三浦直之が主宰する劇団ロロ、公演延
期となっていた『四角い2つのさみし
い窓』の上演日程が決定

三浦直之が主宰する劇団ロロが、2021年2月27日(土)、28日(日)いわき芸術文化交流館アリオス 小劇場において『四角い2つのさみしい窓』を上演することが決定した。本公演は、4月25日(土)、26日(日)に開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染症のため延期となっていた。脚本・演出は三浦が手掛け、出演者は亀島一徳、篠崎大悟、島田桃子、望月綾乃、森本華となる。
三浦は4月の公演延期が決定した後も、6月からはコロナ禍における新企画として「おうちでアリオス 「ロロ✕いわきアリオス共同企画 オンライン演劇部『家で演劇を考える』 」に劇団員の俳優、島田、望月、森本と取り組んできた。新型コロナウイルス感染症の終息が見えない状況ではあるが、今度は劇場空間でロロ の作品を心置きなく楽しめるよう、準備を進めていくとのことだ。
『四角い2 つのさみしい窓』あらすじ
海岸沿いに透明な壁が建てられた。その壁を通して眺める海は、いくつもの過去が折り重なってみえるらしい。たくさんの人たちが壁のもとに集まってくる。目の見えない綱渡り師、透明人間の恋人を探す女性、窓ガラス清掃をする元役者、スノードームをつくる観光客、ミノタウルスとくだんのあいだに生まれた未来のみえないこども。
「私、フチになりたいんだ。麦わら帽子のフチとか、ルパンが盗む絵画の額縁とか、コップのフチ子とか、あと、絶望のフチとか」
今夜、透明な壁で物語が上演される。

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