月ごとにテーマを変えて、様々なひとに選曲をお願いしてきた「MIXTAPE」企画。今回のテーマは、ずばり東京。東京と名のつく曲はたくさんあるし、いろんな人が東京に対する思いを持っている。だけど、東京は広い。場所によって、聞こえてくる音も思い出す曲もちがう。東京出身のひとも、地方から出てきたひとも、いまは遠くから東京を眺めるひとまで。「東京」をテーマにどんな曲を選ぶのか。
近年ではフライングロータス自身の映画監督作品「KUSO」に、エイフェックスツイン、サンダーキャットと共に楽曲提供を行い、またナイルロジャース、CHICへギターリストとして参加するなど、演奏者としても活躍しているサウンドデザイナー、音楽家 AKIRA YAMAOKA の東京。

uchuu; 『FLY』

カップリングの『SHINJUKU SHADOW DANCIN’』にしようか悩みましたが、こちら『宇宙人ワナワナ』で。
電波感満載なのは、まさにザ・東京ですね。歌詞に出てくる「フォボスの街」は東京の事を言ってるはずです。
いつかマナマナに会えるかもしれない街、それが東京です。

DragonForce 『The Game』

東京といえばThe Comes、The Comesといえば『人間狩り』を思い出します。
本気で狩るんですが、機械になっちゃうんですが、チトセの叫びから感じるのは何処か届かない、狩れない私。
心憂い、有痛性を孕んだ東京を見事に歌っている曲だと思います。

Azymuth 『Fly Over The Horizon』

寺山修司『田園に死す』なんですが、どこにも東京感ないどころか恐山なのですが、J.A. Seazerって東京感あると思うんです。
東京という地には、面妖な液が亀の歩みの如く地下深くから溢れてきている、そんな様を感じさせる音楽です。

黒沢良、麻里エチコ 『おじさまいや?

これぞ東京の毎夜の姿です。みんな黒沢良に憧れ育つのが東京の男です。
麻里エチコと付き合いたい、そんな事ばかり考えてしまうようになってしまう。これが東京の恐ろしさたるや。


AKIRA YAMAOKA「東京の音楽」はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

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