【インタビュー】FlowBack「「イケナ
イ太陽」で僕たちの武器がひとつ増え
た」 新作からセブ島での思い出など
5人の“夏”満載!

夢に向かって突き進む、“逆流系”アーティスト・FlowBackの新作は、“夏”をテーマにしたコンセプトアルバム『SUMMER TRIP』。「普段のオリジナル作ではできないものに挑戦した」という本作には、カバー曲もさることながら、彼ら史上もっとも爽やかな、セブ島で撮りおろした写真集も初回限定生産盤に付属している。夏らしさ満載のセブ島は、なんとREIJIの故郷!親戚中が集まったという島での思い出や、メンバー各人の夏の思い出など、インタビューでも夏らしさ満載!
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■REIJIの人気が半端ない!撮影で訪れたセブ島でのエピソードを告白
――まずは収録曲について伺います。カバー曲が2曲収録されていますが、意外な選曲ですよね。ORANGE RANGEの「イケナイ太陽」を選んだ理由は何ですか。
TATSUKI 夏がテーマなので、僕らが普段やらないような曲をいかにFlowBackらしくできるかという、挑戦の意味もありました。この曲で、僕たちの武器がひとつ増えたって感じ。
MARK うん、ライヴですごく盛り上がる!FlowBackの曲とは違う盛り上がりだよね。
REIJI FlowBackにも一体感を作れる曲はあるけど、通りすがりの人でも盛り上がれる曲になりました。
――もう1曲は、YUIさんの「SUMMER SONG」ですが、女性の曲っていうのも意外でした。
JUDAI カバーって案が出たとき、女性のアーティストの曲があってもいいんじゃないかって話になったんです。それで、TATSUKIくんが「SUMMER SONG」を提案してくれて。
TATSUKI 夏曲のカバーと聞いて一番最初に思いついたのが、この曲でした。学生時代から聴いていた曲だし、「イケナイ太陽」とはまた違った、新しい一面が出せる気がしたし、振り付けのイメージもすぐに頭に浮かんだので。ライヴでやるのが楽しみ!
――残り5曲のFlowBack曲も夏らしさがポイントなんですね。「Wake Me Up」はインディーズ時代の曲ですが、「2018 ver.」となっています。どういう変化があるのですか?
TATSUKI リミックスして、サウンドが結構変わっています。この曲って、ライヴでみんなと一緒に盛り上がる曲なんです。インディーズ時代からやってきたこの曲が、夏に向けて進化を遂げた感じかな。
MASAHARU JUDAIのラップだけは、録り直しているんです。
JUDAI はい。インディーズ時代と比べると、うまくなっているかな(笑)。変えたい部分と、変えちゃいけない部分を意識しました。変えたのは、基本的にフロー。昔は勢い任せだった(笑)。でも伝えるべき想いは、フローも変えていない。そこをチェックしてほしいですね。
MASAHARU すごく良くなったよね。サウンドがめちゃくちゃ変わったから、その新しいトラックにちゃんと合うフローになって。うん、成長していますよ。上からじゃないけど(笑)。メンバーとして、成長を感じています。
――夏がコンセプトということで、セブ島で撮影した写真も夏っぽいですね!セブ島は初めて?
REIJI 僕の母が、セブ島出身なんです。だから僕は、故郷に帰るって感じ。今回は、メンバーと一緒に帰れたのがすごく幸せで、次はライヴで帰りたいな。
JUDAI ご飯がめっちゃうまかったです!その中でもカキ!食べまくった(笑)。
――おもしろい出来事、ありましたか。
TATSUKI REIJIの親戚の家に、みんなで行ったんです。親戚が集まって、パーティしてくれました。
REIJI いとこが45人くらいいて。多すぎて、ビックリ(笑)。JUDAIが小学生のいとことダンスバトルしていたよね(笑)。
JUDAI さすが、REIJIくんの血筋。子どもにも、ダンサーの血が流れていた(笑)。カルチャーが違いますよね。すごく夜遅い時間なのに窓全開で、スピーカーで音をガンガン出しているんです。住宅街だから苦情がくるんじゃないかと思ったら、近所の人も集まってきて楽しんでいる。
TATSUKI 子どもたちもすごくノリノリなんですよ。言葉は通じないのに、コミュニケーションできました。
REIJI セブ島の人は、みんなパリピですね(笑)。
MARK 人間だけじゃなくて、猫も集まってきていたから、MASAHARUくんもニコニコだったね(笑)。僕は“メンバーと海外に行きたい”ってずっと思っていたから、行けて良かった。これを機に、プライベートでも行きたいね。すごく楽しかった!
