『アナと雪の女王』主題歌のMay J.が
“涙の謝罪”

 May J.は、3歳の頃から歌手を志したという。中学生になってからはオーディションを受け始め、14歳の時に合格。実際にデビューのきっかけをつかむことにも成功した。

 しかし、当時通っていた学校が芸能活動禁止だったため、担任の小澤先生からは、このままの状態でのデビューは難しいと言われてしまったとのこと。
 これに対して「ただ私をいじめている」と反発したMay J.は、小澤先生と衝突を繰り返し、毎日のように議論する状態だったという。

 そんなとき、小澤先生が勧めたのが「インターナショナルスクール」への編入だった。転校することで、夢を叶えることが出来ると後押ししてくれたのだ。外国籍ではないMay J.が編入するには煩雑な手続きがあったが、すべて手伝ってくれたという。

 それを目の当たりにしていたMay J.だったが、「“(私を学校から)追い出したいのかな?”という気持ちがあった」として、感謝の言葉を伝えられなかったと明かした。

 May J.にとって、小澤先生は自分を理解してくれる存在ではないと思っていた。しかし、当時の学級日誌には、小澤先生がMay Jの好きなアヴリル・ラヴィーンについて調べたことを記していたほか、「みなさん。どことなく芽生(May J.の本名)に似てるんじゃない?!」とクラスメイトに伝えるなど、彼女の夢を理解しようとしてくれた跡が残されていた。

 これを見たMay J.は、思わず絶句。涙を浮かべて、「当時全然気づかなかった」「本当に申し訳ないですね、先生に」と語り、「自分しか見えてなかったですね、この時。先生の優しさに気づいていればもっとうまくいったんじゃないかなと思いますね」とこぼした。

 そして、スタジオに小澤先生が登場すると、May J.は改めて謝罪し、歌手になるきっかけを作ってくれたことに感謝の言葉を伝えた。

 すると、小澤先生は「とっても印象に残っている生徒です」と当時を振り返り「あのとき辛かったろうなと思ってます。芽生の本当の辛さ、もっと私が寄り添うことが出来たら、もっと気持ちが楽に夢の世界に行けたんじゃないかと思って、いまは私の方が謝りたい気持ちです」と、明かした。

 その後、May J.は小澤先生の前で「Let It Go~ありのままで~」を披露。小澤先生は笑顔で拍手を送った。

 これに対してネット上では「先生が人として出来すぎてて涙出てきた」「May.jの先生みたいな人に中学の時出逢いたかった(泣)」「may jの話感動した」などの感想が寄せられている。

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