SBS『ドクター異邦人』俳優、‘黒い
衣装’と‘黄色いリボン’でセウォル
号の犠牲者追悼!

29日、ソウル木洞(モクドン)SBSホールで『ドクター異邦人』の制作発表会が開催された。先日4月16日に起こったセウォル号沈没事故を追悼する意を表して キャンセルされた各放送局のドラマ制作発表会が、29日を皮切りに慎重に開かれた。

物静かで重い雰囲気の中で行われた『ドクター異邦人』の制作発表会で、俳優たちは物静かな黒い衣装で統一して登場して注目を集めた。彼らは犠牲者を追悼し、行方不明者の帰還を望む‘黄色いリボン’をつけた。劇に、特別出演する中国のトップモデル・チャンリャンも同様の姿で登場して、犠牲者たちを追悼した。

演出を担当したチン・ヒョクPDは「子供たちを育てている父として、今回のセウォル号事故の知らせに、子供たちを思い出して撮影するのが大変だった。肩の荷が重くなり、涙が出た」だと伝え、「私がいる場で最善を尽くしてヒーリングになるドラマを作るように努力する」と初めての挨拶コメントを伝えた。

この作品でパク･フン役で主演を務めたイ・ジョンソクは「セウォル号の知らせを撮影中に聞いたけど、ドラマを通してどうやって慰めればいいいのか分からない」と慎重な態度を示した。

パク･ジェジュン役のパク・へジンは「セウォル号事故の知らせを撮影中に聞いて混乱した」、「今回の事故は誤報も多く、撮影をしながらも仕事が手につかない状況だった。現場でも哀悼の意を表す雰囲気だったが、監督の話しのように私たちがいる場で、しなければならない役目をしなければならないために撮影を頑張っている。みんな元気出してほしい」と伝えた。

SBS『ドクター異邦人』は天才脱北医師が韓国最高の病院で勤務し、医師集団に加われず、異邦人として生きて行く話を描いたドラマで、5月5日(月)午後10時に初放送されている。