Vol.1は反田恭平×小林愛実 「バト
ル」をテーマにした芸劇の新リサイタ
ル・シリーズ『VS(ヴァーサス)』が
開催

東京芸術劇場が今年度より開始した新しいリサイタル・シリーズ『VS』(ヴァーサス)。2021年12月8日(水)東京芸術劇場コンサートホールにて行われる第一回目に、ピアニストの反田恭平小林愛実が登場する。
『VS』は、「ピアノ・デュオ(2台のピアノ)演奏」によって、2人の異なる個性を持つピアニストが、それぞれの表現力や感性、技術がぶつかり合うことで生まれる、ライブでしか味わえない熱狂的な空間を創造する、新しい形のリサイタル。本シリーズは2台のピアノにこだわっており、主催によると、その理由は、レパートリーの多さ、表現の多彩さ、そして同じ楽器だからこそ生まれる密な関係性が、東京芸術劇場コンサートホールの空間にも負けない表現の可能性を含んでいると考えるから。『VS』という挑戦的なシリーズ・タイトルは、初顔合わせとなる2人のピアニスト、ジャンルの違う2人のピアニストなど、表現の交歓の中で即興的に生まれていく、予想することのできない“衝突”を、お客様も一緒に体感していただきたいという思いから付けられたという。
第1回目に登場するのは、反田恭平と小林愛実という、いままさに旬を迎えた若手ピアニスト。2人は、ショパンコンクールで第一次予選を勝ち抜き、10月の本大会に駒を進めている。なお、『VS』第二回は、2022年3月に山下洋輔と鈴木優人により開催が予定されている。
反田恭平、小林愛実よりコメントが届いた。
反田恭平

反田恭平

ピアノバトルということですので、今回は多岐に渡る作品たちに挑みます。とても有名なモーツァルトのソナタから始まり、シューマン、シューベルト、そしてブラームスといった、ピアノという楽器の魅力を120%知っていた彼らの音楽が存分に引き出されたラインナップとなっております。
また、今回はルトスワフスキの作品も演奏いたしますので、僕たちソリストが、どのようにステージで対話するのか?なんてところが見所です!
小林さんとは小学校に通っていた頃からの幼馴染みですので、こうして2人で大きな舞台で演奏出来ることが、とても感慨深くもあり、これからの音楽家人生として、ひとつの節目になる事を楽しみにしております。
小林愛実
小林愛実(c)Makoto Nakagawa
15年来の友人である反田恭平さんと2台ピアノで共演できること、とても嬉しく思います。
今回は、あの有名なモーツァルトの2台ピアノのためのソナタを始め、シューマンとシューベルトの連弾、ポーランドの作曲家ルトスワフスキ、そして最後はブラームスで締めくくる、幅広く、聞きごたえのあるプログラムとなっております。2人でじっくりと構成を話し合って決めました。
お互いをよく知っているからこそ創り上げることのできる温かい音楽を、お届けできると思います。
皆様と会場でお会いするのを楽しみにしています。

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