「ジョースター家へようこそ!」歴代
主人公たちが新キャストをお出迎え。
スペシャルイベント『ジョジョの奇妙
な冒険~ジョースター 受け継がれる
魂〜』

『ジョジョの奇妙な冒険』のイベント『ジョジョの奇妙な冒険~ジョースター 受け継がれる魂〜』が開催され、ジョナサン・ジョースター役の興津和幸、ジョセフ・ジョースター役の杉田智和、空条承太郎役の小野大輔(以下、小野(大))、東方仗助役の小野友樹(以下、小野(友))、ジョルノ・ジョバァーナ役の小野賢章(以下、小野(賢))ら、歴代主人公が勢揃いした。
今回は無観客で開催されたオンラインイベント。1F客席に登場し、スポットライトを浴びた出演者たちは、ぞれぞれがカメラ目線で演じたキャラクターを彷彿とさせるポーズをカッコよく決めた後、華麗に舞台上に集結し、イベントはスタートした。
豪華なセットが組まれたステージを見た出演者たちは「豪華」「凝ってる」と満足の表情を浮かべる。それぞれがシリーズの主人公ということもあり、一緒にステージに上がることはない。滅多にない機会を存分に満喫している様子だった。「まるで親戚の集まりのような安心感」とお互いを見つめる出演者たち。和やかなムードと、ジョジョ愛溢れるイベントを予感させた。
最初のコーナーは「データで見る、ジョースター家の歴史」と題して、ジョジョにまつわる数字を発表していくことに。「3,309」「156」「313」「2,390」「200+」「343」「9,979」「∞(無限大)」。出演者はそれぞれに、数字が意味するものを予想している様子。まずは「3,309」。これは、”プロジェクト第一回会議から、本日までの経過日数”を表している。改めて数字で見ると感慨深いようで「なるほど〜」声が漏れていた。「156」はアニメシリーズ総制作話数で、出演者が思わずどよめいたのが「313」という数字。これは、これまで「ジョジョ」に出演した総キャスト数を示している。
さらに、出演者が驚いたのが「2,390」という数字。これは、”クレジットされているスタッフの数”で、実際には、この数字以上のスタッフが関わっているという。これに対し、小野(大)は「スタッフ全員ジョジョ好き。ジョジョ好きはジョジョ好きを呼ぶというけれど、それは実感しています」と力説した。「200+」は、アニメが配信されている地域で、「343」は総制作BGM数だという。楽曲が魅力の一つでもあるジョジョらしい数字に、出演者たちは、深く頷きながら、納得の表情を浮かべていた。「9,979」は「ッ」の数。これには、「数えたの?」と爆笑する出演者たち。このイベントのために数えたようで、ジョジョスタッフのまさに”普通じゃあない”一面が垣間見れた瞬間だった。
ジョジョのアフレコ現場でのあるあるについてのトークでは、「ちっちゃい”ッ”って感じをもっと出してください」「台本修正がほぼ”ッ”」「誤字確認」というフレーズが並ぶ。とにかく”ッ”を足す現場で、その場で追加の”ッ”のリクエストがあったという。それぞれの部でいくつ”ッ”が登場し、1話平均何個の”ッ”が発せられているのか、比較する場面では、杉田が「日常会話なのにテンションが高い。しかも、トラブルに巻き込まれやすいから多いのかも」とその理由を分析。ズバ抜けて”ッ”の登場数が多かったのは、テンションが高いキャラがいっぱい出てきた「スターダストクルセイダース」という結果となっていた。最後に発表された「∞(無限大)」は、キャスト・スタッフの制作熱量と判明。これには「グレートだぜ」「そいつはやばいぜ」「そうきたか」「間違いない」という言葉が飛び交っていた。
ジョジョの現場での法則を語るコーナーでは、第5部のメンバーが毎回、アフレコ後にピザ(イタリアン)を食べに行っていたことに触れ、画面の中での関係性が、そのまま食事でも反映されていたことが明かされた。その日のアフレコで一番戦った人が奢る、というルールがあったが、特に一番がいなかった時にはブチャラティ(CV:中村悠一)が支払い担当だったという。第5部の出演者たちのチームワークの良さ、微笑ましい関係性に、小野(大)が目を細める場面もあった。
続いては「ジョジョに聞きたいこと」のコーナーでは、ジョジョのアフレコ現場でのお約束を明かすことに。ジョジョの現場は熱くなりがちということで、エアコンの温度を3度下げることだと明かした興津。これに対し、小野(賢)が、毎週裸足でアフレコしたことを告白すると、まさかの小野(友)も同じだと明かし、その理由は足の裏に力が入り、踏ん張れるからだという。同じ理由で裸足でアフレコしていたことをよろこんだ二人は、これぞ”受け継がれる魂”とよろこんでいた。
いつか『ダイヤモンドは砕けない』をやってほしいと、ラジオにゲスト出演した際に杉田から言われたという小野(友)は、どのキャラを指していたのか教えてほしいと質問。すると、杉田は、”じじい”ことジョセフ役の石塚運昇の声マネで「覚えてないな」と返す場面も。この日何度も、石塚のモノマネを披露した杉田。ジョースター家に欠かせないキャラだからこそ、その憑依が本イベントをさらに盛り上げていた。
ここからは、それぞれの主人公のベストシーンの1位から3位までが発表され、1位は生アフレコで披露された。1位は出演者それぞれも思い入れのあるシーンだったようで、熱量がハンパない生アフレコのコーナーとなった。興津はジョナサンを改めて”いい男”だと感心の様子。さらに、DIO役の子安武人の熱すぎる演技に触れ、負けないように必死にアフレコに臨んだことを明かしていた。
杉田は、ジョジョシリーズを通してトップクラスの泣きのシーンとファンの間でも評判の名シーンを披露し、会場を感動の渦に包んだ。”じじい”のことを本当の祖父だと思っているという小野(大)は、別の現場で石塚にあったときに思わず”じじい”と呼んでしまったエピソードを明かす。このエピソードが大好きだという杉田は、満面の笑みを浮かべ耳を傾けていた。小野(友)は、2位のシーンのアフレコ後に「声の波形が変わった。1本増えた」とエンジニアから言われたとし、最終戦に向けてその要素は必要ものと感慨深げに振り返っていた。小野(賢)は、ブチャラティをはじめ、いつも誰かと一緒に戦っていることに触れ、改めて5部のチームワークに言及した。ジョナサンとDIOが登場するたびに”パパとパパの戦い”とシーンに見入る小野(賢)。その度にDIOはやっぱりひどいことをしていると語り始める出演者たち。DIOのやることは酷すぎるとしながらも、ジョセフ役の石塚同様、DIO役の子安のアフレコ現場でのエピソードは次々と飛び出していた。
イベント終盤では、新情報が解禁となり、第6部『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』のアニメ化決定が発表され、主人公・空条徐倫をファイルーズあいが務めることが明らかとなった。ファイルーズにとって「ジョジョの奇妙な冒険」は、声優を目指したきっかけであり、人生になくてはならない存在とのこと。歴代主人公からの「ジョースター家へようこそ!」との言葉に、涙しながら「暖かく迎え入れてくれて、感動しています。気合を入れてがんばります!」と意気込みを語った。
この日のイベントには原作者・荒木飛呂彦からの特別メッセージ映像も寄せられた。さらに、「ファントムブラッド」の主題歌の生歌唱もあり、大盛り上がりの中、イベントは幕を閉じた。
取材・文=タナカシノブ

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