古内東子の音楽は切なさとAORの融合
。今こそ再評価のとき。
PopからAORへ。シンガーソングライター
として今なお支持される古内東子の軌跡
を辿る
多くの人は「名前は知っている、聞いたことがある」や「昔聴いていた」と答えるのではないかと想像します。なかには『「誰より好きなのに」を歌っている人でしょ?』という人もいるでしょう。
では、彼女が現在どのような活動をしているか知っているでしょうか?かつては「恋愛の神様」と謳われた彼女。1人のポップミュージシャンという情報をアップデートできていないのだとしたら、それは大きな損失かもしれません。
古内東子、これまでの軌跡を振り返る
1996年には彼女の代表曲ともなる7thシングル「誰より好きなのに」を発表。このシングルによりシンガーソングライターとして不動の地位を確立し、直後に発表した5thアルバム「Hourglass」は全国のCDショップにおいてチャートの1位を独占しました。さらに翌年の97年には6thアルバム「恋」を発表します。このアルバムの売上枚数はダブルプラチナ(50万枚)を記録し、彼女の音楽人生のなかでもっとも商業的に認められたオリジナルアルバムとなりました。
これまでに26枚のシングルと、16枚のオリジナルアルバムを発表しています。2018年10月17日には、6年ぶりとなる17thアルバム「After The Rain」の発表を予定。冒頭のYouTube動画は、そのリードトラックである「Enough is Enough」のミュージックビデオです。
古内東子の現在の活動は?
また、2000年代以降は商業的に少し落ち着き、徐々にマイペースな活動へと変わってきました。そのような状況を逆手に取り、現在はお客さんのリアクションがダイレクトに伝わるサイズのホールを中心にライブを続けています。
東京のCOTTON CLUB、横浜のMotion Blue YOKOHAMA、名古屋のBlue Note NAGOYA、大阪のbillboard LIVEなどでは、年に数回アコースティックの弾き語りツアーもおこなっており、会場では90年代当時の古内東子のイメージとは少し違う姿を見ることが可能です。
最新の情報は、公式サイトをはじめ、Twitterやブログでも発信されています。記事の最後に公式の関連リンクを記載するので、気になる方は覗いてみてはいかがでしょうか。
古内東子のおすすめ曲
古内東子の誰もが知る名曲たち
誰より好きなのに
この曲は、90年代の名曲として徳永英明、JUJU、清水翔太など、錚々たるミュージシャンがカバー。この先もずっと歌い継がれていく曲になっていくことは疑いようがありません。
逢いたいから
歩き続けよう
大丈夫
Beautiful Days
スロウビート
古内東子の音楽は切なさとAORの融合。今こそ再評価のとき。はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。
ミーティア
「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。