Kakeru(Scarlet Valse)からの、コ
ロナ禍だからこそ伝えたい想い。第ニ
弾!
Kakeru たとえどんな条件が付こうと、世の中に「ライブハウスでライブをやっていいよ」という雰囲気がチラッとでも見えたら「すぐにやる」という意識だったように、Scarlet Valseとしてはもちろん。俺個人としてやっているKakeru JAPAN(Kakeru個人的なセッションバンド)としても、すぐに動き始めました。
――今もまだ、コロナ禍前と同じライブ環境や、ライブ本数を行なうのは難しい環境ですよね。
Kakeru 確かに、以前のように月10本前後、しかも全国各地をまわってという環境には至っていません。今年2月のライブ本数を見ても、Scarlet Valseとしては4本、Kakeru JAPANとして1本という状況です。でも、Scarlet Valseに関しては3月以降からは、月7-8本はライブ活動を行なうよう、本数に関してはコロナ禍前と同じくらいのペースに戻します。もちろん、そのときの状況と照らし合わせることもあるだろうけど。本当は「47都道府県ツアー」をふたたびやりたいし、昨年それが中断になったからこそ絶対に再開させるんだけど。その前段階として地方にも積極的に足を運びます。4月からは、名古屋のDouble River Recordに所属しているNETH PRIERE CAINと一緒にC/W TOURとして極力各地に足を運ぶ形でブッキングも進めています。(2021年2月8日現在)
――今年のScarlet Valseは、だいぶ通常モードの活動に戻していくわけだ。
Kakeru できるだけ、そうしていきます。と言っても、今年に入ってから再び出た緊急事態宣言で、ライブハウスも20時までしか営業が出来ない状況下へ置かれたように、世の中の動き次第でライブハウス側の方々にもいろんな事情が出れば、それに合わせた対応や対策をこちらも取っていかねばならない。だから、告知に関してはギリギリになってしまうことや、突然の変更も正直多くはなる。それでも、ライブを行なう環境自体を極力元に戻していきたいからこそ、そのための活動をやっていく。その信念は貫いてゆくので。
――何よりも大事なのは、活動を止めないことだ。
Kakeru 俺ら、ミュージシャン側はそう。ただ、ライブに関して言えば、みんながみんなライブに足を運べるわけじゃない。でも、音源という形であればみんなが共通して楽しめる。Scarlet Valseも昨年以降は、流通ではなく通販などの形態が主にはなってるけど、それでもコンスタントに音源を作り続けてきた。加えて、配信という新しい音楽の届け方の武器も増えた。要は、その武器をいかに有効的に使うかなんですよ。
――ツイキャス配信もそう、音源や配信ライブ、最近行なっている定期的なライブ映像の動画サイトへのアップなど、今や当たり前かも知れませんが、そうやって途切れることなく届け続けてくれることで心が安堵する人もいれば、日々の暮らしの中に小さな楽しみを見いだしている人たちも間違いなくいますからね。
Kakeru やっぱし、みんなを淋しがらせてしまうことだけはしたくないんで。今は、イベント自体も減っているから、余計にライブ活動が鈍ってしまうという事情も、正直わからなくはない。でも、自分たちから発信を続けない限り、声さえかけてもらえなくなる。それ以前に、自分たちが動くからこそ、それに触発されてまわりも動いてくれる。うちらが所属しているStarwave Recordsが、まさにそう。レーベル側からも積極的に提案してくれれば、うちらバンド側から提案した意見も積極的に聞き入れ、実践してくれる。まず当事者が発信しないことには、何も動きには繋がらない。それくらい今は、ミュージシャン自身か試されている時期なんだろうって思いますね。
★インフォメーション★
2021年2月12日(金)恵比寿club aim
2021年2月15日(月)
2021年2月18日(木)高田馬場CLUB PHASE
他、ライブ日程は以下へ。
Scarlet Valse twitter
Scarlet Valse「Valkyrie」MV FULL
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