【インタビュー】佐藤二朗×白石麻衣
“やれたかも”エピソードを鋭く判
定 個性溢れる“委員会”メンバーが
魅力を語る!
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佐藤 僕が演じる「やれたかも委員会」主宰者・能島譲は自分自身も恋愛ベタで、それゆえに命がけと言うくらい本気で相談者のために判定しようとする誠実な人物なんですね。だから、あえて“笑い”は封印して相談者に寄り添う不器用な能島を演じることだけを考えていました。
白石 私が演じる月綾子は能島さんとは反対で、相談者の話を女性目線でビシバシ冷静に切っていく役なので、男性の夢を壊すくらい淡々とした話し方を意識しました。
佐藤 笑いのかなり大きな範囲を白石麻衣が占めています。
白石 ありがとうございます(笑)。
佐藤 これはね、孝之も言っていたんだけど、やっぱりアイドルってすげーなって。というのも、今回は全8エピソードを5日間で撮る過酷なスケジュールでございまして。睡眠時間も3〜4時間だったから撮影の空き時間に寝ればいいのに、僕と孝之は騒いだり回転する椅子でクルクル回ったりして遊んじゃうわけですよ。でも白石さんは体力を回復させるために、ここで寝る!ってときはちゃんと寝る、静かに寝息も立てずに。
白石 そんなことないですよ(笑)。
佐藤 いや、白石さんは3人の中で間違いなく一番、大人でした。
白石 でも実は私、最初は緊張していたんです。
佐藤 緊張していたの?全然、見えなかった。
白石 回転椅子で遊んだり、ホワイトボードにいたずら書きをするおふたりのお茶目な姿を見ていたらだんだん肩の力が抜けてリラックスできたんですよ。
佐藤 でも、孝之は白石さんの経歴に『やれたかも委員会』ってタイトルがあっていいのかって最後まで心配していた。
白石 いやいや、むしろ光栄です(笑)。
■プライベートでは聞き役?話し役?自身の性格を自己分析!
佐藤 僕、若い時はわかってほしいとか、芝居を知ってほしいとか認めてほしいって気持ちが強かったので話す方だったんです。でも、40歳くらいから相手の芝居を受けるのがすごく楽しくなり、人の話も聞く方が多くなった。それは自分から発信しなくても、凄く有り難いことにみなさんに知ってもらえるようになった“余裕”がそうさせたのかもしれないけど、単純に人の話を聞いて刺激を受ける方がおもしろいって気付いたんですよね。
佐藤 される方かな。舞台の後輩とかに、芝居のことだけじゃなく恋愛の相談もされます。孝之は人の恋愛に関しては「好きにすれば」って興味ないらしいけど(笑)、僕はすごく楽しい(笑)。明確なアンサーはできないけど聞くのは好きですね。
白石 私もグループ内でもどちらかというと受ける方。今は三期生も入ってきたので、その子たちの話をよく聞いています。自分からはあまり相談しないタイプです。
佐藤 西野七瀬さんとかはどう?
白石 なーちゃんもあまり感情は出さないかも。乃木坂46っておとなしい子が多いから、わりとみんな聞き役なんです。
佐藤 やっぱり精神年齢が高いんだ。だって「イヤ〜!」とか、「キャ〜!」とかならないでしょ?
白石 なりますなります!
佐藤 ウソ?「マジで〜?」とかも言うの?
白石 「マジで〜」はないですけど、テンションは上がりますよ(笑)。
佐藤 世の中にはすぐ“やれてしまう”、羨ましい人っているじゃないですか。そういう人たちに対する半分負け惜しみではあるけど、“やれたかもしれない”残念な夜がある方が人生の色合いとしてカラフルな気がするんです。このドラマはそれを聞いている委員会メンバーも真剣だし相談者も真剣で、回によっては人生哲学みたいな話もあるので、男女複数で観てみんなで判定しあってほしい。ちなみに能島は相談者に感情移入しているので「やれた」判定が多いですけど、僕的に半分は「やれなかった」と思っています(笑)。
佐藤 そこは冷静。あんなに何でもかんでもやれるわけないでしょ?
白石 男性のそういう本音とか心理とかもわかるから、これは女性も必見ですよね。
佐藤 乃木坂46メンバーも観る?
白石 観て欲しい〜。
佐藤 そこはマストで。でも、10代はまずいか?
白石 10代のメンバーはちょっと…。20歳超えのメンバー限定で(笑)。
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