子連れで海外旅行! 経験ママがすすめ
る、快適に楽しむコツ

子連れでの初海外旅行! 飛行機は? 宿泊先は? 子連れ海外経験者がお勧めしたいあれこれをご紹介します。

年末年始のご予定はもう決まりましたか?
長期休暇だから海外へ!という人も多いかと思いますが、何かと不安や心配事が多い子連れでの海外旅行。
【飛行機】子連れ旅行を快適にするために、事前にすべき5つの対策とマナー
飛行機は?宿泊先はどうする?
このたび、子連れで初海外してきた筆者が旅を楽しむあれこれをご紹介します。
飛行機、航空会社のおすすめは?海外旅行へ行こう!となるとまず最初にするのは飛行機の予約。
そして、子連れの旅行で一番気がかりなのも飛行機ではないでしょうか。
グズったり泣き出したり暴れたり…の非常事態に、密室で逃げられない、というのは
パパママにとっては緊張する時間ですよね。
長時間のフライトともなると、大人でも疲れがたまってきますし、できるだけ快適に過ごしたいものです。
筆者が今回行ったのはフィンランド&ノルウェーの北欧2ヶ国。
東京⇔フィンランド間は直行便で行き9時間半、帰り8時間半、と意外や意外、ハワイと変わらないくらいの距離なのですが、それでもやはり長距離です。
行きはフィンエアー(フィンランド航空)、帰りはJAL(日本航空)を利用したのですが、フィンエアーのきめ細かなサービスもさることながら、ファミリーでの旅行にオススメしたいのは断然JAL!
従来のエコノミークラスより足元スペースが最大10センチ拡大した「JAL SKY WIDER」「JAL SKY WIDER II」という新しいエコノミークラスが想像以上に快適!
座席がそのものが薄くなっているので、より多くのパーソナルスペースを確保できますし、シートもクッションが効いていて座り心地良し。ペットボトルホルダーやPC電源、USBポートなども設置されているので、何かと荷物が嵩張りがちな子連れ旅行でもごちゃごちゃすることがありません。
機内エンターテインメントではキッズ用プログラムが用意されており、10月は映画「インサイド・ヘッド」が上映されていました。
また、ネットで事前に座席指定もできるので、航空券を購入した際はできるだけ早めに良さそうな座席を確保しておきましょう。
我が家は最後尾を押さえたのですが、離陸着陸時以外は座席をフルリクライニングできますし、オススメです。
これらのシートはいわゆるボーイング777、767、787という機材で使用されており、導入路線も次々と拡大中。
子連れ旅行の定番ハワイ、ホノルル行きの便でも勿論使われていますし、11月30日からは
アメリカ、ダラス行きの就航がスタート。
本音を言えば、是非ともビジネスクラス、プレミアムエコノミー席に乗りたいものですが、
この「JAL SKY WIDER」シリーズはエコノミーでも十分にくつろげる、と自信を持ってオススメします!
ANA(全日空)でもJALと同様に従来より快適なエコノミー席が展開されており、子連れでの旅行にはやはり安心が第一かも…と改めて日系の航空会社の良さを感じました。
子どもがもう少し大きくなったら、欧米系の航空会社を候補に入れたいなと考えています。
機内で子どもが退屈しないためには…?
機内では寝て欲しいから…「搭乗」までの過ごし方長いフライト、あわよくば機内で寝て欲しい…というのがパパママとしては切実に願うところ。
そのためには搭乗前に十分に遊ばせて疲れさせたいところですね。
成田空港には複数のキッズスペースがありますし、羽田空港にも出国手続き後に利用できるキッズコーナーが。
これらのスペースでたっぷり遊ばせるのはもちろん、空港内を探検するのもいい運動に。
国際線の搭乗は基本的に2時間前には空港に到着するのが目安ですが、子連れだと事前におむつ替えをしたりトイレを探したり、軽食を取ったりしていると、すぐに時間が経ってしまいますのでプラス1,2時間くらい余裕を持っていても十分。
搭乗に間に合わない!!ということがないように、時間の配分には気をつけたいですね。
必需品はコレ!「機内」での過ごし方いざ、搭乗して出発!到着までお子さんはご機嫌に過ごしてくれるでしょうか?
フライトの間、家で過ごすのと同じように飽きない工夫をしたいものですね。
今回、旅行のために購入してよかった!と一番実感したものはタブレット端末。
子どもが楽しめるコンテンツを集めるにはいまやデジタルデバイスは欠かせませんが、機内ではWi-fiサービスに申し込んでおかないとインターネットの接続ができないので、オフラインでも楽しめるコンテンツをあらかじめ用意しておきましょう。
今回、我が家が利用したのはレンタルビデオサービス。Amazonビデオで子ども向け映画を数本レンタルしておきました。
作品をレンタルしてから視聴を始めるまで30日間の保有期間があるので、フライトの前にレンタルを済ませ、デバイス側にダウンロードしておきます。
