さくらしめじ、結成の記念日に
サプライズ連発のワンマン公演を開催
田中雅功(がく)と髙田彪我(ひょうが)による現役高校生フォークデュオのさくらしめじが、ユニット結成の記念日である6月14日(金)に東京・duo MUSIC EXCHANGEにて、ワンマンライブ「しめたん-さくらしめじが生まれた日 祝5周年-告知!! サプライズ編」を開催した。
開演時間になると、二人が<あっちもこっちもどっちもそっちもサプライズ>と歌うスペシャルSE「サプライズ」が鳴り止み、客電が暗転。スモークが焚かれる中でステージ上に二人が姿を現し、オープニングナンバー「My Sunshine」のイントロを弾きだした……と、思いきや、まさかのニセモノで、本物のさくらしめじは2階から登場! いきなりのサプライズに驚く“きのこりあん"(ファンの呼称)を見渡し、「サプラーイズ! 本物はこっちだよ」と手を振りながら、1階へと駆け下りて、パーティーチューン「Bun!Bun! BuuuN!」でライブをスタートさせた。ラメが煌めく真っ赤な衣装を身に纏った二人がアコギの変わりにタオルを回して盛り上げると、超満員の会場は早くもクライマックスのような熱気に包まれた。
1つ目のサプライズを成功させた二人が「皆様のおかげで5歳になりました」とあいさつすると、場内からは大きな拍手がわき上がった。さらに、早くも2つ目のサプライズとして、今年の5月3 日に開催された自身2度目の野音ワンマンを初のライブアルバムとして、配信限定でリリースすることを発表。彪我は、「野音で2回もライブができたのも、この5年間、支えてくださった皆様のおかげです」と語り、雅功が「これから先もみんなで一緒に笑顔の輪をもっともっと広げていきたいと思います。以上、さくらしめじでした!」と二人でお辞儀をしてステージを降りると、場内は暗転。一瞬の出来事にフロアはざわつくが、「うそだよー」と言う声と共に笑顔でカムバック。「ねこの16ビート」では会場全体が1つになって踊り、「いーでぃーえむ」では盛大なクラップが巻き起こり、「ケセラセラララ」では、沖縄の言葉で「ケセラセラ」を意味する「なくるないさ」のコール&レスポンスで観客を楽しませた。
ここで、2つ目の告知として、今年の冬に2枚目のアルバムを出すると宣言。MCでは、この5年間にリリースしてきたCD を振り返りながら、ツイッター上で募集した「ベスト・オブ・しめじソング」アンケートの結果を基にしたキャリア初のメドレーに突入。永野芽郁主演のドラマ「こえ恋」の主題歌「ひだりむね」やNHK 「みんなのうた」に起用されたフォークソング「スプーンの初恋~あゝ、好きだよベイベー~」などを盛り込んだメドレーで、この二人でしかなし得ないハーモニーを響かせた。
ライブ中盤のMCでは、今年度に高校を卒業することを報告。そして、この日3つ目の告知として、「高校卒業ワンマン」の開催を約束。新たな生活への期待を綴った「はじまるきせつ」から、明日に向かって突き進む決意を込めたメッセージソング「My Sunshine」、そして、朝の通学や通勤をテーマにしたロックンロール「スタートダッシュ」へ。未来に向かって勢いよく走り出す楽曲を3 曲続けてパワフルに歌い上げ、フロアの熱気をあげると、「てぃーけーじー」では、彪我はアコギを置いて、ニワトリダンサーを迎えて、てぃーけーじーダンスを踊って盛り上げ、卵かけご飯ではなく、バースデーケーキの早食い対決を実施。小さめながらもホールケーキのために食べきれなかったが、食べた量で辛くも雅功が勝利し、本編は幕を閉じた。
きのこりあんによる「ハッピーバースデー」の合唱に呼ばれたアンコールでは、ドラマチックなラブソング「先に言うね」をエモーショナルに歌い上げると、雅功が「結成してから今日まで、一日1日が充実していて、本当に一瞬でした。そんな日々を過ごせたのは、日頃応援してくださる皆さんのおかげです」と感謝の気持ちを伝え、「僕たちは5周年を迎えて、3月には高校を卒業して、大人としての新たな一歩を踏み出します。音楽の力で背中を押せる、もっともっと、皆さんに寄り添える大きなアーティストになっていきたいなと思ってます」と決意を表明。日比谷野外大音楽堂で初披露した新曲で、きのこりあんとのつながりに感謝の気持ちを込めて「同じ雲の下」を熱唱。
