【レポート】Que SakamotoのDJツアー
日記「ヨーロッパ編・その5」

みなさん、こんにちわ。<Huit Etoiles>のDJ/ProducerのQue Sakamotoです。

今回はヨーロッパのレポート第五弾。今回はポーランド<Garbicz Festival>と、フィンランドのヘルシンキについて。

■初のビッグフェス!
■<Garbicz Festival>

スイスでのギグを終え、次なる地・ポーランドに向けて、スイス在住ウクライナ出身のDJ/プロモーターのSandroの家に滞在させてもらいました。ここルツェルンの自然を堪能して、しっかりと心から癒され充電完了!

早速ベルリンにフライトし、ベルリンを拠点に活躍するDJ/プロデューサー“Kenji Tazaki”君の家に数日間滞在してから、初となるポーランドのフェスティバル<Garbicz Festival>に向かいました。
<Garbicz Festival>は、ベルリンでプレイさせてもらったナイトクラブ“Renate”や“Katerblau”、それに9月にプレイさせてもらう“Sisyphos”といったナイトクラブのパーティが共同開催されるため、世界中から“好き者たち”が参集するアート&ミュージックのフェスティバルです。キャンプしながら山の自然と触れ合い、思いっきり音楽を堪能できて、湖で泳いだり……と、とにかくすべての環境が素晴らしいフェスと言えるでしょう。フロアは全部で6フロアくらいあって、友達のDJたちにも会えたし、バリでお世話になっている<Air Festival>のクルーと同じフロアでDr.Kessler、Bryan Kessler、KLMNなど信仰深いアーティストと同じ場所だったので、初参加とはいえ安心。僕は土曜の夜にプレイさせてもらいました。
この日はスペイシーなディスコからサイケデリックトランス、プログレッシブなハウス、テクノからラストは自分のトラックを混ぜてプレイ! 選曲ががっつりとお客さんにハマったみたいでよかったです。かなり良いフィードバックがいただけて、来年も呼んでくれそうです。やったー!

このフェスはテクノのリカルド・ヴィラロボス、リッチー・ホウティンをはじめ、すごいラインナップなので、僕にとって人生初のビッグフェスティバルへの参加となりました。日本で共演したAsaf Samuel、Mehmet Aslan、Mushrooms Project、Altieriにも会えたし、Shame On Usのライブも見れたし……特にジョン・タルボットのサイケデリックなスペイシーなセットはめちゃくちゃ感動的でした。次に繋がるいろいろな出会いもあり、本当にこの<Garbicz Festival>に出れたことは大きなステップになるし、楽しい思い出にもなりました。
■ヘルシンキの<Flow Festival>では
■旧友Dubby&Chee Shimizuに遭遇

さて。その<Garbicz Festival>から再びベルリンに舞い戻り、2日間滞在してゆっくりして疲れを取ったところで、初のフィンランドはヘルシンキへフライトします。ヘルシンキは<Flow Festival>のアフターパーティで2ギグ。会場はKaikuとClub ääniwalliでプレイとなりました。
ヘルシンキのホテルに着くと、街を散策して早速レコ屋巡りをしました。で、Tannerでランチしようと思って着いたら今回ブッキングをしてくれたLil Tonyさんがいて、タイミングよく挨拶できました。Tonyさんは、ヘルシンキではクラブ、カフェ、レストランといろいろと経営されている偉大な方。Tanner内のレコ屋で2枚ゲットしてからランチです。ランチが終わってから、Tonyさんがヘルシンキの街をガイドしてくれました。ヘルシンキの街並みはとても綺麗で感動です。
アテンダーから<Flow Festival>でDubbyさん、Chee Shimizuさんも来てるよと聞いて、早く会いたいなーと思っていたら、たまたまTannerでディナーしている時にDubbyさんがプレイしていてナイスタイミングで会えてラッキー。ディナーの後は一緒にミュージアムに行ったロシアのDJ、TimofeyとKaikuにてプレイとなりました。Timophyのセットはロシア感(?)が出ていてクールなセット。僕はTimophyから引き継いでラストまでプレイです。この日はディスコ、ニューウェーブ、ポストパンク、ハウスなども混ぜてチョイス。写真を撮るタイミングもなく(T T)、終了。
翌日は起きてから、<Flow Festival>へ。「Red Light Radio」のJamie Tylerや、RAステージでプレイしていたヤング・マルコに久しぶりに会えたのが素敵。そしてDubbyさんとも、また会えてよかった。ちなみにDubbyさんとChee Shimizuさんは僕がリトアニアに出る日だったので残念ながら深いコミットできず……。ところが一度ホテルに戻り、TannerでディナーのタイミングでChee Shimizuさんがプレイしていて、結果オーライとなりました。
ディナーを終えて、今回のメインギグとなるClub ääniwalliへ向かいます。ここヘルシンキでトップクラスのクラブと聞いていてとても楽しみなベニューです。実際サウンドシステムも素晴らしいし、お客さんのノリもよかった。さすがです。この日はスペイシーでサイケデリックなディスコからテクノ〜ハウスをセレクトしました。Club ääniwalliは店内ビジュアルもカッコよくて終始ご機嫌でプレイさせてもらいました。

さあ、翌日は朝からリトアニアへフライトです!

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