著書『BRASIL SICK』発売記念記者会見での宮沢和史 Listen Japan

著書『BRASIL SICK』発売記念記者会見での宮沢和史 Listen Japan

宮沢和史が、THE BOOM&GANGA ZUMBA
として紅白に出場

音楽を通して日本とブラジル交流の架け橋となるべく様々な活動を続けている宮沢和史が、12月31日(水)『第59回NHK紅白歌合戦』に出場する。
日本人移民がブラジルに渡ってから100年となる今年、紅白では「日本ブラジル交流年特別企画」と題した特別枠を設け、宮沢和史は、THE BOOM&GANGA ZUMBAと揃って出演する。
紅白は、ブラジルをはじめ世界中の日系移民の方も視聴することができ、THE BOOMでのデビュー以降「島唄」「風になりたい」など、国境も人種も超える名曲で世界を繋ぐ宮沢が、100年の時を超え、偉大な先人たちの歩んだ道に歌を捧げるというのが今回の特別枠の意味合いだ。

2008年の宮沢和史は、自身のバンドGANGA ZUMBA(ガンガ・ズンバ)でのブラジルツアーを7月に敢行し、帰国後の9月には、ブラジル音楽界の重鎮ジルベルト・ジルを日本に迎え、横浜で2万人を集めたフリーコンサートを開催するなどブラジルにより接近した活動を続けて来たが、その集大成として12月3日(水)には著書『BRASIL-SICK(ブラジル・シック)』(双葉社)を発表。大ヒット曲「風になりたい」誕生のきっかけとなったブラジル音楽との出会いから現在に至るまでの思いを、自身のエッセイ、対談、写真など、様々な形で綴り、お薦めのブラジル音楽を集めた企画盤『Brasil 100』、DVD『10,000 SAMBA!』 も同時発売された。

今年も宮沢和史らしく、日本・ブラジルのさらなる交流を願って駆け抜けた1年であった。
著書『BRASIL SICK』発売記念記者会見での宮沢和史 Listen Japan

アーティスト

OKMusic編集部

全ての音楽情報がここに、ファンから評論家まで、誰もが「アーティスト」、「音楽」がもつ可能性を最大限に発信できる音楽情報メディアです。

新着