿を見たくて、また、コンビニ推進アイドル(仮)の生誕祭に足を運びたくなる。
「ありがとうございます、何から何まで。序盤から泣いてしまって。人生でこんなにたくさんの方にお誕生日を祝ってもらえることはないくらい、みんなに出会えたことが奇跡だと思います。出会ってくれてありがとうございます。みんなが大好きです。絶対に幸せにするので、これからもよろしくお願いします」(中村冬香)
このイベントの審査内容はコンビニ推進アイドル(仮)公式Twitterの固定ツイートのRT、そしてミクチャにアップされている動画へのいいね数である。
彼女たちがさらに素晴らしい景色を見れるように応援していきたい。
PHOTO: 牧野健人
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・4/16(土)原宿RENON
【第2部】開場17:30 開演18:00
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