【RUSH BALL 2018 クイックレポ】Wi
enners I’ll be back! 全力疾走で
駆け抜けた3年ぶりの晴れ舞台

RUSH BALL 2018【ATMC】 Wienners
「戻って来たぜ『RUSH BALL』! 20周年に最大級の感謝を込めて、Wienners始めるぞ!!」(玉屋2060%・Vo/Gt、以下同)2015年以来3年ぶりの出演となったWiennersは、しょっぱなの「TRY MY LUCK」から男女ツインボーカルでフルドライブする「これぞWienners!」なバンドサウンドが炸裂! その音に引き寄せられるように、遠巻きに見ていたオーディエンスもステージ前に次々と駆け寄ってくるなど、どうやら初見の『RUSH BALL』民も大好物の模様。
Wienners
続いても、古今東西のことわざや四字熟語をポップミュージックにブチ込んだ「TRADITIONAL」でアゲにアゲ、そのままスタッカートなビートで乗せて「『RUSH BALL』、踊ろうぜ! そこの日陰にいるあなたも」と玉屋が煽れば(笑)、見る見るうちに人だかりが巨大化していく。グルーヴはジャンルを、知ってるも知らないも超えて、人を引き寄せる。そんな光景を現実にする「恋のバングラビート」の、Wiennersの音楽の熱量たるや……。
Wienners
「『RUSH BALL』は皆さんに遊び場を提供して20年。今年で10周年の俺たちを、また呼び戻してくれてありがとう。与えられた時間に余すことなくブッ込んでいこうと思ってます!」との雄叫びと共に「LOVE ME TENDER」から始まった後半戦は、「まだまだ踊り足りないだろ?」と容赦なく火にガソリンを注ぐように、すぐさまキラーチューン「蒼天ディライト」を投入! そこには、玉屋が「ほら絵に描いた超絶景」という歌詞をもじって「サンキュー超絶景!」と叫ぶのも納得のハッピーな光景が目の前に広がる。そう、音楽は人をここまで楽しくさせるのだ。
Wienners
最後は、アサミミエ(Vo/Key/Sampler)がメインボーカルを務める「愛鳥賛歌」で大盛り上がりのエンディング。「またライブハウスで会いましょう!」という言葉を残して全6曲25分を全力疾走で駆け抜けた、Wiennersの3年ぶりの晴れ舞台だった。

文=奥“ボウイ”昌史 撮影=渡邉一生
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