最後のMCでは彪我が「みなさんが大好きです! 愛してます!! I love you」と叫ぶと、雅功も「僕もみなさんが大好きです!」と絶叫。初めて二人で作った自作曲「おもいでくれよん」では、<僕らの旅は始まったばかりだ>と声を合わせ、「みちくさこうしんきょく」を観客全員と大合唱して締めくくりかと思いきや、ニワトリ姿のスタッフが乱入。二人に手渡されたくす玉型のポストカードには、本人たちにも伝えていなかった、2017年12月以来となる2度目の赤坂BLITZ公演情報が書かれており、二人は驚きのあまり絶句。その後、我に返った二人はハイタッチし、「やった! 再びあそこに立てるんだね」と歓喜。彪我は「ありがとう。この一言に尽きます。ありがとう。さくらしめじ、これからも突き進んでいきます!」と声をあげ、ハッピーなバースデーライブは締めくくられた。
なお、さくらしめじは、7月20日(土)の香川公演を皮切りに、全国18カ所を回るツアー『ドッ!菌!青春!18本ツアー』を敢行する。 また、終演後には、5周年特設サイトがアップされた。
text by 永堀アツオ
photo by 鈴木友莉
【セットリスト】
M1.My Sunshine
M2.Bun!Bun!BuuuN!
M3.ねこの16ビート
M4.いーでぃーえむ
M5.ケセラセラララ
M6.メドレーコーナー(またたび〜まよなかぴくにっく〜せきがえのかみさま〜ひだりむね〜スプーンの初恋〜靴底メモリー〜だるまさんがころんだ〜さんきゅう〜ゆめがさめたら)
M7.はじまるきせつ
M8.My Sunshine
M9.スタートダッシュ
M10.てぃーけーじー
<ENCORE>
En1.先に言うね
En2.同じ雲の下
En3.おもいでくれよん
En4.みちくさこうしんきょく
■さくらしめじ5周年特設サイト
https://sakurashimeji5.com
開演時間になると、二人が<あっちもこっちもどっちもそっちもサプライズ>と歌うスペシャルSE「サプライズ」が鳴り止み、客電が暗転。スモークが焚かれる中でステージ上に二人が姿を現し、オープニングナンバー「My Sunshine」のイントロを弾きだした……と、思いきや、まさかのニセモノで、本物のさくらしめじは2階から登場! いきなりのサプライズに驚く“きのこりあん"(ファンの呼称)を見渡し、「サプラーイズ! 本物はこっちだよ」と手を振りながら、1階へと駆け下りて、パーティーチューン「Bun!Bun! BuuuN!」でライブをスタートさせた。ラメが煌めく真っ赤な衣装を身に纏った二人がアコギの変わりにタオルを回して盛り上げると、超満員の会場は早くもクライマックスのような熱気に包まれた。
1つ目のサプライズを成功させた二人が「皆様のおかげで5歳になりました」とあいさつすると、場内からは大きな拍手がわき上がった。さらに、早くも2つ目のサプライズとして、今年の5月3 日に開催された自身2度目の野音ワンマンを初のライブアルバムとして、配信限定でリリースすることを発表。彪我は、「野音で2回もライブができたのも、この5年間、支えてくださった皆様のおかげです」と語り、雅功が「これから先もみんなで一緒に笑顔の輪をもっともっと広げていきたいと思います。以上、さくらしめじでした!」と二人でお辞儀をしてステージを降りると、場内は暗転。一瞬の出来事にフロアはざわつくが、「うそだよー」と言う声と共に笑顔でカムバック。「ねこの16ビート」では会場全体が1つになって踊り、「いーでぃーえむ」では盛大なクラップが巻き起こり、「ケセラセラララ」では、沖縄の言葉で「ケセラセラ」を意味する「なくるないさ」のコール&レスポンスで観客を楽しませた。