視聴を開始したら24時間以内または48時間以内に視聴を終了する必要があり、その時間内であれば繰り返し見ることが可能。
視聴期間を過ぎると、ビデオはビデオライブラリから自動的に削除されるので再購入してしまうなどの心配も不要です。
レンタルではなく、購入すれば何度でも無期限で視聴可能ですが、フライトの間だけと考えるのであればレンタルのほうがずっと安価なので、使い分けしてもよいかも。
作品のラインナップが豊富なitune storeも検討したのですが、Amazonビデオのほうが少しお手頃なものが多かったので、こちらを利用しました。
その他、娘が夢中で遊んでいたのはお絵描きアプリ!
「音が出るお絵かき for iPad」「ミキハウス うごくおえかきえほん うごかき」という2つのアプリをインストールしておきました。
いずれも、指で画面に触るとクレヨンやスタンプで絵が描けるというシンプルな知育アプリで、音が出るのも子どもには楽しいようです。
我が娘はまだ2歳なので、これくらいの簡単なもので十分でしたが、もっとハイクオリティな
ものもありますし、お子さんの月齢に合わせたアプリを搭載しておくのが良いと思います。
また、飛行機を降りた後、インターネットが使える環境であればYoutubeで動画を見せたり、時間つぶしとしても使えました。
我が家はiPad miniを購入しましたが、もちろんノートPCやスマートホンでもアプリを楽しむことは可能なので、お持ちのデバイスを最大限に活用してください!
またアプリを使っていると電源を結構消費するので、充電器も忘れずに!
デジタル以外のお楽しみ&周囲への気配りも
また、アナログなお楽しみグッズ、クレヨンと塗り絵、シールブック、絵本なども揃えておきました。
機内食も好んで食べるかは怪しかったので、スティックパンを一袋入れておき、小分けにした
おせいべい、ビスケットなども携帯。
これらは全ていつも使っているマザーバッグに入れておき、機内持ち込みの際も荷物置きには入れず、足元に置いてすぐ取り出せるように。逆に飲み物は機内サービスでもらえるので、空のストローマグを1つ用意しただけ。
ただ、気圧の変化で耳が痛くなってしまうお子さんも多いので、うまく耳抜きできるように
小さいジュースのパックやミルクなどを入れておくのも良い方法ですね。
周囲への配慮に…役立ったのはあのグッズたくさんお楽しみグッズを用意しておいても、どうしても退屈してしまう、うまく寝られない…と不機嫌になってしまうのは避けられません。
そんな時は機内を散歩したり、窓の外を眺めたり、で気晴らしをしたいところですが、泣き出してしまったらなかなかおさめることはできませんよね。
そんな時のために、用意しておいたのが耳栓。
周囲の皆さんに配るために100円ショップで大量に買い込んでおきました。
渡す際に「小さな子がいますので迷惑をかけるかもしれません」と声をかけたのですが、ちょっとしたコミュニケーションにもなり、気持ちのよいフライトを後押ししてくれたように思います。
「気にしないでください」とおっしゃってくれた方も多く、旅慣れている人は自分で耳栓を持参しているので必要ないということもありましたが、個人的には持っていって正解だったアイテムです。
旅先での宿泊先の選び方
宿泊先はホテルだけじゃない! アパートメントはいかが?今回、宿泊したのはホテルではなくキッチン付きのアパートメント。
物価の高い北欧に行ったので、外食するよりもできるだけ自炊しよう、という考えの下で予約したのですが、ホテルを取るより部屋も断然広く、宿でゆっくり休むこともできて、いい選択でした。
洗濯機もあるので、着替えをたくさん持っていかなくて済むというのも、子連れ旅行のメリットだと思います。
ハワイなどはコンドミニアムのような宿泊施設も普及していますし、これから当分子連れ旅行はホテルよりアパートメントだな!と決意しました。
まとめ飛行機から宿泊まで、徹底的に準備して旅に臨みましたが、やはり子連れの旅行は思った以上にハードで疲れるものでした。
子どもの月齢、性格、親の体力や旅行慣れしている程度にもよりますが、とにかく大事なのは「予定を詰め込みすぎない」「時間に余裕を持つ」ことだと思います。
大人だけで旅行する場合の6~7割くらいのスケジュールで動くのがベストかも知れません。大人が疲れるのと同様に、子どももいつもと違う環境で疲れが溜まりやすくなり、機嫌が悪くなってしまう場面も考えられます。
しかし、子どもが旅行を楽しんでいる姿は、何よりの思い出になります。
みなさんも、これから楽しい旅行計画を立てて、素敵な休暇をお過ごし下さい!

ウレぴあ総研

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