パルプ・フィクションのミアになれる
もんならなりたい


いちばん好きな映画はたぶんエイリアン
vsプレデター、こんにちはそしてはじめ
ましてヘアメイクしています、安藤瞳で
す。



さて観ている前提でお話を進めますが、
パルプ・フィクションのどのシーンが好
きですか?

囚われるブルース・ウィリス?いやわか
るけど。







部屋にあるサントラだったり、喫茶店に
ポスターとして現れたり、煙草を吸う女
の子っていいよな、のきっかけになった
り。何故か観たことあるビジュアルだと
思います、ミア。

何がいいたいかっていうと君の好きな人
は絶対ミアのことが好きだよっていう事




パルプ・フィクションのヒロインになる

ミアといえばボブ。サブカル枠人気ヘアスタイル第1位のボブ。

でも違うの、レオンのマチルダでもないし、アメリ程攻めたカットラインもしていない。
上品だけど頑張りすぎてないワンカールと艶のある前髪が大人の女というか余裕を感じます、ずるい。
そして、ダンスをするとしゃらしゃら〜って動くんです。
再現するとしたら、32mmのコテでワンカールを少し高めに巻いて、ワックスというよりはオイルで軽めに仕上げます、今どきっぽい。ヘアカラーはミアの画像をおしゃれすぎない美容院へもっていって、これと同じ色にしてくださいで十分。数日後美容師のインスタグラムに並びます。
そして、表情豊かな彼女のポイント眉毛の角度。
アムラーもびっくりの細眉ぐい上げ。

まぶたと眉毛の間にハイライトを入れるとより一層角度がでます。
目元はちゅるんと上がった角度のまつ毛がキャッチー。マツエクも楽だしすっぴんが怖くないんですけど、上下たっぷりのマスカラの方が絶妙にださくてエモい雰囲気になるからかわいい。ブラウンのアイラインで囲むと、虚ろになっても残るあの目ヂカラが手に入ります。
赤いリップはモーヴにみえて、オレンジを感じる色味をしっかりとしたリップラインで。5ドルのバニラシェイクの上にちょこんと座る4ドル分の価値のさくらんぼを加えて焦らすのに結局食べない、食べてよ。

ミアはデート中化粧室にいっても、リップを直すより優先することがあるので、どんどん落ちてるんですよねこのリップ。それでもなんか艶っぽくてやっぱり、ずるい。

ちなみにご飯のあとリップ直す時は先にリップクリーム塗って。馴染ませてからリップ塗った方が綺麗です、焦るな。
指には、CHANELのルージュヌワールといわれるカラーを。
煙草を持つ手元から、ハンバーガーさえも美しく彩るダークチェリー色はもうずっと女らしさだだ漏れのネイルとして安定しているのでは。
違うんだよ、赤っていってもさ、いやそれじゃないんだよの赤。朱赤はオレンジだから、ほら、そんな闘牛が突進してきそうな色じゃないの。血豆の赤です。女の子って結構この色好きだし、プレゼントしたらセンスいいってなるカラーだと思います以後お見知りおきを。
ミアに近づく方法といえば、羽目を外すベクトルを変えたり、ギャングのボスの嫁になったりと近道はあると思うのですが、まずはヘアメイクでどうでしょうか。独特な色気と天真爛漫な笑顔、モテない訳がないでしょ、好きだもんだって。というか好きでしょ?
髪の毛がぐちゃぐちゃでも鼻血やらなんやらでってそれでもユマ・サーマンになりたいじゃん。ついでにキル・ビルにも出たいじゃん。

映画観たことないって人はぜひ、ざっくりお伝えすると、タランティーノの伏線の張り方が楽しいおしゃれトイレ映画。わたしはブッチの彼女がめちゃめちゃ好きです。というかブッチの彼女いいよね。

【使用コスメ】

ヘアスタイリング:N. ポリッシュオイル 全体に馴染ませて

ネイル:100均のいい感じのチェリーレッド(ほんとは CHANEL 18 ROUGE NOIR)

リップ:BURBERRY リキッドリップベルベット オックスブラッド53

THREE シマリングリップジャム 16 COLOR OF SOUL 1:3で混ぜて

アイメイク:Diorンクルール547 アイラインにDior プロ ライナー ウォータープルーフ 582 囲む

アイブロウ:IPSA アイブロウ クリエイテイブパレット赤を少し混ぜて角度をつけてかく


撮影:浅野杏子 http://www.asanokyoko.com/

モデル:木野山ゆう http://yuu-kinoyama.strikingly.com/

ヘアメイク:hitomiandoh  https://www.hitomiandoh.com/

パルプ・フィクションのミアになれるもんならなりたいはミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

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