SKY-HI、ツアー完遂!圧巻の36曲パフ
ォーマンスで熱狂!

3月1日から全国15ヶ所19公演が開催された『SKY-HI TOUR 2018 -Marble the World-』が、4月28日ロームシアター京都メインホールにてファイナルを迎えた。

昨年は初の日本武道館公演や、上海、台湾、香港、ロサンゼルス、ニューヨーク、パリでの海外公演も行ない、今年は幕張メッセイベントホールでの公演も成功させるなど、今やヒップホップシーンのみならず、幅広い層からの熱い注目を集めるようになっている。
アーティストのツアーは新作のアルバムをリリースした後に、そのアルバムをひっさげたツアーを行うのが通例になっているのだが、今回は昨年ライブ会場限定でリリースされたシングル「Marble」の世界観を踏襲したツアーとなっている。
オープニングでは、ギター、ベース、ドラム、キーボード、DJ、ホーンセクション、コーラスによるバンド+4人のダンサー、計14人によって構成されているファンにはお馴染みの“THE SUPER FLYERS”が登場し、FLYERS(SKY-HIのファンの通称)からの大きな歓声が上がった。そして「さぁパーティーを始めよう!」という声をきっかけにSKY-HIが登場した。
1曲目「BIG PARADE」ではSKY-HIの歌に合わせて、ホーンセクションとダンサー、コーラスが一緒に踊りながら、まるでパレードでも行われているかのように、会場全体が明るい華やかな雰囲気のオープニングとなった。そこからはSKY-HIの歌だけではなく、高速RAPやエネルギッシュなダンス等に、THE SUPER FLYERSのパフォーマンスを乗せ、さらに照明や映像の演出で極上のエンターテインメントを提示し、FLYERSを魅了していった。
「One Night Boogie feat. THE SUPER FLYERS」の合間には、メドレーが披露された。そこでは自身の楽曲だけではなく、Michael Jackson「Beat it」、Mark Ronson「Uptown Funk ft. Bruno Mars」、Earth, Wind & Fire「September」も演奏され、ビッグバンドだからこそ出来るファンキーでありロックな演出で、ライブならではの楽しみを見せつけられた。
その後、ピアノの弾き語りでは歌に込められたメッセージをシンプルに届け、新曲でゲーム『新ガンダムブレイカー』のオープニングテーマになっている「Snatchaway」、「Marble」から「カミツレベルベット」を披露してこのツアーの幕が閉じられた。
このライブは”ベストライブ”といっても過言ではない36曲を歌唱しているのだが、まるで1つのストーリーを見ているようで、そこには彼なりの熱いメッセージと沢山の愛情が込められていた。
SKY-HIは6月にシングルのリリースや、夏の大型フェス「VIVA LA ROCK 2018」、「SUMMER SONIC 2018」などの出演も決定しており、まだまたこの勢いはとどまることなくスケールアップしていくことだろう。

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