TFG、目指すは武道館&紅白! 本格的
なアーティスト活動前に、初めてのフ
ァンミーティングを開催

赤澤遼太郎、前川優希、佐藤信⻑、坂垣怜次、堀田怜央、桜庭大翔、健人の7名による、“五感”をコンセプトとした新感覚アーティストグループ「TFG(ティーエフジー)」。
MANKAI STAGE『A3!』や舞台 喜劇『おそ松さん』、ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』、ミュージカル『テニスの王子様』、舞台『KAKERU』、舞台『刀剣乱舞』など、熱い注目を集める2.5次元舞台を中心に活躍してきた俳優たちが、7月17日のメジャーデビューを皮切りに本格的なアーティスト活動をスタートする。
それに先駆け、5月27日(月)、渋谷WWWXにて初めてのファンミーティングが開催された。その直前に行われた記者会見の様子をお届けしよう。
まずは、本公演と同じく司会を務めた永松文太より、「TFG」の由来やテーマが語られた。
TFGのグループ名は、“Touchable FraGrance” からとったもの。直訳すると“触れることのできる香り(フレグランス)”だ。ヒトが外界を感知するための感覚機能のうち、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚という“五感”を“フレグランス”というワードで比喩し、“五感(フレグランス)との触れ合い”、つまり五感すべてを刺激し、楽しませるアーティストグループとして活動を行なっていく。
そのため、メンバーにはカラーと共に“フレグランス”が割り振られている。
永松文太
赤澤遼太郎(RED /スパイシーノート)
前川優希(BLUE /ハーバルノート)
佐藤信長(PINK /フローラルノート)
坂垣怜次(ORANGE /オリエンタルノート)
堀田怜央(YELLOW /シトラスノート)
桜庭大翔(PURPLE /バルサムノート)
健人(GREEN /ウッディーノート)
担当フレグランスはこのグループならではの特色だが、赤澤は「一人ひとり匂いがまったく違うんです。事務所とヴィクターさんが決めてくださったんですけど、メンバーの個性を非常によく捉えている。僕らをよく知っているファンの方々は『合ってるな』って思うんじゃないかと」と、自信をのぞかせる。松永から「嗅覚以外にも、視覚・聴覚・触覚・味覚と五感すべてを刺激するグループということで、やってみたいことはありますか?」と尋ねられると、「まずは視覚と聴覚はこうやってライブで! 触覚は僕たちが内容を考えたイベントでお客さんと触れ合うってことで」と赤澤が語り、「味覚は中々難しいと思うんですけど、イベントとかで僕たちが考案したフードやドリンクを提供できたら」と佐藤も頷く。
また、本日の会見では、デビューシングルの「My dear Summer」を一足先に聞くことができた。
オフィシャル提供
作詞を手掛けたのは、「君のすべてに feat. JUJU」 (2008 年)といったヒット曲を多数持つ音楽ユニット・Spontania のメンバー、Tarantula。作曲・編曲は、国内外の多くのアーティストに楽曲を提供し、新鋭アーティストとして注目を集めるDR. SWINGCHEVYと LEGATO によるプロデューサー・デュオ「T2H -Tokyo Trap House-」によるもの。
本格的なアーティストが手掛けただけあって、これからの季節にぴったりなオシャレで楽しいナンバーだ。グループのテーマにも相応しく、各々の歌唱力、イントロからAメロ、Bメロ……とシーンによって雰囲気を変える楽曲で、クールかと思うとポップに、そしてカッコよく切り替わるダンスと弾けるような爽やかさで五感に訴えかけてくる。
サビはファンも一緒に踊れそうな簡単でかわいらしい振り付け。コール&レスポンスを挟んでおり、ライブやフェスで大いに盛り上がるだろうと感じた。
時間とともに香りが変わっていく香水のように、これからの活動で、各々の魅力や新しい一面がどんどん開花し、大きな広がりを見せることだろう。
オフィシャル提供
