後編:生放送でキレまくる有名人や芸
能人の危ない本性

最も有名なエレカシ宮本の激昂事件

 反骨心旺盛なアーティストも生放送では事件を起こしがちだ。
 ラジオでエレファントカシマシ宮本浩次が、ラジオ番組で激怒した一件がある。「TOYOTA SOUND IN MY LIFE」(TOKYO FM)のDJをつとめていた鈴木万由香が、エレカシの新作アルバムについて
「ぱっと聴いた感じで『うわっ!食べにくい!』っていうような。でも実際飲み込んでみると『こんなに美味しいもんないや』という……」
 と感想を述べた。  それを聞いたゲストの宮本は「人の前で『食べにくい』って言ってましたね、この人」、「失礼なやつだ、こいつは」
 と不快感をあらわにした。挙げ句の果てに
鈴木「ケンカ売られてます、いま」
宮本「ケンカじゃねぇだろ。おめえが売ってるんだ、このバカ」
 と一触即発の事態に陥った。
 鈴木の発言も不用意だったが、宮本の返答もまさにロックンローラーといった感じで、まさに彼の“素”が現れた瞬間と言っていいだろう。

ラジオ番組で大喧嘩したオリラジ

 生放送中の最中にケンカを始めてしまったタレントもいる。それはお笑いコンビのオリエンタルラジオだ。
 それは2011年に放送された、彼らの番組であるオールナイトニッポンでのことだった。
中田「出番前に、『慎吾、ヒゲ伸びてるよ』とか『鼻毛出てるよ』とかって言うと…」
藤森「もう! いいから、次!!」
 と最初は軽く中田が藤森をいじっていた。しかし、それが続きだんだん不穏な空気になり、
藤森「いいから! 早く読めや」
中田「あぁ?!」
藤森「『あぁ?!』じゃねぇわ。早く読めや!」
中田「何だコノヤロウ!」
藤森「何だコノヤロウ、おい!」
中田「読めるか、コノヤロウ」
 と大げんかに発展。
 最後ははガタガタと取っ組み合うような音まで流れてしまい、突然CMになってしまったのだ。CM明けにはさすがに
「いやー、すみませんでした」
 二人して謝ったが、明らかにおかしなテンションは隠せなかったのだ。
 当時は普段から不仲説があったオリエンタルラジオ。思わぬ場所で“素”の仲の悪さとけんかっ早さを晒してしまったと言えるだろう。

(文・編集部)

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