【Baby Blue インタビュー】
空を見上げれば、
いつだって希望はある
楽曲の多様性は
私たちの重要なテーマ
今回のCDのパッケージでは既発シングル3曲をカップリングした4種類のパッケージでのリリースとなります。Baby Blueを初めて知る人たちのために、この3曲について教えてください。まず通常盤A type収録の1stシングルの「Sweet Talking Sugar」から。
AMY
「Sweet Talking Sugar」はティーンエイジャーに共感してもらえるようなスイートソングです。レコーディング自体はMNL48でも経験していたけど、MNL48ではそれぞれが歌う箇所がとても少なかったから“ひとりでこんなに歌うの?”と驚いたのを憶えています。
COLEEN
初めてもらった曲だったから特に入念に練習しました。一週間ぐらい前から猛練習してましたね。これまでの曲の中で一番練習したんじゃないかな?
通常盤B type収録の2ndシングルは「NEGASTAR」はガラッと変わってクールな響きを持ったR&B/ヒップホップソングですね。
JAN
ちょっとクールで少しやさぐれた雰囲気の曲です。私はこの曲のバイブスがとても気に入っていますね。
COLEEN
「NEGASTAR」は声量がない私にとってはこれまでで一番難しい曲でした。
AMY
私にとってはすごく歌いやすい曲。たぶん声質があっているんだと思います。
そして、通常盤C type収録の3rdシングル「Stuck On You」。
COLEEN
タイトルが示すように、誰かに夢中になる気持ちを歌ったメロウなラブソングですね。もし現実にはその相手がいなくても、そういう気持ちになれる雰囲気を持っています。
AMY
私にとって一番難しかったのはこの曲かな? でも、私が担当したラップの部分はうまくできたと思います。
JAN
3人のハーモニーがうまくブレンドしているのが気に入っています。
こう振り返って見ると、作品ごとにかなり振り幅が広いことが分かりますね。それぞれの曲にBaby Blueの異なった顔があります。
COLEEN
キュート、クール、メロウ、そして今回の「HEAD UP」ではモチベーションといった具合に、曲の雰囲気が変化してきたのに伴って、私たちの表現力も増してきたように思います。
JAN
私たち自身、さまざまな音楽ジャンルの曲を好んで聞いているので、Baby Blueにとって多様性というのはとても重要なテーマなんです。
シンガーとして次にチャレンジしたいことというのはありますか? これまでは全て英詞だったので、日本語歌詞にトライしてみるのはどうでしょう?
AMY
それは最難関のチャレンジですね(笑)。でも、日本語は結構真面目に勉強しているのでいつか披露したいです。
JAN
私は3人の中で一番J-POPが好きで、日本語の歌にも歌い慣れているからふたりに伝授します(笑)。私はもっと高音が出せるように頑張りたいですね。
COLEEN
松原みきさんの「真夜中のドア〜stay with me」という日本語の曲が好きなんですよ。TikTokで知ったんですが、フィリピンでとても人気があるんですよ。私の声質にとても合っていて、歌っていると日本語がうまくなった気がするんです(笑)。私はソプラノなので、JANの逆でもっと低音が出せるように鍛えたいですね。
それでは最後に2021年の総括と2022年の抱負をお願いします。
AMY
私は英語があまり得意じゃなくて自信がないから、今年は英語のインタビューでとても苦労しました。なので、2022年はもっとうまく話せるようになりたいです。あと、日本語も取材を受けられるぐらいうまくなりたい!
JAN
トレーニング、ライヴストリーミング、レコーディングと、本当に目まぐるしい一年でした。やり残したことがたくさんあるので、2022年はそれら全てを実行に移したいです。
COLEEN
私は今年はあまり人に心を開く余裕がなかったので、来年はもっと人とコミュニケーションを密に取りたいです。同時に、あまり周りの雑音を気にせずに自分がハッピーになれることに集中したいです。
AMY
3人の全員にとっての2022年の目標は日本に行くこと。早くみなさんに会いたいです!
取材:金澤隆志
写真提供:(c)HHE