【DAY6 インタビュー】
幅広い音楽を
自分たちらしく楽曲にできた
いろんなジャンルを吸収して
それをDAY6の音楽にしていく
(笑)みなさんも当然、ロックは好きですよね?
SUNGJIN
もちろんです。
WONPIL
むしろ、最近はロック系のアーティストばかり聴いてますね。以前はブラックミュージックが好きだったんですが、あまり聴かなくなりました。もしかしたら好みが変わってきたのかもしれないです。今好きなのはBoy Pabloというノルウェーのバンド。ヴィンテージサウンドを今の時代にフィットしたスタイルで表現していてすごくいいんですよ。
リスナーとしての好みの変化はDAY6の音楽にも影響しそうですか?
WONPIL
そういうこともあると思います。
YOUNG K
WONPILさんは楽曲のトラックを作ることが多いので、彼の好みの変化はバンドにかなり影響を与えるでしょうね。
SUNGJIN
移動中はメンバーが自分の好きな曲をかけていたりするので、それをみんなで聴いてることが多いんですよ。“いいな”と思う曲があればすぐに調べるし、そのあたりは共有できていると思います。音楽の話もしょっちゅうしてますからね。
YOUNG K
一番話しているのはゲームことですけど(笑)。
移動中は音楽かゲーム?
WONPIL
あとは寝てるか(笑)。
YOUNG K
眠いですから(笑)。僕は歌詞を書いていることもありますが、寝ている時間のほうが長いと思います。
アルバム『UNLOCK』がリリースされることによって、DAY6の魅力はさらに強く伝わっていくと思います。みなさんのこの先のビジョンはどういう感じなんですか?
DOWOON
やはり学ぶ姿勢を持ち続けることが大事だと思います。自分に足りないところをしっかりモニターして、それを改善して。これからもそれを続けていきたいですね。
SUNGJIN
いろんなジャンルを吸収して、それをDAY6の音楽にしていくことも変わらないですね。ひとつのジャンルを深めることもやりたいし、今まで触ってなかったジャンルにもトライしたくて。感性、感情を揺らしてくれる音楽が好きなので、自分たちもそういう楽曲を作っていきたいと思います。
YOUNG K
次のアルバムの制作に入る前にはいろいろなものを吸収して、観客のみなさんからパワーをいただいて。そういうものを反映させながら新しい曲を作っていきたいです。
WONPIL
最大限にノリが良くて元気が出る曲も作りたいし、これ以上ないってくらい悲しい曲も作りたいと思っています。
JAE
日本で活動させてもらって日本の音楽に触れる中で気付かされることもたくさんあるんですよね。一番いいなと思うのはメロディー。日本のアーティストのみなさんの美しいメロディーと僕たちが作り上げてきたDAY6の音楽が出会うことで、また違った化学反応が生まれるはずだし、そこでもっと素敵な楽曲ができるんじゃないかなって。
期待してます! 10月の後半には全国ワンマンライヴ『DAY6 2nd LIVE TOUR in JAPAN “UNLOCK”』が開催されますね。
YOUNG K
ワールドツアーとはセットリストも違うし、まったく違う雰囲気のライヴになると思います。もちろん『UNLOCK』の楽曲も披露しますよ。
DOWOON
ドラムのライン、ギターのフレーズなどもライヴでは変わるかもしれないです。
YOUNG K
そうやって少しずつ変化するのもライヴの醍醐味ですからね。
WONPIL
ライヴのアレンジは事前に話すこともあるけど、その時の気分やコンディションで変わることもあるんですよ。めちゃくちゃハズれてなかったら大丈夫かなと(笑)。
YOUNG K
めちゃくちゃになっても、それはそれで面白そうだけどね(笑)。
取材:森 朋之