『カメラを止めるな!』ロケ地めぐり
&上田慎一郎監督スペシャルイベント
を映画ロケ地のSKIPシティで9/22に開
催、ヒロイン秋山ゆずきもゲスト参加

2018年の日本映画界の話題を完全に独占し、一大現象となった映画。6月に都内2館での公開から始まり、以来、全国200館以上に拡大上映され、“感染”と呼ばれる旋風を巻き起こし続けている……そう『カメラを止めるな!』である。製作費300万円の超低予算製作にも係らず、2018年8月末時点で観客動員100万人を突破し、累計興行収入12億円を越えた奇跡の作品……などということは今更説明不要であろう。同作品でヒロイン役を演じた女優・秋山ゆずきは、“カメ止め”人気に乗って、10月14日(21:00~)に放送されるテレビ朝日系ドラマ『科捜研の女スペシャル』に出演することも明らかとなったばかり。
この『カメラを止めるな!』のロケ地として使われたのが、SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ(埼玉県川口市)の映像ミュージアムやSKIPシティ周辺のスポットだ。このほど、同プラザは9月22日(土)、上田慎一郎監督を招き、トークショーと短編作品の特別上映会、さらにロケ地めぐり、上田監督書き下ろしの撮影裏話・映画の衣装の展示など“カメ止め”ファン必見のイベントを開催する。前述の主演女優・秋山ゆずきもゲスト参加する。なお、『カメラを止めるな!』の上映はないのでお間違えなきよう。
上田慎一郎監督
予定内容は次のとおり。
1)上田慎一郎傑作選 特別上映
国内外の映画祭で評価されている上田慎一郎監督作品の中から、その魅力が凝縮された短編3作品を上映。オムニバ ス映画『4/猫 ねこぶんのよん』の一本で、商業映画デビュー作品となった『猫まんま』。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2016 短編部門の奨励賞ほか、各地の映画祭で受賞している『テイク8』。そして初期作品ながら完成度の高いコメディ作品『恋する小説家』の3本を、第1回・第2回の各回で上映。
●『猫まんま』(24分/2015年)
漫才コンビを組む笑太と美帆子。2人が生み出したカップル漫才の人気も上々で、全国進出のチャンスが巡ってくるが、美帆子はコンビを解散したいと言い出す。そんな時、父の訃報が届いた笑太は、ある決意をする。
「猫まんま」(c)2015埼玉県/SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ
●『テイク8』(19分/2015年)
自主映画監督の隆夫は、恋人の茜を花嫁役に「結婚」をテーマにした新作を撮影中。残すは1シーンであったが、花嫁の父役が急遽来れなくなる。やむをえず、見学に来ていた茜の本当の父、徹が代役を務める事になり…。想定外の公私混同! ウェディング・ワンシチュエーション・コメディ!
「テイク8」 (c)八王子日本閣
●『恋する小説家』(40分/2011年)
一向に芽が出ないミステリー作家志望の岩佐の元に見知らぬ女子高生が現れる。「あたしはあんたの小説の主人公。あんたの小説を救いにきたの」。ラブリィ・ポップなSFハートフルコメディ!
「恋する小説家」(c)PANPOKOPINA
2)上田慎一郎監督トークショー
ゲストに『カメラを止めるな!』『恋する小説家』に出演する女優の秋山ゆずきを迎え、『カメラを止めるな!』の撮影裏話や、特別上映作品について上田監督がトーク。
◎上田慎一郎(映画監督)
1984年 滋賀県出身。中学生の頃から自主映画を制作し、高校卒業後も独学で映画を学ぶ。2010年、映画製作団体PANPOKOPINAを結成。現在までに7本の映画を監督し、国内外の映画祭で20のグランプリを含む46冠を獲得。2015年、オムニバス映画「4/猫」の1編『猫まんま』の監督で商業デビュー。「100年後に観てもおもしろい映画」をスローガンに娯楽性の高いエンターテイメント作品を創り続けている。最新監督作である初の劇場用長編映画『カメラを止めるな!』(2018年6月23日公開)は、第20回ウディネ・ファーイースト映画祭(イタリア)にて《Silver Mulberry Award(観客賞第二位)》を、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018では《ゆうばりファンタランド大賞》をそれぞれ受賞している。
◎秋山ゆずき(女優・アイドル)
映画『カメラを止めるな!』でヒロイン役を演じ、注目を集める。現在までに約50本の舞台に出演した経験で得た高い演技力・表現力が評価されており、本格派女優としての活躍が期待されている。また、17 Liveから生まれたアイドルグループ「EVERYDAYS」のメンバーとしても活動中。
秋山ゆずき
3)『カメラを止めるな!』ロケ地めぐり
テレビ局のシーンが撮影された映像ミュージアムを中心に、解説付きでロケ地を見学。その後は、ロケ地マップを見ながら自由にめぐることが可能。各スポットでは、そのシーンの名台詞や迷台詞に加え、上田監督書き下ろしの撮影裏話などをパネルで紹介。また、映像ホールでは映画の衣装を展示、作品のファンが楽しめる仕掛けが随所にちりばめられている。
【ロケ地例】
・映像ミュージアム3階 301スタジオ - テレビ局
・彩の国ビジュアルプラザ 1階 階段 - Vシネの撮影現場
・B街区 - ドラマのリハーサル場所
映像ミュージアム
『カメラを止めるな!』ロケ地 ― SKIPシティ 映像ミュージアムについて
映像の歴史やしくみを学び、映画のつくり方を体験できる日本で唯一の「体験型映像ミュージアム」。学校・教育機関向けの「映像学習プログラム」も行っており、埼玉県内の小学校を中心に、年間約50校・約5000人の生徒が参加。また、VR・ARからデジタルゲームまで、様々なテーマで映像を紹介する企画展も一年を通じて開催している。
■開館時間:9:30~17:00 (入場は16:30まで)
■休館日:月曜日 ※祝日の場合は翌平日、年末年始
■料金:大人510円/小中学生250円(企画展もご覧いただけます) お問合せ:048-265-2500(映像ミュージアム)
■HP:http://www.skipcity.jp/vm

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