キスマイ宮田、叱った後輩にフォロー
入れるも「勘違い上司」認定!? サム
い演出に小林麻耶あきれる

(参考:キスマイ、彼女に「大人っぽい下着」をプレゼント!? 専門店を徘徊する宮田に「不審者」との声も)

 同番組は、Kis-My-Ft2のメンバーが“自分のカッコ良さが最も出る瞬間”をテーマに、各メンバーが本気で“かっこいい”と思うシーンを考え、自らが主演した映像を制作。そのセルフプロデュースした映像を、キスマイのことをよく知らない女性100人に審査してもらい、1位(=チョーカッコイイ)から7位(=BUSAIKU)まで順位付けされるという、ジャニーズらしからぬ体当たりな企画が売りだ。

 今回は「会社でチームのリーダーを任せされているが、最近ミスが多くやる気も感じられない後輩に対し、足りない部分を指摘して前向きにさせる」というテーマで、メンバーそれぞれが上司になりきり、思い思いの“叱り方”を披露した。

 まず最初に映像が発表されたのは、第3位にランクインした千賀健永。「残業ホントめんどくさい…」と愚痴をこぼす後輩役の女性に対し「そろそろちゃんと仕事しろよ」と強めの語気で指摘し、その後に「だってさ、遊ぶ時間より仕事してる時間の方が長いじゃん」と優しく説得。女性からは「説教臭くなくていい」と賞賛され、小林からも「本気で怒られるのは嬉しい」と納得された。

 続いては2位の二階堂高嗣の映像を発表。「残業ホントめんどくさい…」とこぼした後輩に対し、二階堂は「今なんつった? ちょっとこっち来て」と、こちらも最初から強引な姿勢を見せ、VTRを見ていた小林も「あっ、良い!」と思わずこぼしてしまっていた。「入社してきた時に言ったこと覚えてるんだけどさ」と、過去のエピソードを持ち出したことや、最後に帰ろうとする後輩を引き留めて「期待してるよ」と笑顔で声をかけた部分に女性からは「期待に応えたい!!」「この上司なら頑張れそう」と好評だった。

 4位には玉森裕太がランクイン。前の二人が見せた情熱的な怒り方とは対照的に、ドライな対応をしたことや「こうなったのは佐藤(後輩役の名前)のせいじゃん」などという否定の言葉ばかりが並んだほか、フォローのつもりで発した「全部終わったら美味しいご飯でも食べに行こうよ」という言葉に対しても、女性から「エサで釣ろうとしてる?」などと手厳しい意見が寄せられた。

 5位にランクインしたのは、意外にも上位常連組の北山宏光。VTRの冒頭から「残業って面倒だよね~」と軽口を叩いたことや、「なんやかんや言って頑張ってくれてる」と褒めるなど、後輩にゴマをする様子に対し、「ホストみたい」、「ん?いつ怒られたのかな?」と、その甘さを指摘する声が目立った。

 独特の語尾が仇となったのは、6位の横尾渉だ。後輩女性と目を合わさずに淡々と叱り続ける冷たい態度や、どこか不慣れで不自然な怒り方に対し、「アホっぽい」という厳しいコメントが寄せられる。さらに、「愚痴とかあったら後で聞いてあげるから」と言ったことに対しても、女性から「あなたのグチを誰かに言いたい」とツッコミを入れられたほか、語尾に「~~だよね、うん」と繰り返したことに対し、「仕事できなそう」「自分で言って自分で納得しただけ」という指摘が多かった。

 7位となってしまったのは、この日のテーマに「自信がある」と豪語していた宮田俊哉。仕事の愚痴をこぼした後輩に対し「誰かがやって二度手間になるくらいなら大丈夫だから、もう帰れよ」と一旦突き離して立ち去った後、缶コーヒーを持って背後から近づき、そっと頬に当てるという演技を披露。女性から「ドラマの観過ぎ」「勘違い上司」などという指摘をされたほか、「こんな会社すぐ辞めます!」という発言まで飛び出すなど、厳しいコメントが多数寄せられた。小林からも「顔はないですよー…。」と呆れられた宮田は「『キスマイBUSAIKU!?』史上初ぐらいショックを受けてる」と、心にかなりの痛手を負ったようだった。

 見事1位に選ばれたのは、藤ヶ谷太輔。弱音を吐く後輩に対し、「そういうの、いちいち口にするなよ」と牽制したあと、「俺も同じくらいの時はいろいろ怒られたりもしたけど」と優しくフォローした。この一連の流れに対し、女性からは「親近感が持てる」「経験談はタメになる」という賛辞が寄せられた。また、経験談を語ったうえで「一緒に前に進んで行けたらいいなって思うかな」と発言したことに対しても、「育てようとしてくれてる」「頼りがいがある!」など、好印象を抱く女性が多く、この日のテーマであった”前向きにさせる”という要件に一番合った怒り方であることが伺えた。

 キスマイが体当たりの企画に挑戦することにより、女性ファンが萌えるだけではなく、男性にとっても学びの多い内容となっている同番組。次回は「カッコいいツンデレキス」を、メンバーそれぞれが演じる予定だ。(リアルサウンド編集部編集部)

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