キスマイ北山、パフォーマーとしての
実力は? 歌からお笑いまでこなす
多芸ぶりに迫る
彼の魅力は安定したパフォーマンスにある。アイドルとはいえ、人間。ときにはテンションが上がり切らなかったり、メンバーへのリアクションがイマイチだったり…という場面がある。それは、彼らを見つめ続けているファンの目には歴然だ。
しかし、北山宏光に場合はどんなに忙しい日々を過ごしていても、ステージに立てばファンを心配させることはない。そんな彼のブレない雰囲気が、Kis-My-Ft2の大黒柱になっているのではないか。
だからこそ、冠番組『キスマイBUSAIKU!?』でもMC役を任され、メンバーへコメントを振りつつ、ゲストの意見を汲み取れるのだろう。とはいえ、人間味を感じさせないパーフェクトなアイドルとは違うのが彼の魅力。恋愛シチュエーションを妄想する場面では、過剰な演出で“昭和的”とツッコまれる隙もあるから、絶妙なバランスだ。
また、よくイジられているのが身長が高くないという自虐ネタ。後輩のジャニーズJr.の安井謙太郎と競り合うなど、最年長でありつつも親しみやすさを持っているのだ。
とはいえ、本業である歌についてもグループでは1、2を争う実力派。ソロ曲も発表しており、そのセクシーで個性的な歌声は耳に残る。だが、コンサートでは、その甘い雰囲気だけでは終わらず、曲中にちょっとしたコントシーンを取り入れることがある。それは、北山のサービス精神のあらわれなのかもしれない。
彼のキャリアは舞台の経験によるところが大きい。ドラマ『美男ですね』のミュージカル版の主役を演じたり、脚本・宮本亜門&音楽・槇原敬之という豪華タッグのミュージカル『愛の唄を歌おう』でも主演を務めるなど、ライブな歌唱力を求められてきた。特に『愛の唄を歌おう』では、お笑い芸人や、現役ミュージシャンや俳優…さまざまなキャストと触れ合う機会があり、刺激を多く受けたと各方面で語っている。
彼はひとりのアイドルでありながらも、すでにミュージシャン、お笑い芸人、俳優という顔を常に求められているがゆえに、学ぶことがたくさんあったにちがいない。自らボケ、ツッコミ、歌って、踊って演じられる…。アイドル戦国時代に、これだけ多くの武器を携えた人は、そう多くはないだろう。(ジャニ子)
しかし、北山宏光に場合はどんなに忙しい日々を過ごしていても、ステージに立てばファンを心配させることはない。そんな彼のブレない雰囲気が、Kis-My-Ft2の大黒柱になっているのではないか。
だからこそ、冠番組『キスマイBUSAIKU!?』でもMC役を任され、メンバーへコメントを振りつつ、ゲストの意見を汲み取れるのだろう。とはいえ、人間味を感じさせないパーフェクトなアイドルとは違うのが彼の魅力。恋愛シチュエーションを妄想する場面では、過剰な演出で“昭和的”とツッコまれる隙もあるから、絶妙なバランスだ。
また、よくイジられているのが身長が高くないという自虐ネタ。後輩のジャニーズJr.の安井謙太郎と競り合うなど、最年長でありつつも親しみやすさを持っているのだ。
とはいえ、本業である歌についてもグループでは1、2を争う実力派。ソロ曲も発表しており、そのセクシーで個性的な歌声は耳に残る。だが、コンサートでは、その甘い雰囲気だけでは終わらず、曲中にちょっとしたコントシーンを取り入れることがある。それは、北山のサービス精神のあらわれなのかもしれない。
彼のキャリアは舞台の経験によるところが大きい。ドラマ『美男ですね』のミュージカル版の主役を演じたり、脚本・宮本亜門&音楽・槇原敬之という豪華タッグのミュージカル『愛の唄を歌おう』でも主演を務めるなど、ライブな歌唱力を求められてきた。特に『愛の唄を歌おう』では、お笑い芸人や、現役ミュージシャンや俳優…さまざまなキャストと触れ合う機会があり、刺激を多く受けたと各方面で語っている。
彼はひとりのアイドルでありながらも、すでにミュージシャン、お笑い芸人、俳優という顔を常に求められているがゆえに、学ぶことがたくさんあったにちがいない。自らボケ、ツッコミ、歌って、踊って演じられる…。アイドル戦国時代に、これだけ多くの武器を携えた人は、そう多くはないだろう。(ジャニ子)
アーティスト
リアルサウンド