前編：女子高生が選ぶ好きなオネエ系
タレント＆嫌いなオネエ系タレント

　バラエティ番組で異様な存在感を放つオネエ系タレント。しかし、類似タレントがひしめいており、裏では熾烈なサバイバルレースが展開されていると思われる。
　そこで、これからも人気を維持できるのは誰なのか、落ち目になるのは誰なのかを探るべく、視聴者の代表でもある渋谷と池袋の女子高生に好きなオネエ系タレントと嫌いなオネエ系タレントを聞いてみました。
　まずは好きなオネエから。

1位・マツコ・デラックス（15人）
理由「怒り新党チョー好き」「いるだけで笑える」「カワイイ」「ちゃんと怒ってくれそう」
　見事1位に輝いたのはマツコ・デラックス。好きな理由には辛口トークをあげる人がほとんどでした。ズバズバ斬り捨てる姿が、女子高生の共感を呼んでいるようです。そういえば、女子高生もなかなか辛口な生き物ですもんね。多くの共感者を集めるのも納得です。

2位・クリス松村（7人）
理由「優しそう」「めっちゃ面白い」「女子力が高くて共感できる！」
　マツコから半数近く離されながらも２位となったのがクリス松村。主に人柄の良さが支持されているような印象を受けました。確かにオネエ系タレントにありがちな、高圧的な態度はほとんど見られません。

3位・氷川きよし（5人）
理由「氷川きよしって○○なんでしょ？（笑）」「よくわかんない」
　オネエタレントと聞かれてパッと思い浮かばなかった女子高生が、消去法的に選んでしまったのが氷川きよし。やはり『週刊文春』の記事の影響は大きいようです。もう少し違う時期だったらランクインしなかったはず。
　他に意外な人選ではこんなところでした。

番外編・米良美一（1人）
理由「キモカワイイ」
　いつの間にかカミングアウト状態と認識されている米良さん。最近はメーラとしてバラエティでも新境地を開拓中です。

番外編・マツケンサンバの振り付けの人（1人）
理由「お父さんに似てるから（笑）」
　そういえば、こんな人いましたね。名前は真島茂樹さんです、そろそろ覚えましょう。

　予想通りというべきか、1位はマツコ・デラックス。トーク力は他のオネエ系タレントよりズバ抜けていて、7本のレギュラー番組を持つ実力を証明。日本の女子高生はなかなか優秀な目を持っているようです。

 （文・角刈りハーブティー）

オススメグッズ：『M2 デラックスなマスク』（オガワスタジオ）