ポイズン「新作の制作、メンバー全員
が乗り気なわけではない」

ライブ活動は活発だが、ニュー・アルバムは10年以上リリースしていないポイズン。新作を制作することに関して、メンバー全員の意見が一致していないという。
『St. Louis Post-Dispatch』によると、ベーシストのボビー・ダルは、自身は乗り気だが、全員が賛成しているわけではないと、こう話したという。「誰とは言いたくないけどね。でも、できたら素晴らしいと思うよ。俺は完全にやる気がある。レコーディングのために3~4ヶ月、4人のメンバーのスケジュールを押さえられるかだ」
ポイズンが最後にアルバムをリリースしたのは2007年。ザ・ローリング・ストーンズやデヴィッド・ボウイらのカバー・アルバム『Poison’d』だった。オリジナルのスタジオ・アルバムとなると、2002年の『Hollyweird』以来となる。
キャリアが長く、いくつもヒット曲があると、ライブでプレイしても代表作ほど興味を持ってもらえない新曲をわざわざ作る意味があるのかと考えるアーティストは少なくない。ポイズンにも、過去、そう口にしたメンバーがいた。
しばらくライブに専念し続けることになりそうなポイズンは、この夏はチープ・トリック、Pop Evilと北米ジョイント・ツアー<Nothin’ But A Good Time 2018>を開催。5月18日にスタートした。
Ako Suzuki

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