ダンス劇作家・熊谷拓明が「一人ダン
ス劇」の新作『北の空が赤く染まると
き四十男がこうべを垂れる』を25日間
40公演上演

ダンス劇作家の熊谷拓明が一人ダンス劇『北の空が赤く染まるとき四十男がこうべを垂れる』を2019年11月2日(土)~30日(土)、APOCシアター(東京都)にて25日間40回上演する。
「ダンス劇」とは、2008年~2011年までシルク・ドゥ・ソレイユ『believe』に出演、850ステージに立った熊谷が帰国後に発表している独自の舞台。熊谷が、踊る『熊谷拓明』カンパニーにおいて振付・演出さらに作・脚本も手がける作品は、ダンスや演劇といったの枠を作らず美術家、照明家、音楽家等と共に作り上げられる。熊谷はその他にも落語風オリジナル脚本による『踊る楽語』、自らの経験からいかに愉しく生きるかを語る『独演会』などを行い多彩に活躍中だ。
『北の空が赤く染まるとき四十男がこうべを垂れる』は舞踊生活25周年/生誕40周年を迎えた熊谷が意を決して行う入魂の公演。ユニークな表現でつむぐ魅力的な世界にどっぷり浸かりたい。
踊る『熊谷拓明』カンパニー『上を向いて逃げよう』(2018年) (撮影:大洞博靖)
【ストーリー】
踊る事が罰せられるようになったある街で、
25年間裏庭で人知れず踊っていた男が一件の通報により身柄を確保される。
男はそれを「踊り」ではないと言った。
人はそれを「踊り」と呼んだ。
彼はなぜ"踊り"をしていたのか?
拘置所で彼を待っていたのは
踊る事を取り締まる不思議な法と、カウンセリング。
彼は庭に戻れるのか?
そして、また踊るのか。。。?
男の葛藤をユーモラスな脚本と、雄弁な踊りが描く
一人ダンス劇。
踊る『熊谷拓明』カンパニー『おい!そこは俺のマイキャッスル!』(2015年) (撮影:大洞博靖)
【熊谷拓明からのメッセージ】
一人の男が、一人舞台で25日間40公演。
いささかはみ出た企画のような響きがありますが、舞台人ですから毎日舞台に上がりたい衝動は体の何処かに持っているのでしょう。
4年ほど同じチームで作り上げて来た「ダンス劇」を約1ヶ月皆様に観ていただける環境にさらす事はこの上ない幸せでございます。
今まで応援して下さっている方々にも、初めての方々にも、これが私たちの作り上げて来たものですと自信を持ってお送り出来る作品になりました。
美術、音楽、照明、男、食べる、着る、踊る、喋る。
これが僕の「一人ダンス劇」です。
ぜひお越し下さい。
【舞台告知】初めまして。踊る『熊谷拓明』カンパニーと申します。
文=高橋森彦

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