「ゼルダの伝説」はもう伝説になって
いると思うんだけど、どう?
「ゼルダの伝説 夢をみる島」のリメイ
ク版が発売。時を超えて愛される人気シ
リーズを掘り下げる
同シリーズはどのようにして人気シリーズとなったのか。今回のコラムでは、「ゼルダの伝説」シリーズを掘り下げていく。
「ゼルダの伝説」の歴史
第1作「ゼルダの伝説(86年)」と第2作「リンクの冒険(87年)」は、ファミリコンピュータ・ディスクシステムで発売された。同ハードはファミリーコンピュータの拡張システムで、カセット型のソフトより大容量である点などを売りとしていたが、技術の進歩によってカセット型ソフトの容量が増加へ向かうと少しずつ衰退した。そのため、同ハードで発売された2作については、ゲームフリークにも馴染みのある人が少ない。スーパーファミコンで発売された第3作をシリーズ最初の作品と思っている人も多いのではないだろうか。
第3作「ゼルダの伝説 神々のトライフォース(91年)」はスーパーファミコンで発売されたこともあり、売上本数以上に同シリーズの浸透に貢献した。ぼくと「ゼルダの伝説」シリーズの出会いもこのタイトルだ。当時少年だったぼくは友人の家で「神々のトライフォース」を見つけ、友人から借りる形で“最初のゼルダの伝説”をプレイした。子どもには簡単にクリアできない難易度だったが、夢中でプレイしたことをいまでも覚えている。現在でもシリーズベストタイトルに挙げられることが少なくなく、スーパーファミコン時代の金字塔的タイトルとなっている。
「ゼルダの伝説」はもう伝説になっていると思うんだけど、どう?はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。
ミーティア
「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。