伊東ゆかりの「小指の思い出」、南沙織の「17才」、金井克子の「他人の関係」、布施明の「積木の部屋」など、多くのヒット曲の詞を手掛けた作詞家の有馬三恵子が、2019年4月18日、心筋梗塞のため死去した。

作曲家・鈴木淳が手掛けた楽曲「小指の想い出」に、当時、鈴木の妻だった有馬が歌詞をつけたことで作詞家人生が大きく開花。「小指の想い出」は1967年に発売され、大ヒットを記録する。伊東ゆかりは、その年の第9回「日本レコード大賞」歌唱賞を受賞、第18回「NHK紅白歌合戦」でも同曲を歌唱した。

南沙織の名付け親でもあり、1971年の南のデビュー曲「17才」の作詞を手掛ける。同曲は約54万枚を売り上げ、南をスターダムへ押し上げた。その後、南が引退(1978年)するまで、作曲家の筒美京平とのコンビで、「哀愁のページ」、「早春の港」、「色づく街」のほか、多くの楽曲を提供している。

広島カープファンとしても知られ、随筆家・佐々木久子主宰の『カープを優勝させる会』のメンバーでもあった。1975年発売の、広島東洋カープ応援歌「それ行けカープ 〜若き鯉たち〜」をはじめ、「ゴーゴーカープ」、「ヴィクトリー・カープ」の歌詞なども手掛けている。

全日本歌謡情報センター

歌謡曲・演歌に特化したエンタメ情報サイト