YOSHIKIのドラム復活、X JAPANライブ
ハウス単独公演オフィシャルレポ

4月10日(火)、11日(水)の2日間に渡り、Zepp DiverCity(東京・台場)にて行われたX JAPANのプレミアムライブ『復活10周年記念 X JAPAN LIVE 2018 アメリカフェス出演直前PREMIUM GIGS 〜YOSHIKI 復活の夜〜』のオフィシャルレポートが到着した。

YOSHIKI
YOSHIKIの首の状態はまだ万全ではないものの、命懸けで自身の限界にチャレンジしようとするYOSHIKIの姿に、約2,500人の観客は熱狂。「JADE」「RUSTY NAIL」「I.V」「紅」など、昨年の日本ツアーでは見ることが叶わなかった、ドラマーYOSHIKIのパフォーマンスは、やはり圧倒的な存在感。会場の熱気がピークに達した「X」では、観客全員がYOSHIKIの復活を祝った大合唱と“歓喜のXジャンプ”で場内を揺らし、約2時間15分にわたる公演で、見事 “X JAPAN復活の瞬間”を見せた。
また、この日特別ゲストとしてX JAPANのコーチェラ前哨戦に華を添えた、ガンズ・アンド・ローゼズのリチャード・フォータスと、リンプ・ビズキットのウェス・ボーランド、そしてMUCCのミヤたち豪華ギタリスト3名の共演も、大いに観客たちを魅了した。
YOSHIKI
都内ライブハウスでの単独公演は、2008年の赤坂BLITZ以来、実に10年ぶりとなった今回、東京ドームの約1/20という、限られたキャパでの特別な空間となった、この“復活の夜”に立ち会えた人はほんの一握り。だが、WOWOWでの放送視聴者、そして日本全国の映画館、香港、台湾、韓国の劇場にて開催された生中継ライブビューイングの観客を含めると、東京ドーム以上の盛り上がりがあったのではないだろうか。
そして今日、なんと本番開始たった数時間前に、SUGIZOのビザ申請が間に合ったという朗報が飛び込んできたことが公演中に発表され、半ば諦めかけていたX JAPANメンバー揃っての『コーチェラ』上陸が叶うという“奇跡”が起こったのである。
YOSHIKI

X JAPANは休む間もなくこの後米国へと旅立ち、X JAPAN“メンバー7人”で、14日と21日、遂にあの『コーチェラ』のステージに降り立つ。世界的アーティストであるBeyoncé(ビヨンセ)、The Weeknd(ザ・ウィークエンド)、Eminem(エミネム)らと肩を並べて、全世界からの注目を集める大舞台に挑むのだ。X JAPANは、「MOJAVE STAGE(モハーヴェ・ステージ)」で、ビヨンセと同時刻にヘッドライナーとして登場することが決定しており、米グラミー賞のオフィシャル・ウェブサイトで発表された、「今年のコーチェラ・フェスティバルで最も期待されるパフォーマンス」に、ビヨンセ、ザ・ウィークエンドと並んで、3アーティストの中の1組として選出されているほど、世界中からの注目を集めている。そんな中、重くのしかかるプレッシャーに打ち勝ち、日本のロックバンドとしてどのようにこの『コーチェラ』の舞台を切り開いていくのだろうか。吹き荒れるX JAPAN旋風に期待したい。
X JAPAN

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