Sexy Zone・マリウス葉がパフォーマ
ーとして急成長 伸び盛り14歳の魅力
に迫る

(参考:Sexy Zone・中島健人はなぜ「天性のアイドル」と呼ばれる? 王子様パフォーマンスの魅力を解析)

 身長はおよそ20㎝伸び、最年長の中島健人に迫る勢い。長い手足がダイナミックなダンスにつながり、デビュー当時とは比べ物にならないくらいスキルアップしている。いつの間にか、かわいいだけではなく、クールな衣装も着こなせる背丈に。さらに、もともと表情が豊かなタイプだったが、最近では大人っぽい仕草や視線も習得している。まだ14歳という年齢が信じられないほど、セクシーさを増しているのだ。

 もちろん、日本語も上達していることから、MCでも大活躍。天然な部分も多く持っているが、都合が悪くなると「ドイツ生まれだから」と逃れるトークテクも身につけ、コンサート会場の笑いを取っている。また、ラジオや会見でもマリウスという名前を自らイジり、悪いマリウス=“ワリウス”、困っているマリウス=“コマリウス”と、展開させる玄人芸も披露し始めた。

 ふわふわとした天使のような見た目だけではなく、対応力を身につけてきたマリウス。Sexy Zoneの中では、最年少として甘えん坊なキャラクターではあるが、じつは個人の仕事にも耐えるしっかり者だ。

 子どもの姿になってしまった刑事を演じたドラマ『コドモ警察』は大きな反響を呼び、スピンオフ作品『コドモ警視』ではマリウスが主演を務めた。また、『爆笑学園ナセバナ〜ル!』でバラエティ番組に挑戦すると、芸人さんたちからも可愛がられるという愛されキャラを発揮。活躍の場は、テレビに限らず『不思議の国のハローキティ』ではキャラクターの声優にもチャレンジし、最近では映画『悪夢ちゃんThe夢ovie』にも出演しているのだ。

 もちろん、歌手としての実力も高めている。今回のツアーでは、持ち前の発音の良さを活かして、『Paraiso』というオール英詩の曲を歌うシーンもあった。歌い出しはソロ。ステージ上でたったひとりでも絵になるマリウスに、多くのファンが成長とオーラを感じたはずだ。

 いわゆる「ハーフタレント」は旬が短いという説も耳にするが、マリウス葉という存在は可能性が広がる一方だ。メンバーはもちろん、キスマイの藤ヶ谷太輔もマリウスを溺愛するひとり。関わる全ての人が愛さずにはいられない彼のキャラクターは、きっと近い将来、日本中を魅了することだろう。(ジャニ子)

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