TATSUKI 今までにないくらいに、REIJIがカッコよく見えたんですよ(笑)。僕たちにウニを売りつけてくるお兄さんをタガログ語で断ったりして。
MASAHARU そうそう。「こんなにタガログ語ができるんだ!」ってビックリした。でも、途中に「あの~」とか「えっと」とか、日本語が入っちゃう(笑)。
JUDAI フィリピンでのREIJIくん人気、半端なかった!空港やカフェでも、女の子たちがREIJIくんを見ているんです。フィリピンのイケメン!
MASAHARU 現地の子たちと記念撮影したときも、女の子はみんなREIJIくんの周りに来たし。
REIJI ステキな時間でした(笑)。
■親にバレて怒られた!MASAHARUの意外とやんちゃな子供時代
――ひと足先に夏の思い出を作ったみたいですね。ところで、これまでの夏の思い出といえば?
JUDAI 学生のとき、友だちと江ノ島に行ったんです。海でプカプカしていたら、ナイフで刺されたんじゃないかってくらいの痛みを感じて。痛すぎて溺れそうになって、ライフセーバーさんに助けてもらったんだけど、クラゲに刺されていたんです。そのときの痕が未だに残っているんですよ……。でも、地元の女の子たちが寄ってきて、優しくしてくれたのはいい思い出です(笑)。
TATSUKI 僕は上京したばかりに友だちと住んでいた部屋にエアコンがなくて、小さい扇風機とうちわで2年間、夏を凌ぎました。暑かった~。「今はエアコンある所に住めたよ!」って、当時の自分に言ってあげたい(笑)。
REIJI 高校時代の電車で行く海もいいんだけど、車で音楽を流しながらサーフボードを積んで行く海っていうのは、大人ならでは。サーフィンしたり、現地の人とバーベキューしたり、今までと違う海の楽しさを知るというか……。サーフィンは1回やるだけで、背筋が壊れそうになります(笑)。今、立てるように、練習している最中。
MARK 中学生の頃って、どこでも自転車で行くじゃないですか。それで、毎年友だちと2時間くらいかけて自転車で東京サマーランドに行っていました。あの頃は楽しみがあると、前日の夜眠れなかったなぁ(笑)。オープンの時間からクローズまで遊んで、また自転車で2時間かけて帰ってヘトヘト。違う学校のかわいい女の子に「話しかけようぜ」って言っても話しかけられなかったり(笑)。男だけだから、アホみたいなことをしていましたね。
MASAHARU 僕は小学生の頃、祖母の家によく行っていました。虫が好きだから、田舎で虫を獲って持って帰りたかったけど、親に「ダメ」って言われて。それで、コオロギを捕まえて、帰る前日に車に隠して持ち帰ったんです。ベッドの下でこっそり飼っていたんだけど、餌をあげる時に脱走しちゃって、親にバレて怒られました。
MARK コオロギに、名前付けるの?
MASAHARU 付けるんだけど、コオロギって特徴がないんだよ。わからなくなっちゃう(笑)。
――今年の夏は、ツアーが思い出になりそうですね。
TATSUKI 季節をテーマに作るライヴは、初めて。夏祭りじゃないけど、みんなで楽しめるライヴにしたいですね。
JUDAI うん。今までは「FlowBackってこういう人間です」っていうのを出す感じだったけど、今回はファンのみなさんと一体になるのを楽しむライヴになりそう。初めて観に来てくれる方も多いと思うので、FlowBackのカラーを出しつつ、みなさんと一緒に最高の夏を締めくくりたいです。平成最後の夏を!
文/坂本ゆかり

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