言葉遊びの女王「椎名林檎」の人気曲・オススメ曲5選!

言葉遊びの女王「椎名林檎」の人気曲・オススメ曲5選!

言葉遊びの女王「椎名林檎」の人気曲
・オススメ曲5選!

日本を代表する歌姫・椎名林檎とは?

ロックンロールからジャズ、ヒップホップまで多様なジャンルをこなす柔軟さを持ち椎名林檎。それ以外にもギターや鍵盤などの各種楽器の演奏や作編曲までこなすなど、音楽家として高度な汎用性を誇っています。
また、デビュー当時からすでにシーナ・リンゴ名義で広末涼子ともさかりえに楽曲提供を行っています。
そんな椎名林檎の芸名は、高校1、2年生の時、「ここでキスして。」「ギブス」「茜さす帰路照らされど…」「虚言症」などの作品を、初めて著作者登録をする際に筆名が必要となり、あくまで一時的なつもりで使用したのが始まりだそうです。
なぜ「林檎」という名前にしたかというと、椎名林檎自身のバンド活動もドラマーから始まったということもあり、ビートルズのドラマーだったリンゴ・スターの名前を借用したようです。
子どもの頃はかなりの恥ずかしがり屋で、学校で先生に指されるとすぐほっぺたが真っ赤になってしまっていたからというのが、もともとの由来です。
その後、椎名林檎としては休業中の間の2004年から2012年までは、ロックバンド・東京事変のボーカリストとしても活動していました。
芸術選奨新人賞(大衆芸能部門)受賞
2009年に、平成20年度芸術選奨新人賞(大衆芸能部門)受賞。
2016年のリオデジャネイロオリンピック/パラリンピックにおいて、フラッグハンドオーバーセレモニーのクリエイティブスーパーバイザーと音楽監督を務め、そして2017年12月には、東京オリンピックの「4式典総合プランニングチーム」に選出されています。
そんな椎名林檎の音楽性は、「旋律(メロディ)と和声(ハーモニー)の関係性にこそ常に関心を持つべきだと思っていて、独特な歌詞の表現や、言葉遊びなど、歌詞の旧仮名遣いや旧字体の使用などのせいで読書家だと思われがちですが、よく読んでいるのは辞書とのこと。
作詞の際は、まず曲のイメージを損なわない英語で仮の歌詞を書いてからデモを作り、その後でメロディと母音や子音との関係性で、英語詞にするか日本語詞にするかを決めます。
歌詞は思いつくのではなくあとから当てはめて行くようです。
では、椎名林檎の人気曲・オススメ曲を5曲ご紹介します!

椎名林檎の人気曲・オススメ曲5選!
「幸福論」でデビューを果たした椎名林檎の人気曲・オススメ曲を5選ご紹介します。
椎名林檎「歌舞伎町の女王」

1998年リリースの2ndシングル。
自ら「新宿系自作自演屋」を名乗り、「渋谷系」ムーブメントへのカウンターを感じさせた1曲です。
この曲は、彼女のその個性を世に広く知らしめた楽曲でした。
椎名林檎「ここでキスして。」

2ndシングルから約4ヶ月という短いスパンで、畳み掛けるようにリリースされたのがこの「ここでキスして。」。
この曲こそ椎名林檎が圧倒的なポピュラリティを獲得していく布石でした。
愛する人を「現代のシド・ヴィシャス」と歌い、その相手に似合う向こう見ずな自分でありたいと、「今すぐに此処でキスして」と精一杯のわがままを言っています。
モチーフこそパンクですが、そこにあるのは紛れもない純愛なのです。
椎名林檎「丸ノ内サディスティック」

1stアルバム「無罪モラトリアム」に収録された楽曲で、「歌舞伎町の女王」
と対で語られることが多いこの曲。
御茶の水、銀座、後楽園、池袋という「丸ノ内線」沿線の町を歌詞に織り交ぜ、退屈な会社勤めの日々に、愛するミュージシャンのことを妄想する日常をどこか退廃的なピアノロックサウンドにのせて歌っています。

椎名林檎「本能」
自らがナースに扮してガラスを拳で叩き割るシーンが鮮烈なMVは、今なお記憶に残るこの「本能」はミリオンを記録しています。
女性の感情や思考に関わる「本能」を描いてみせたこの曲は、日本のポップシーンを大きく揺るがせました。
椎名林檎「NIPPON」

2014年にリリースされた14作目である「NIPPON」は、FIFAワールドカップブラジル大会期から、NHKサッカー関連番組で使用されるテーマ曲として書き下ろされた楽曲です。
直球のタイトル、勝負に挑む選手を鼓舞するような歌詞、そしてゲーム中の激しい心拍数と並走するかのような疾走感溢れるサウンド。
彼女がこの楽曲に求められたテーマに、真正面から取り組んだことを感じさせる1曲となりました。
椎名林檎ワールドは今もとどまることを知らない!
椎名林檎の人気曲・オススメ曲とともに、彼女の経歴についてもご紹介しましたが、この他にもご紹介しきれなかったたくさんの楽曲があり、それを聴けば聴くほど、椎名林檎ワールドに魅了されていくことでしょう。
2018年にデビュー20周年を迎えた椎名林檎。
全国4カ所、計8公演開催されたアリーナツアーも開催し、その勢いはとどまるどころか増していっています。
そんな椎名林檎の今後の活動にも期待したいですね!
TEXT UTAKATA

UtaTen

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