ここで、2つ目の告知として、今年の冬に2枚目のアルバムを出すると宣言。MCでは、この5年間にリリースしてきたCD を振り返りながら、ツイッター上で募集した「ベスト・オブ・しめじソング」アンケートの結果を基にしたキャリア初のメドレーに突入。永野芽郁主演のドラマ「こえ恋」の主題歌「ひだりむね」やNHK 「みんなのうた」に起用されたフォークソング「スプーンの初恋~あゝ、好きだよベイベー~」などを盛り込んだメドレーで、この二人でしかなし得ないハーモニーを響かせた。
ライブ中盤のMCでは、今年度に高校を卒業することを報告。そして、この日3つ目の告知として、「高校卒業ワンマン」の開催を約束。新たな生活への期待を綴った「はじまるきせつ」から、明日に向かって突き進む決意を込めたメッセージソング「My Sunshine」、そして、朝の通学や通勤をテーマにしたロックンロール「スタートダッシュ」へ。未来に向かって勢いよく走り出す楽曲を3 曲続けてパワフルに歌い上げ、フロアの熱気をあげると、「てぃーけーじー」では、彪我はアコギを置いて、ニワトリダンサーを迎えて、てぃーけーじーダンスを踊って盛り上げ、卵かけご飯ではなく、バースデーケーキの早食い対決を実施。小さめながらもホールケーキのために食べきれなかったが、食べた量で辛くも雅功が勝利し、本編は幕を閉じた。
きのこりあんによる「ハッピーバースデー」の合唱に呼ばれたアンコールでは、ドラマチックなラブソング「先に言うね」をエモーショナルに歌い上げると、雅功が「結成してから今日まで、一日1日が充実していて、本当に一瞬でした。そんな日々を過ごせたのは、日頃応援してくださる皆さんのおかげです」と感謝の気持ちを伝え、「僕たちは5周年を迎えて、3月には高校を卒業して、大人としての新たな一歩を踏み出します。音楽の力で背中を押せる、もっともっと、皆さんに寄り添える大きなアーティストになっていきたいなと思ってます」と決意を表明。日比谷野外大音楽堂で初披露した新曲で、きのこりあんとのつながりに感謝の気持ちを込めて「同じ雲の下」を熱唱。
最後のMCでは彪我が「みなさんが大好きです! 愛してます!! I love you」と叫ぶと、雅功も「僕もみなさんが大好きです!」と絶叫。初めて二人で作った自作曲「おもいでくれよん」では、<僕らの旅は始まったばかりだ>と声を合わせ、「みちくさこうしんきょく」を観客全員と大合唱して締めくくりかと思いきや、ニワトリ姿のスタッフが乱入。二人に手渡されたくす玉型のポストカードには、本人たちにも伝えていなかった、2017年12月以来となる2度目の赤坂BLITZ公演情報が書かれており、二人は驚きのあまり絶句。その後、我に返った二人はハイタッチし、「やった! 再びあそこに立てるんだね」と歓喜。彪我は「ありがとう。この一言に尽きます。ありがとう。さくらしめじ、これからも突き進んでいきます!」と声をあげ、ハッピーなバースデーライブは締めくくられた。
なお、さくらしめじは、7月20日(土)の香川公演を皮切りに、全国18カ所を回るツアー『ドッ!菌!青春!18本ツアー』を敢行する。 また、終演後には、5周年特設サイトがアップされた。
text by 永堀アツオ
photo by 鈴木友莉
【セットリスト】
M1.My Sunshine
M2.Bun!Bun!BuuuN!
M3.ねこの16ビート
M4.いーでぃーえむ
M5.ケセラセラララ
M6.メドレーコーナー(またたび〜まよなかぴくにっく〜せきがえのかみさま〜ひだりむね〜スプーンの初恋〜靴底メモリー〜だるまさんがころんだ〜さんきゅう〜ゆめがさめたら)
M7.はじまるきせつ
M8.My Sunshine
M9.スタートダッシュ
M10.てぃーけーじー
<ENCORE>
En1.先に言うね
En2.同じ雲の下
En3.おもいでくれよん
En4.みちくさこうしんきょく
■さくらしめじ5周年特設サイト
https://sakurashimeji5.com
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