「Fate/Grand Order」TV＆劇場アニメ
化決定　“英雄王”ギルガメッシュが
登場するティザーPV公開

(c) TYPE-MOON / FGO7 ANIME PROJECT　TYPE-MOONの人気スマートフォン向けゲーム「Fate/Grand Order」（FGO）のアニメ最新作の制作が決定した。原作ゲーム第1部から、人気エピソード「第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア」をテレビアニメ化、「第六特異点 神聖円卓領域 キャメロット」を劇場アニメ化する。

　原作「FGO」は、歴史、伝説上の偉人や神々が魔術師（マスター）に英霊（サーヴァント）として召喚されて戦い合う「Fate」シリーズのスマホ向けアプリゲーム。破滅が確定してしまった人類の未来を取り戻すため、たったひとり残ったマスターが、さまざまな時代の特異点をめぐる旅路を描く。アニメ版は、16年に「Fate/Grand Order -First Order-」、17年に「Fate/Grand Order -MOONLIGHT/LOSTROOM-」ほかがスペシャル番組として放送されている。

　テレビアニメ「Fate/Grand Order 絶対魔獣戦線 バビロニア」は2019年に放送。監督に「ダーリン・イン・ザ・フランキス」副監督の赤井俊文を迎え、キャラクターデザインを「冴えない彼女の育てかた」の高瀬智章が担当する。アニメーション制作は、「Fate/Apocrypha」のA-1 Picturesが4月に新設したCloverWorksが行う。「FGO アニメーションプロジェクト」公式ポータルサイトでは、男性主人公と、彼に従うデミ・サーヴァントのマシュ・キリエライト、バビロニアの“英雄王”であるギルガメッシュらが登場するティザーPVも公開されている。

　「劇場版 Fate/Grand Order 神聖円卓領域 キャメロット」は、前編「Wandering; Agateram」と後編「Paladin; Agateram」の2作品が制作され、「攻殻機動隊」シリーズや「銀河英雄伝説 Die Neue These」のProduction I.Gがアニメーション制作を担当する。