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デビュー曲が完成し、メジャーデビューも決定した現在の心境と意気込みを聞かれると、「決まった時は不安もあったし、普段役者として生活している僕らがアーティストとしてどんな挑戦をしたらいいだろうと思った。でも、今は精一杯、TFGとして皆さんに応援してもらえるような大きなコンテンツにしたい」と前川が緊張を滲ませつつ抱負を語る。次に板垣が「まだ始動したばっかりですけど、目指せ武道館ですね!」と大きな目標を掲げ、メンバーからも歓声が。その一歩目となるファンミーティングに向けて、各々が舞台の本番などと同時進行でレッスンを重ねてきたそうで、気合は十分だ。
初のファンミーティングのチケットは一般販売開始1分で完売ということもあり、ファンの期待の大きさを感じ、ますますアーティスト活動への覚悟がついたというメンバーたち。記者会見及びファンミーティングでは、メジャーデビュー前日となる7月16日(火)に、渋谷 WWWXにて第2回目のファンミーティング(仮称)が開催されることも合わせて告知された。
取材陣からMV撮影での思い出を聞かれると、赤澤が「怜央くんじゃない?」と言い出し、他のメンバーもニコニコと堀田を見る。「MVは海で撮ったんですけど、ちょっと曇ってたのに僕シーンだけかんかん照りになって撮り直しになったんです」と、パワフルな晴れ男ぶりを語っていた。
また、デビュー曲のタイトルにかけて、この夏挑戦したいことはあるかと聞かれると、赤澤が「肝試しやりたい!」と即答。グループのメンバーといると高校時代の友達を思い出すそうで、高校時代にやり残した肝試しをぜひしたいとのことだった。今後、イベントや企画で実現されることもあるかもしれない。次に、レコーディング時の印象的なエピソードを聞かれると、各々思い出があると言いつつ、前川が「一番時間かかったのは僕だと自負しています」と挙手。一人で3時間ほどレコーディングをしたとのことだが、製作陣も妥協せずに向き合ってくれたそうで、そのぶん良いものができたと笑顔を見せていた。
最後に、ファンに向けてメンバーそれぞれからのコメントをお届けしよう。
健人:普段は役者をしていますが、メジャーデビューすることになり、アーティストとしての新たな道を過ごさせていただきます。やるからには全力で臨みます!どうぞ応援のほどよろしくお願いします。
桜庭:今まで役者の活動をメインにやってきた僕たちですが、TFGの活動では音楽活動という新しい土俵で戦っていきます。誰かを演じる僕らではなく、僕ら自身として戦っていくので、そこにも注目してもらえると嬉しいです。
堀田:役者・表現者としてやってきましたが、今回アーティストとしてメジャーデビューできることに幸せを感じます。プロとして絶対いいものを作ろうと思っているのでよろしくお願いします!」
板垣:皆さん役者なのは強みだと思う。普通のアーティストさんとはまた違った、僕たち役者だから表現できることを、もっともっとみんなで磨いてパフォーマンスをレベルアップしていきたいなと思います!
佐藤:役を通してではなく、僕たち自身が発することになると思う。ありのままの僕たちを見せることができると思うので、楽しみにしていてください。
前川:僕らは誰ひとりアーティストの経験があるわけではなく、素敵な製作陣やスタッフに囲まれてはいるけどゼロからのスタートです。そんな中で、ファンの皆さんに披露するのは責任も強く、そしてすごく幸せなこと。ぜひゼロから作り上げる過程を皆さんにも一緒に見守っていただけたら嬉しいです。
赤澤:僕、すっごく嬉しくて。今TFGが生まれたんだ、世に出たんだって思う。急ピッチでいろんな計画が進んだから、こうして「My dear Summer」をお披露目できて、形としてできたことが嬉しい。今後、みんな仕事もあって忙しいけど、それぞれが覚悟を持ってがんばろうと思えている。役者としてもTFGのアーティストとしても、皆さんともっといい体験を共有できる、素敵なアーティストになれたらいいなとおもいます。
TFG
メジャーデビューに向けてますます勢いを増していくTFG。
この夏、彼らの瑞々しいフレグランスに、あなたも触れてみてはどうだろうか。

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