ヒョードルの日本ラストマッチのほか
『BELLATOR JAPAN』全14カードの試合
順が決定

『BELLATOR JAPAN』が12月29日（日）、さいたまスーパーアリーナ（埼玉県）で開催される。その全14カードの試合順が発表された。

休憩を挟んだ2部構成で、第1部はユニファイドルールによる第1～6試合。第2部はRIZIN MMAルール、RIZIN キックボクシングルールなどによる第7～14試合。第1～3試合はBellator vs RIZINの対抗戦が組まれている。

『BELLATOR JAPAN』全14カードの試合順

今回のカードで注目されるのは、第1部のメインでエメリヤーエンコ・ヒョードルが登場する第6試合だ。ヒョードルと言えば「氷の皇帝」の異名を持ち、日本の格闘技界にその名をとどろかせたが、引退を表明したことでこの試合が日本でのラストマッチとなる。元UFC世界ライトヘビー級王者のクイントン・“ランペイジ”・ジャクソンを相手にどのような戦いをみせるか、その雄姿を目に焼き付けておきたい。

第6試合はエメリヤーエンコ・ヒョードル（ロシア） VS クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン（アメリカ）

第2部の第13試合は浅倉カンナとジェイミー・ヒンショーとの対戦。浅倉はRIZIN WGP 2017 女子スーパー級トーナメント王者の実力者だが、2019年は山本美憂選手に判定負けを喫している。その後にInvictaトップランカーのアリーシャ・ザペテラを下し、復活を果たしたが、今回の対戦相手、ジェイミーは現KOTC 女子アトム級王者。この強者に勝利すれば、2020年の飛躍が期待される。

第13試合は浅倉カンナ（日本） VS ジェイミー・ヒンショー（アメリカ）

そしてラストを飾る第14試合では、第2代 PXCフェザー級王者の矢地祐介と、DEEPフェザー級王者の上迫博仁が対決。矢地はRIZINデビュー5連勝を飾ったものの、その後の戦いは思わしくない。一方の上迫は10月のライト級（71kg）グランプリの1回戦で負傷によるTKO負け。この両者がライト級の生き残りをかけて戦う。

第14試合は矢地祐介（日本） VS 上迫博仁（アメリカ）

ほかにも注目の一戦が目白押し。全14カードの試合順は次のとおりだ。

【第2部】
■第14試合：71.0kg／RIZIN MMAルール（肘あり）5分3R
矢地祐介（日本） VS 上迫博仁（アメリカ）

■第13試合：49.0kg／RIZIN 女子 MMAルール（肘あり）5分3R
浅倉カンナ（日本） VS ジェイミー・ヒンショー（アメリカ）

■第12試合：53.0kg／RIZIN MMAルール（肘あり）5分3R
越智晴雄（日本） VS ジャレッド・ブルックス（アメリカ）

■第11試合：68.0kg／RIZIN キックボクシングルール3分3R
平本 蓮（日本） VS 芦田崇宏（日本）

■第10試合：58.0kg／RIZIN MMAルール（肘あり）5分3R
中村優作（日本） VS 神龍 誠（日本）

■第9試合：49.0kg／RIZIN 女子 MMAルール5分3R
アンディ・ウィン（アメリカ） VS あい（日本）

■第8試合：77.0kg／RIZIN MMAルール（肘あり）5分3R
住村竜市朗（日本） VS ジョン・タック（グアム）

■第7試合：120kg／RIZIN MMAルール（肘あり）5分3R
シビサイ頌真（日本） VS セルゲイ・シュメトフ（ロシア）

【第1部】
■第6試合：ヘビー級（120.2kg）／ユニファイドルール5分3R
エメリヤーエンコ・ヒョードル（ロシア） VS クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン（アメリカ）

■第5試合：160-LB（72.5kg）キャッチウェイト／ユニファイドルール5分3R
マイケル・チャンドラー（アメリカ） VS シドニー・アウトロー（アメリカ）

■第4試合：173-LB（78.5kg）キャッチウェイト／ユニファイドルール5分3R
マイケル・“ヴェノム”・ペイジ（イギリス） VS 安西信昌（日本）

■第3試合：Bellator✕RIZIN対抗戦 中堅戦 ウェルター級（77.1kg）／ユニファイドルール5分3R
ロレンズ・ラーキン（アメリカ） VS 中村K太郎（日本）

■第2試合：Bellator✕RIZIN対抗戦 次鋒戦 フライ級（56.7kg）／ユニファイドルール5分3R
イララ・ジョアニ（ブラジル） VS 渡辺華奈（日本）

■第1試合：Bellator✕RIZIN対抗戦 先鋒戦 ライト級（70.3kg）／ユニファイドルール5分3R
ゴイチ・ヤマウチ（ブラジル） VS ダロン・クルックシャンク（アメリカ）