斎藤工、笹川美和の生歌唱に賛辞 映
画制作との関係を明かす「先に決めた
のはこの曲が使えるか否か」『blank
13』トークイベント

5月11日、映画『blank13』生歌唱付きトークイベントが東京・シネマート新宿で開催された。イベントには、メガホンをとった齊藤工(斎藤工)と、主題歌を担当した笹川美和が登壇している。
映画『blank13』は斎藤工が齊藤工としてメガホンをとった作品。借金を残したまま失踪していた父親が13年ぶりに見つかったことから始まる家族の物語だ。主人公を高橋一生、父親をリリー・フランキーが演じ、松岡茉優、神野三鈴、伊藤沙莉、村上淳、佐藤二朗らが出演。笹川美和は、主題歌としてハナレグミのカバー「家族の風景」を歌っている。
映画本編の上映後に開催したトークイベントでは、笹川の「家族の風景」歌唱からスタート。笹川がピアノを弾きながら優しい歌声で会場を包むと、涙を流すファンの姿も。続いて登壇した齊藤も彼女の歌に拍手を送りながら、「夢のようです」と賛辞を送り、ステージに上がった。
笹川美和 Photo=田中聖太郎
齊藤は、笹川が歌う同楽曲を聴いて映画を作ることにしたそうで、「ラストシーンにこの楽曲がかかるというのが条件で、キャストよりも先に決めたのはこの曲が使えるか否かでした。ある意味で曲が主人公の作品」とコメント。映画を制作するにあたり、曲を聴きながらロケハンしたことも明かしている。
左から、笹川美和、齊藤工(斎藤工) Photo=田中聖太郎
笹川は、齊藤から本編を観たときの感想を尋ねられると、「すごく良い使われ方をしていたので申し訳ない気持ちでいっぱいです。長くみなさんに愛してもらえているのはやっぱり嬉しいです」と語った。
和やかなトークが続く中、最後に齊藤は、「自分は楽曲が最後にあるということに向かって作品を作っていく人間だなということ気付いた。いかに音楽に頼っているかということと、それが間違いでないということが確証としてある」と述懐。笹川も「音楽って目に見えるものでも触れるものでもないんですけど、でもなぜかそこからイメージが膨らむという不思議なもの」と語った。
笹川美和 Photo=田中聖太郎
なお、笹川は5月13日(日)に15周年記念公演『笹川美和 Concert 2018 〜新しい世界〜』を日本橋三井ホールにて開催。2010年に出演した『FUJI ROCK FESTIVAL』以来の夏フェス『オハラ☆ブレイク』への出演も決まっている。

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