移籍の谷が土下座連発! 新チームE「
手をつなぎながら」公演初日

 本公演の「手をつなぎながら」は、2009年2月14日に初演が行なわれたチームSの2nd公演にして、SKE48にとっては初めてのオリジナル公演。新チームEでは松井玲奈が唯一のオリジナルメンバーであり、その松井にとっても実に4年7ヵ月ぶりとなる久しぶりのステージとなった。
 AKB48から移籍の佐藤すみれは、SKE48劇場に来て「劇場に柱がない!」と驚いたという。そんな佐藤はあらかじめ、SKE48の事情通として知られる小林亜実に事前にメールすることで、SKE48内の交友関係や情報をリサーチしたことを告白。早く溶け込けこめるよう積極的に交流を図っていたというエピソードを公開した。

 その姿勢はメンバーに好印象を与えていたようで、チームEのメンバーからは“すーめろさん”や“めろさん”などと親しみを込めて呼ばれているとのこと。努力の甲斐あって、早くも慕われているようだった。
 そんな佐藤と対照的な姿を見せたのは、HKT48から移籍の谷真理佳。もともとテンションが高いウザキャラで知られる谷は、ここチームEでも遠慮なしに玲奈をはじめメンバーのトークにいちいちしつこく絡むなど、お得意のウザキャラを全開。イラついたメンバーから「退場!」や「その場で正座!」などと命じられるものの、平気な顔で土下座をしてやり過ごすなど、谷らしさ全開だった。

 そんな谷が、HKT48のデビュー公演として取り組んだ演目は、偶然にも今回の「手をつなぎながら」公演だった。自らにとって初の舞台となった公演を、移籍したSKE48でも取り組むことになったことには偶然以上のなにかを感じたかもしれない。
 今回の大組閣祭りで研究生から昇格した大脇有紗、そしてドラフト生から唯一初日出演を勝ち取った小石公美子も、先輩メンバーに負けじと熱いステージを展開。「まだまだ課題は多い」と語るなかにも、充実の表情を見せていた。

 なお、大脇と共に昇格を果たした熊崎晴香は、4月4日の「AKB48グループ春コン」にてステージから転落し、右手骨折の重傷。残念ながら新チームEとしての初演を迎えることはできなかったが、自身のGoogle+でも明かしたように、初日の舞台を見学に来ていた。リハビリレポを開設して情報発信も行なっており、早期の回復と公演への復帰が期待される。
 新チームのリーダーに就任した須田亜香里は公演後、「脱・末っ子チーム」を宣言。チームSやチームKIIの妹分という立ち位置ではなく、自らSKE48を引っ張っていくという新たなチームE像を頭の中ではすでに完成しているようだった。また、負傷欠場中の熊崎については「今日ステージに立てなかったメンバー含めて」と、大事な仲間であることを明言し、チームとしての一体感を強調してみせた。

【須田亜香里コメント】

 ファンの方から握手会などで「初日、楽しみにしているよ!」、「リーダー頑張って!」とか声を掛けていただいていたので、正直いつもよりプレッシャーはありました。でも、それは期待が高いことの表れだとも思うので、プレッシャーを感じながらも全力で公演は出来たと思います。プレッシャーをいただき、ありがとうございますという感じです。

 チームEはこれまでAKB48さんからお借りした公演しかしたことがなかったので、この「手をつなぎながら」を出来ることはとても大事なことだと思います。そして、チームS、チームKIIの先輩たちがやって来た公演を超えないと、この公演をやる意味はないと思います。

 これまでチームEは若手メンバーが多くて“末っ子”というイメージが強かったと思うんですが、甘えをなくして、私は「脱・末っ子チーム」宣言をしたいと思います。チームEは、SKE48を引っ張っていくチームになる予感しかしていません。今日ステージに立てなかったメンバー含めて、皆で新しい強いチームEを作っていきますので、よろしくお願いします。

■SKE48 熊崎晴香 リハビリレポ「ハルカ未来へ」

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