イ・ジョンソク、メロ-メディカル-ア
クション-コミック行き来する幻想の
演技力!

先日6日に放送されたSBS月火ドラマ『ドクター異邦人』チン・ヒョク演出/パク・ジンウ、キム・ジュ脚本/アウラメディア制作)2回ではパク・フン(イ・ジョンソク)がソン・ジェヒ(チン・セヨン)と韓国に亡命するため、ハンガリーで孤軍奮闘する姿とそれから2年後、ソウルでの姿が電波に乗った。

パク・フンを韓国に脱北させるために、わざと銃に撃たれた父のパク・チョル(キムサンジュン)は「これからお前が医者という事を絶対に忘れないでほしい」という遺言を残して息を引き取り、パク・フンはパク・チョルを握りしめて「手術の準備して」と叫びながら全身で絶叫して始めから見る人たちの涙腺を刺激した。

ハンガリーで自分に残った唯一な人であるソン・ジェヒと一緒に韓国への亡命を試みたパク・フン。始動追撃戦の末にハンガリー駐在韓国大使館にたどり着くが、チャン・ソクジュ(チョン・ホジン)の計略でセチェニ橋の上で愛する恋人ソン・ジェヒを失ってもう一度暴風嗚咽をした。彼の嗚咽では、父に続きソン・ジェヒまで失うことによりより所のない孤独な身になった痛みと自分の愛した人を守れなかったことに対する自責などで、切なさを誘った。

2年後、ソウルでパク・フンは全く別人になっていて視線を集めた。ソン・ジェヒを探すため、北朝鮮に行こうと思ったが失敗して刑務所に行って出所したパク・フン。彼は500ウォンのために子供とけんかするかと思えば、すぐにでも喧嘩する勢いであっても患者という言葉には180度変わって笑顔を作った。

特に2回ではイ・ジョンソクの狂った演技力が光を放った。イ・ジョンソクは静かにパク・フンに扮してジャンルを行き来する演技力を見せてくれて、視聴者の視線を圧倒した。彼は無愛想だが、不慣れな場所で彼の保護膜になってくれた唯一の肉親である父親を失った息子の悲しみを全身で表現して見る人の鼻を熱くした。

また、彼は華やかなアクションと勢いに乗った感情演技で劇の没入度を高めた。ハンガリーのブタペストを背景に繰り広げられた都心の追撃戦でバイクに乗って息つく間もなく逃亡する中でも愛する恋人チン・セヨンとの思いを絶えず現して、メロとアクションの調和を成した。

何よりイ・ジョンソクはずうずうしさで武装したキャラクターで女心を魅了した。彼が漫画のようなコミックな演技も消化できることを如実に見せてくれて、これから彼が『ドクター異邦人』で披露するパク・フンに対する期待をさらに高めた。

このようなイ・ジョンソクの熱演に力を受けて『ドクター異邦人』2話はTNmS、首都圏基準13.7%、全国基準11.3%の視聴率を記録し、同時間帯1位を記録した。ニルソンコリアも視聴率が上昇し、首都圏基準9.9%、全国基準9.4%の視聴率を記録した。

一方、『ドクター異邦人』は南で生まれ、北朝鮮で育った天才の医者パク・フンと韓国最高のエリート医師ハン・ジェジュン(パク・へジン)が巨大な陰謀に対抗するメディカル諜報メロドラマだ。これらは名優大学病院を背景に国務首相チャン・ソクジュ(チョン・ホジン)手術チームの選定にめぐる南北陰謀の中心に立って、愛と競争を繰り広げている。

一寸先も予測できないストーリーと卓越な演出力で緊張感を与えている『ドクター異邦人』は毎週月火曜日夜10時に放送される。(写真提供=オーラメディア)